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第12期女流桜花決定戦のポイントをグラフ化

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1局毎のポイントをグラフにしてみましたよ。
勿論、各局の点棒移動による増減も、連盟公式ルールの原点プラスマイナスの加減順位点方式による増減も加味してます。
7回戦東1局0本場終了時に、今回の最大ポイント差である仲田pと魚谷pの131.1pを10回戦東3局0本場終了時点で捲った魚谷pも凄い。
内田プロは二日目三日目に殆ど手が入って居なかったのが痛い。勝負になるような配牌とツモでは無かった。
石田プロは悔しい惜敗。だが、確か数年前の夕刊フジ杯でも、悔しい負け方をして涙を流して居たのを思いだす。あの時も1牌が押せなくて和了を逃して負けた筈。今回も肝心な時に1牌を押せず(何故切らなかったのかは本人が語らないのでわからないが…)に負けたような気がする。本当に大事な局面で、「バカ」になれるかどうか?強い気持ちがここ一番のタイトルを獲る!事に繋がるのかもしれない。しかし、また彼女はこの悔しい負け方で成長することだろう。

さて、グラフを見ると、10回戦南2局3本場終了時点(116局目)で、4人のポイント差が5.3p!
ただ、肉薄され逆転も途中許したが、その分「足を余して余力を残していた。」とも言える仲田pが最後は全員を振り切って、連覇での戴冠することとなった。
女流桜花のタイトル3回は史上初です。仲田プロおめでとう!!!!!




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【連盟】第11期女流桜花Aリーグ第2節A卓

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二階堂亜樹vs二階堂瑠美vs吾妻さおりvs平岡理恵
第11期女流桜花第2節A卓_二階堂亜樹vs二階堂瑠美vs吾妻さおりvs平岡理恵
実況:日吉辰哉 解説:山田浩之

第11期女流桜花は早くも第2節に突入。
第2節のA卓は二階堂姉妹の対決が見物。
第1節絶好調で+64.1pと暫定首位の妹亜樹プロとは対照的に絶不調で▲77.4pの最下位の姉瑠美。亜樹は桜花のリーグで安定してポイントを稼いで、プレーオフ進出の上位をキープしながら、鳳凰戦A2リーグにカンバックする為にB1リーグに神経を使いたいだろうから、2節3節は大事にしたいだろう。
瑠美は1節のマイナスが大きかっただけに、確実にプラスにして少しでも返済したいところだと思う。
吾妻はある意味で2年間のブランクがある。若手もどんどん昇級して対戦経験の無い相手も多くなっただけに、2節の面子はベテランだけに何度も対戦した経験もあるだろうから、この節を切っ掛けにしたいところだろう。
瑠美と同じく前節絶不調だった平岡は僅か1週間で調子を取り戻せるかが鍵。恐らく自身が出産で産休中に桜花を獲った吾妻とは殆ど対戦経験が無いだろうから、吾妻との距離感が問題だろうか?

実況は今季から小車に変わって日吉が行っている。声の質は日吉だがコメントを拾えないのは致命的なので、今季で何処まで成長できるかが見所。

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【連盟】第10期女流桜花決定戦

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第10期女流桜花決定戦 日本プロ麻雀連盟 吾妻さおり 宮内こずえ 二階堂亜樹 和泉由希子日本プロ麻雀連盟の女流桜花リーグもAリーグのプレーオフが終了し、決定戦卓への進出者が決まった。
因みに女流桜花のリーグ戦は全6節を行い、6節終了時点での上位8名がプレーオフに進み、リーグ戦のポイントを持ち越して更に4半荘を戦うシステムになっている。
プレーオフではポイント上位者との直接対局になるので4連続トップなど自身はポイントを叩いて上位者を沈めれば8位でプレーオフに進んでも、決定戦卓に残れる可能性はある。事実、昨年の第9期女流桜花でも6節終了時6位でプレーオフに進んだ和久津晶が2位でプレーオフに進んだ和泉由希子との68.5pを捲る88.9pを叩いて2位通過している。勿論、そんなに簡単な事では無いが…。

今年は大捲りは起きなかったが、2位通過の平岡理恵と3位通過の斉藤理絵の上位2名がプレーオフで大きくマイナスし4位通過の二階堂亜樹と5位通過の和泉由希子が逆転通過となった。プレーオフ終了後の順位は
①宮内こずえ②二階堂亜樹③和泉由希子④二階堂瑠美となり、上位4名は連盟の女流四天王と呼ばれる人気実力共に優れたプロである。
第8期と第9期は奇しくも同じ4名での決定戦となって話題となったが、今年は四天王の3名とディフェンディングの吾妻さおりの戦いとなる。
第10期女流桜花決定戦 日本プロ麻雀連盟 吾妻さおり 宮内こずえ 二階堂亜樹 和泉由希子
実況:勝又健志
解説:未定
牌譜解説:未定
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール
システム:1日4回戦、3日間で12回戦を行い優勝を決める。
2015/12/13が初日となり、3週連続の日曜日対局なので、二日目が12月20日・最終日が12月27日の放送となっている。

この4名の対局は、古くから数多くのメディアに露出がありTV対局も多いため打ち筋などは全て知られている宮内・亜樹・和泉に対して殆どTV対局に露出が無い吾妻が若干有利かもしれない。まして、吾妻が女流桜花を連覇しているため、実際に対戦したことも少ない。
連盟のメインリーグである鳳凰戦リーグではA2リーグに所属する亜樹が流石に上位で、次いでB2の吾妻、C1の和泉と宮内と言う並びにはなるが、吾妻は桜花連覇や特昇リーグなどからジャンプアップした経緯があるので、亜樹を除けばほぼ互角なのかもしれないが、やはり情報が少ない吾妻が多少有利だろう。
昨年や一昨年のように和久津と魚谷が互いを意識する(私には魚谷が一方的に意識して居たように感じるが…。)中で無警戒の吾妻が漁夫の利を得るような展開にはならない気がするので、そういった意味ではブレ易い吾妻には厳しい面子になった感じはする。
意外にも宮内は連盟のタイトルを獲得しておらず、和泉もチャレンジカップのみの獲得に止まっており女流桜花は是非獲得したいタイトルの一つであろうと思う。
亜樹は女流桜花の連覇は成し遂げているが、三連覇は逃しているので吾妻の三連覇は是が非でも阻止したいところだろう。因みに女流桜花とプロクイーンの両方を獲得しているのは亜樹のみである。
いずれにせよ、手なりの女王でもある宮内とトリプルクイーンの異名も持つ和泉の攻撃型2名と面前手役派ながら守備が滅法強く放銃が殆ど無い亜樹の3名の共通意識は恐らく『吾妻の三連覇阻止!』で一致しているだろうから、初日と2日目の中盤までは吾妻を徹底マークしてくるだろう。極端に言えば、3人は吾妻以外の2人への放銃はOKでも吾妻へは甘い牌を切らない可能性があるのは当然で、鳴きを入れられるような甘い牌すら下ろさないかもしれない。吾妻の三連覇は相当難しいと予想する。

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