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第1回モンド杯チャレンジマッチ

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『MONDO TV 麻雀プロリ-グ』の大人気タイトル「モンド杯」への出場権を得るために、8名の若手雀士が己の持てるすべてを、2戦のスプリント勝負にかける!!

これまで「女流モンド杯」では定番となり、更に面白くなったチャレンジマッチを2016-2017シーズンの「モンド杯」でも導入!!
前年度の「モンド杯」予選落ち4名と、成長著しい若手世代(※木原プロが若手とは言えないけど…。)のプロ雀士たちより選抜された4名の計8名での入替戦です。

【出場プロ】
(予選落ち枠)
水巻渉(最高位戦)・藤崎智(連盟)・渋川難波(協会)・滝沢和典(連盟)
モンドチャレンジマッチ 水巻渉(最高位戦日本プロ麻雀協会) 藤崎智(日本プロ麻雀連盟)渋川難波(日本プロ麻雀協会) 滝沢和典(日本プロ麻雀連盟)

(チャレンジ枠)
木原浩一(協会)・石井一馬(最高位戦)・山口大和(連盟)・柴田吉和(連盟)
モンドチャレンジマッチ チャレンジ枠 木原浩一(日本プロ麻雀協会) 石井一馬(最高位戦日本プロ麻雀協会) 山口大和(日本プロ麻雀連盟) 柴田吉和(日本プロ麻雀連盟)
実況:梶本琢程 ナビゲーター:佐々木寿人 解説:井出康平

【見所】
出場雀士8名を抽選でA卓、B卓のふたつに分け。各卓2回戦を行って2戦のトータルポイントトップ者各1名のみが、第17回モンド杯への出場権を獲得するスプリント勝負だが、モンドルールは25,000点持ちの30,000点返しのトップオカ(トップ賞)があるルールだけに、素直に2連勝すれば別だが、2半荘目は順位操作など複雑な条件が入る。
スプリント勝負なので手が入った選手が勝ちやすいのは当然だが、守りに入らず攻めきる麻雀を打てるかどうかが鍵になりそう。
実況は安定の梶ヤン。ナビゲーターと解説の役割分担がわからないが、モンドを獲った事のある後輩に常に上から目線の寿人がどう対応するかが対局以外では見物かもしれない。

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第3回女流モンドチャレンジマッチ!

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麻雀プロなら誰しもが出場したいと願うTV対局の一つが『モンド杯』だろう。
様々な意見はあるが確かに連盟重視の人選であったことは間違い無い。
そうした意見を取り入れたのか、最近では固定のメンバーでは無くリーグ戦下位のメンバーが予選から出場する入れ替え戦が行われ、連盟以外の団体のタイトルホルダーにも門戸が開かれた。
そんな中、第3回女流モンドチャレンジマッチ!が行われた。
出場メンバーは
池沢⿇奈美(予選落ち枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
二階堂亜樹(予選落ち枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
⽔城恵利 (予選落ち枠) ⽇本プロ⿇雀協会
⼤平亜季 (チャレンジ枠) 最高位戦⽇本プロ⿇雀協会
佐⽉⿇理⼦(チャレンジ枠) ⽇本プロ⿇雀協会
童瞳 (チャレンジ枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
豊後葵  (チャレンジ枠) ←夕刊フジ杯勝者
東城りお (モンド推薦枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
この8名。予選落ち枠だった和泉由希子は産休で出場を辞退。
空いた枠に東城りおが推薦枠(女神降臨などの実績から)で出場となった。

確かに、アンチ連盟方々を筆頭に推薦枠でも連盟プロか?と言うツイートや掲示板の書き込み、ニコ生でのコメントもあるが、興行的に考えれば人気・実力・ビュジュアルなど総合的な判断を運営側はするだろうし、プロ団体の最大勢力である連盟に気を遣うのは当然の事だろう。言い過ぎかもしれないが、連盟にそっぽを向かれたら、モンド杯は維持できないだろう。ネット配信のニコ生やアベマTVでもわかるように、連盟は独自のStudioとチャンネルを持って配信出来るだけの固定ファンがいるし、タレントも揃っている。しかし、最高位戦・協会・RMU・麻将連合などは、スリアロチャンネルからでなければ配信出来ないのが現実なのである。
二階堂姉妹を含む四天王の宮内・和泉は女流モンド杯を支えてきたし、人気もビジュアルも他の女流プロと比較しても遜色が無い、和久津・魚谷も雀力は高いし個性的な雀風で固定のファンは多い。高宮はモンドのシンデレラストーリーを達成しグラビアでも人気がある。黒沢は最近では一歩劣るがトータルで見ればこの中に居ても不思議では無いだろう。
協会からは愛内・水城、最高位戦から茅森とまぁまぁバランスは取れているだろう。なんだかんだ言っても、有料番組なのだから、お金を払ってでも『見たい!』と思われる固定のファンを持った女流プロが出場しなければ、運営側は番組を維持できないのだ。それが資本主義の現実である。

B卓の2回戦オーラスの状況
八万九万八筒九筒二索四索四索五索八索九索東中 東七索

牌スペース五筒五索二筒七筒一索六筒二万八万五索
牌スペース牌スペース牌スペースツモ切り牌スペースツモ切りツモ切りツモ切りツモ切り      ツモ切り←ツモ切り
中s二索s四索s二筒s五筒s一索s六筒s二万s八万s四索y

八万九万七筒八筒九筒五索五索五索七索八索九索東東
リーチ・三色で出アガリ7,700点(ツモなら12,000点)以上の手

この時点で一騎打ちの亜樹の手牌は
二万三万五万五万六万九万九万三筒四筒五筒一索三索三索 二筒
二向聴で三索九万のトイツを重ねて、現物の1索切りか中筋の5萬を切って1-4-7萬(4萬二度引き)に出来れば勝負だが、直撃は激痛になる状況だけに現物を切りつつ廻るしか無い状況になっている。



少し戻って、解説してた宮内が言っていたが、東城は最低でも連荘しなければならない状況だけに、聴牌優先で考えれば有効牌の多さから、9巡目に持ってきた八万をツモ切りせず、五索切りで3-6索の両面待ちと8萬と東のトイツに受けていたら、5索が重なる前に佐月から切られた東を鳴いて1,500点の聴牌としてアガリがあった可能性もあり、スルーしたとしてもリーチ後に東を引いているので3-6索待ちの聴牌となっていた。
3-6索待ちの聴牌時の牌姿は
八万八万七筒八筒九筒四索五索七索八索九索東東東
となり、三色よりは打点は半分になるが両面待ちで、序盤に2索4索が切られ、リーチ前に5索がトイツ(2枚目はツモ切り)で切られている状況から3-6索は無筋だが、対局の状況から拾いやすい河になっている。
中s二索s四索s二筒s五筒s一索s六筒s二万s五索s五索s三筒s九筒s九万y
もちろん、ダマもあるだろうが2,000点を拾ってもそれ程嬉しくない状況であれば、ツモって裏ドラ期待の方が価値は高いと思う。


対局に戻ると、山に4枚残りの7萬が全く姿を見せない中、14巡目に亜樹が廻りながら聴牌。
三万四万五万五万六万九万九万三筒四筒五筒三索三索六索 九万
無筋の6索を切って4-7萬の聴牌を取るかどうかの選択を迫られる。
6索切りでダマもリーチもどちらも正解だろうし、更に廻る選択も正解だろうと思う。自身があがれば終了という一方で、放銃すれば裏ドラもあるルールだけに勝負が決まってしまう放銃になる局面だけに、ギリギリの選択だろう。
結果的に亜樹は現物の3筒切りを選択。
解説の宮内は3-6索は通りやすそう…。と言っており、『7萬引きそうですね。亜樹ちゃん』とも言っている。ここで勝負に出ないとアガリ牌を引く可能性が高いとも指摘してた。
次巡、亜樹は6索勝負ならあがっている7萬を引く。流石「桜花様」である。

しかし、亜樹の雀風からして通りそうでも無筋の6索切り勝負は無いだろう。
状況とすれば、例え東城が12,000点のツモ和了でも条件的に、東城はもう一度12,000点をあがらないと自身のトータルポイントを捲れない状況であり、アガリ止め出来ないモンドルールでは、次局かその次でアガリ切ってしまえば良いので、自身が振り込みに廻って最悪12,000や7,700放銃なら、次局東城は不聴終了が出来るので、東城の条件を軽くする事の方が致命的だと考えるだろう。

結果は、東城の一人聴牌で流局となり、次局に亜樹が上がって亜樹が女流モンド杯の本戦出場権を獲得した。

予選落ち枠で出場予定の和泉が産休で空いた枠に主催者推薦枠として女神降臨から出場した東城は惜しくも高宮の再来とはならなかった。


また、チャレンジマッチA卓は池沢⿇奈美(連盟)vs⽔城恵利(協会)vs⼤平亜季(最高位戦)vs童瞳(連盟)の組み合わせで行われ、所詮トップの池沢が2回戦目は苦しんだが、初戦のポイントを活かして逃げ切った。
女流モンド杯チャレンジマッチ2016 二階堂亜樹 池沢麻奈美

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タイトル戦速報

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2月に入り各団体などでタイトル戦の対局が目白押しです。
管理人が把握している状況では、先週4タイトルの優勝者が決定した模様。
日本プロ麻雀連盟では第32期鳳凰戦の最終日が2/20(土)に行われ勝又健志プロが鳳凰位を戴冠。

最高位戦日本プロ麻雀協会では第17期女流名人戦が行われて真希夏生プロが戴冠。
日本プロ麻雀協会でも第14期雀竜戦が行われて吉田基成プロが8年振りの雀竜位返り咲き。

モンド麻雀プロリーグ15/16 第16回モンド杯では、歌舞伎者(カブキ者)井出康平プロが戴冠。

少し情報が遅れたが、姫ロン杯は「麻雀リオ」ダイヤモンドカップで足木優プロが優勝。準優勝が手塚紗掬プロとなった。
「麻雀カボ」オーロラカップは米崎奈棋プロが優勝。準優勝は田中智紗都プロとなった。

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