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【連盟】第32期十段戦 ベスト16(準々決勝)B卓

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第32期十段戦 ベスト16(準々決勝)B卓
※ベスト16となっているが、麻雀は4人で対戦(対局)するのが基本なので実質は準々決勝(クォーターファイナル)となります。

対戦者:藤崎智(八段)vs滝沢和典(七段)vs山井弘(七段)vs野方祐介(四段)
実況:日吉辰哉
解説:猿川真寿
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール
システム:5回戦を行い上位2名がベスト8(準決勝)進出
※所謂、トーナメント形式の2着取り

見所
毎年とは言わないが、なにかと話題を振りまく連盟の十段戦。
(その殆どがホーリーこと堀内正人プロ(フリー)絡みの事件ではあります・・・・。)
まぁそうした事は脇に置いておくとして、準々決勝B卓も面白い4人の対戦となりました。
藤崎智プロは言わずと知れた「麻雀忍者」の異名・愛称を持つ超守備型の面前手役派でダマテンを多用し確実に和了をモノにする雀士。
滝沢和典プロは現在の競技麻雀ブームの火付け役的存在で麻雀界の「タッキー」と呼ばれるイケメン雀士。雀風は藤崎プロに近い守備型ながらTV対局など”ここ一番”に滅法強いタイプ。
山井弘プロはオフェンスマスターと呼ばれるほどの攻撃型雀士。現世界リーチ麻雀選手権チャンピョンでもあります。
そして、こう言っては失礼かもしれないが、全く無名の野方祐介プロ。
A卓では初段戦から勝ち上がったプロがベスト16まで残ったように、麻雀というゲームの性質上、トーナメント戦ではこうした「運」を味方に付けたプロがあれよあれよという間に勝ち上がってくることはよく起こります。
麻雀は「読み」が大事なるゲームですが、待ち読み・手牌読み・山読みの他に人読みと言う対戦者の雀風がインプットされて居るからこそ対応出来る部分もありますが、無名で下位リーグに所属しているプロは上位リーグで戦うプロとは対戦実績がないので、上位プロの武器である人読みが一つ無くなっている状態で、勢いがある無名プロがジャイアントキリングを見せることは往々にして起こりえるのです。
ただし、それには牌効率や手順・手筋など基本部分で出来るだけミスを犯さないこと。そして常に戦う姿勢で対戦する事が大事になるでしょう。

実況は中々の「美声」でもある日吉辰哉プロ。某国営放送のアナウンサーっぽい固いイメージですが・・・・。
解説は起きているのか寝ているのかイマイチ分からないときがある猿川真寿プロです。

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