アーカイブ | 12月 2021

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月28日(50/90)終了時

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大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンチームスコア
大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンチームスコアグラフ

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月28日(50/90)終了時

Mリーグは年を跨ぐスケジュールとなっており、2021シーズンとは言っているが、本来の表現は2021-2022と表記するのが良いと思う。優勝決定が2022年なので2021シーズン優勝と言われても一年ズレる。まぁ麻雀を趣味とする人口比率的にプロ野球を見る年齢層が多いことから、プロ野球のシーズンオフに行う事にしたと言われているので仕方の無いことですけどね。

年内最後の対局は月曜と火曜の計4半荘となった。

暫定首位で新年を迎えることが出来るのは、KONAMIとなった。滝沢がラスながら寿人が2着で粘って300pオーバーを持って残り40戦をどのように戦うか見物。ただ、攻撃的な打ち手が多く「トップラス上等」と言うチームなので下手にポイントを守るような麻雀にはならないでしょう。

一時は600p越を記録していた風林火山は暫定2位で年越し。トップが無く、マイナス続きだったチームに松ヶ瀬がトップを持ち帰ったのは一安心。9連続2着だった亜樹がラスだったが、松ヶ瀬のトップでトータル200pオーバーで持ちこたえたのは大きいが、単純に4ラス(2日間)でプラスマイナスゼロになるので決して安泰では無い。

3位で2021年を終えたのはチーム年内最終試合で内川-堀のリレーで連勝し100pオーバーで終了。チームとしては内川が本調子では無い感じはするが、堀が安定しており、個人成績でも暫定2位に浮上しており、沢崎も本来の調子で要所要所の半荘でトップを持ち帰る安心感がある。残るはMリーガー全32人で唯一トップが無い岡田がバランスを崩さない事が大事かもしれない。

4位で終えたのは、中々浮上しなかったフェニックス。茅森2着で最終戦で東城が自身2勝目のトップが大きい。近藤は復調しており、魚谷も悪くない。茅森は相変わらずで、少々心配な東城が2勝目を勝ち取ったことでチームとして誰かをカバーする必要が無いだけに、個々の麻雀を打てる可能性が高く大崩れしないイメージだ。

暫定5位はアベマズ。多井は未だにアイドリング状態。その分、白鳥・松本が安定しているので、日向が復調すれば上昇してくるでしょうが、対戦相手が堀や園田・たろう、石橋などの癖のある鳴きを多用した麻雀には苦戦しているイメージがあるので、出場の順番を監督がどうするのか見物です。

レギュラーシーズン敗退ボーダーの6位は毎年この位置をウロウロしている感じのパイレーツ。机上の計算ではプラスマイナスゼロならセミファイナル進出出来るとは言え、そんなに都合良くポイントを合わせることなど麻雀では難しいので、小林一人に頼り切りのチーム運営は危険。なんだかんだ言って朝倉は不安定だし、石橋は相変わらずレギュラーシーズンはマイナス。瑞原がプラスで、昨シーズンまでの小林と立場が入れ替わっている感じ。

レギュラーシーズン敗退ゾーンの7位はドリブンズ。兎に角、村上の不調が最大の要因。個人で370p以上のマイナスは致命的。他のメンバーも二桁ポイントしかプラス出来て居らず、好調者が居ないので、より村上に責任がのし掛かる。不安要素の丸山が成長して来ていて精神的にも弱さが余り見えなくなってきているので光は見える。しかし、残り40半荘なので直接対戦がおよそ15半荘前後なので、250p弱の差は結構大きいビハインドなのは変わらない。

ダントツの最下位に沈んでいるのは雷電。個人的には雷電はプロ野球で言う阪神では無いかと思う。根強く決してファンを止めない「ユニバース」に支えられているチームなので、『面白い』麻雀を貫く方が良さそう。なにせ、チーム最上位の黒沢が▲14.0pの21位。萩原25位・瀬戸熊29位・本田30位と黒沢以外プラスに転じる未来が見えない。ただ、男性陣3人共に決して悪い麻雀を打っているようには見えない。単純に一向聴が長かったり、リーチ後にツモれない・裏ドラ乗らない、そして親被りが多いだけに思えるので、復活は出来ると信じたい。

50半荘終了して役満は出現しなかった。また、未だにトップが獲れていない選手が年越しを迎えたのもシーズン初でしょう。年明けは3日から始まります。

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大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月24日(48/90)終了時

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大和証券 Mリーグ 2021シーズン 2021-12-24終了時結果グラフ

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月24日(48/90)終了時

一時は600pオーバーしていた風林火山が急ブレーキ。17半荘トップ無しで、先週は0-1-1-2と更にポイント減らした。これにより2位に付けていたKONAMIが連続トップもあって、Mリーグが始まって以来初の暫定首位に躍り出ました。ただ、前半戦が上振れだと考えトータルで見れば、妥当な成績とも言えそう。そんな中で亜樹が9連続2着と言う天文学的な確率を誇るのが凄い。一方で瑠美の調子が上がらない。手役重視の雀風が赤牌が入って居るMリーグルールだとスピードの面で追いついて居らず、自分の手牌が仕上がる前に他家から仕掛けが入って対応を迫られたり、先制リーチで降りの選択をさせられている局面が多いように思う。

KONAMIは満遍なく全ての選手がトップもラスも獲っている。好調だった伊達が2回目のラスを取ったが、前半が出来すぎだったと考えれば、今後もバランスの良い押し引きが出来る麻雀を打てる気がする。

3位にパイレーツが浮上してきたが、3~6位は常に団子状態なので、1半荘のトップラスで簡単に順位は変わるので、それ程気にすることは無いだろう。問題は中間点を過ぎ、後半戦に入って居るシーズンなので、不調者をどのように扱うのか?これはチームよって考え方も異なるで起用法も変わってくるだろう。

ドリブンズは一時の危機的状況は脱した模様。あとは村上の復調を待つだけだが、村上も特に打ち方を変えているわけでは無いので、チームメイト3人が堪えて居る今だからこそ、マイナスを減らしたところ。

状況が改善しないのは最下位の雷電。結局今シーズンも黒沢一人に頼っている状態。その黒沢は復調気配で直近3半荘はトップ2着トップで借金返済間近の▲14.0pに戻してきた。個人的には他の3人はトップ必須とは言わず、兎に角、ラスを取らない麻雀にシフトチェンジして欲しい。技術云々関係なくトップが獲れることはあるが、ラス回避は技術が必要。3着ならトップ一回で30~50p戻せるが、ラスだと20p弱しか戻せない。放銃を我慢して降りに回ってツモられツモられの地蔵ラスだけは避ける必要があるだろう。

今年はあと2日4半荘。今年中に役満は出るのか?唯一サクラナイツの岡田だけトップを獲れていないが、年越ししてしまうのか?ちょっとした楽しみではある。

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大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月17日(44/90)終了時

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大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンチームスコア
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大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンチームスコアグラフ

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月17日(44/90)終了時

41~44戦の経過

首位の風林火山が停滞気味。11/26の第一試合に勝又がトップを獲って以降、13半荘トップ無しで2着が3回。3着も結構大きな沈みだったので、ピーク時から250p減らしている。レギュラーシーズン敗退した2019シーズンの状況に似て居るので一度立て直す意味でもトップが欲しい状況。

KONAMIは若干ポイントを減らしてはいるが、トップとラスが多いチームだけに差ほど影響は無いでしょう。前週Mリーグに登場して初ラスを喰らった伊達も、縮こまる麻雀では無く強気の攻めと繊細な守備も健在で、トップを獲っているのでチーム状況は悪く無さそうですね。

中団の4チームは抜け出すような感じは無く、混戦は継続。トピックスとしては、アベマズの日向が12/17の第一試合に登場し今季初トップを獲得。一方2戦目に出場の白鳥が初ラスとなった。

日向藍子

これでMリーガー全32人で唯一トップが無いのはサクラナイツの岡田だけとなった。気が強いイメージがある選手だが、サクラナイツが参加した2019シーズンで長い間トップが取れず、初トップのインタビューで号泣したように、繊細で気にする部分もある選手だけに、トップを獲ることを意識して、自身のスタイルを崩す事だけは気をつけて欲しい。

ドリブンズは丸山と園田のトップでマイナス100台に回復。一方雷電は2-2-2-4と復活の切っ掛けが掴めないず、2021シーズンで最大のマイナスポイントを更新してしまった。ただ、逆連帯が続く状態からは抜け出しているので、打点を狙うスタイルを多少捨ててでも、ラスを喰らわない麻雀に各選手が変える必要はあるのかも知れませんね。

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大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月10日(40/90)終了時

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大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンチームスコア
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大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月10日(40/90)終了時

36~40戦の経過

グラフを見て貰うと一目瞭然で、上位2チームはまぁまぁ安定だが、首位の風林火山が少し勢いに陰りが見え始めて居る感じもある。12/6が連続ラスもあり直近9半荘でトップが無い。

KONAMIはほぼ変わらず。高宮が久し振りのトップなのが明るい兆しで、ここまで快調だった伊達が初めてラスになったが、変なプレッシャーも無くなりノビノビ打てるだろう。(まぁラスの試合でもノビノビ打って居ましたけどね)

中団は相変わらず混戦状態ながら、下降気味だったフェニックスとパイレーツが盛り返して来ている。サクラナイツは岡田にトップが無い状況が続き、エース内川も波に乗れない状況。唯一、沢崎が奮闘しているが、この状況では厳しいので沢崎以外の3人が早くトップを獲って一息つきたいところでしょう。同じようにアベマズも日向が未だに苦しんでいる。多井は白鳥・松本の若手が好調なので、まだ無理をしてトップを獲りに行っていないように見えるのでチームとしては余力はある状態かもしれない。いずれにしても、サクラナイツとアベマズは元気で明るいのも取り柄である岡田・日向がトップを獲ることが中団から一気に抜け出す切っ掛けになりそうです。

パイレーツはラスが少ない打ち手が多いことも有り、トップの価値が大きいチームなので展開に恵まれたとしても、4半荘で1回トップを獲れれば着実に加点出来る。ただ、トップを意識して無理すると失うモノも大きいチームだけにバランスが大事になるでしょう。特に石橋は朝倉がそれなりにポイントを稼いでいるので、チームがファイナルに進出出来なければクビが確定的な成績だけに要注意でしょう。

フェニックスは一時期のジリ貧状態からは抜け出した感じで、連帯する事が多くなった。後は近藤と東城の2勝目が早めに来れば安泰でしょう。

苦しいのはドリブンズと雷電。どちらもラスが多い。ドリブンズは絶不調の村上の影に隠れているが、園田も直近は2連続ラス。序盤は好調だった丸山も直近は2連続ラス。「トップラスはプラス」だが、それは中団より上位のチームに言えることでマイナスが大きいチームはトップのプラスを消してしまっているだけになる。

雷電は重症。まぁこれまでの3年間も黒沢一人に頼っていたチームなので黒沢が苦しんでいる状況では当然の成績と言えるかもしれない。ハッキリ言えば、萩原も瀬戸熊も完全に相手選手から見下されている。黒沢は本当に鳴きを入れなくても自力でドラや愚計を解消する牌を引き入れる天分を持っているが、萩原・瀬戸熊にはそれは無い。先制出来ればほぼオリを選択する選手は怖くないのだ。園田やたろう、堀など遠い仕掛けを多用する選手に、ドラと赤牌を持って満貫が見える手牌で鳴きを入れてきたのでは無いかと、牌を絞っていては自分だけ取り残される。そして今季から加入した若手の本田も実力を出し切れていない。チーム成績が悪ければ当然だろう。ラスでも良いから自分らしくなんて言われても、本音を言えばだったら先輩方がプラスのポイントを持って帰って来てくださいよ。となるだろう。

まだまだ半分とみるか、もう半分と見るかで考え方も変わってくるだろうが、既にほぼ半分消化してしまう。殆どの選手は「まだ半分ですから!」と言うだろうが、セミファイナル、そしてファイナルを見据えたら、そろそろ対戦チームとの総合的な順位も少しは意識するようになるはず。

年内は残り10半荘。年内に役満は出るのか?岡田・日向は年内にトップを獲れるのか?楽しみは尽きないですね。

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大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月03日(36/90)終了時

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大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンチームラインキング
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大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年12月03日(36/90)終了時

暫定首位の風林火山と暫定2位のKONAMIは若干ポイントを減らしたモノの大きなポイントをマイナスすること無く4半荘を消化した印象。トピックスとしては魔王こと寿人選手が久し振りのトップを獲得した試合で三倍満を和了した事と、11/29の試合で勝又選手が沈みの3着となったことで、伊達選手が個人三冠王に暫定ですが返り咲いたことぐらいでしょうかね。

中団ではチーム5連勝後に6連続逆連帯で大きくポイントを減らしたサクラナイツはどこかで踏み止まりたいし、以前トップが無い岡田選手が少し打牌選択に迷いがあるように感じられるのが心配ですね。

ABMASは不調の日向選手を温存して4連帯(2トップ)で大きく加点。オーラスで捲られ続けの悔しい2着が多かった松本選手が12/3の試合で萩原選手をハネ満ツモで捲ってトップを獲り少しはコレまでの悔しさを払拭出来たかもしれません。安定している多井選手に若手の白鳥&松本が好調なだけに、日向選手が帰ってくれば盤石になりそうです。

フェニックスは近藤選手が待望のトップを獲って一安心。魚谷選手が自団体の女流No1を決めるタイトル戦である「女流桜花」に出場している、恐らくタイトル戦が終了するまで温存すると思われるので、復調した近藤選手と茅森選手を中心に登板させつつ、まだトップ一回と波に乗れない東城選手を上手く使いながら着実にポイントを加算したいところ。フェニックスに限らず、各団体のトッププロが戦っているMリーグだけに、タイトル戦などに出る選手を如何に温存しつつポイントを積み重ねて行くのか?と言う所は監督の手腕が試されそうです。

年が明けると連盟の「鳳凰位戦」があるので、現鳳凰位のKONAMIの寿人選手とほぼ決定戦進出を決めている雷電の黒沢選手(恐らく連盟史上初の決定戦進出女流)が抜けたときの対応も見物です。KONAMIは滝沢・伊達が調子が良いので心配ないが、ポイントゲッターである黒沢選手が抜ける雷電は苦しいかもしれない。

その雷電だが12/3の試合で逆転でトップを捲られたが萩原選手が2着。そして黒沢選手が12,000点3発で待望のトップを獲って復調の切っ掛けは見えた感じがしますね。先週-500pを超えていたスコアも-400p台に戻しているので、1週1トップ程度獲って着実にマイナスを返済したいところですね。

パイレーツは小林選手が本調子では無い感じがあるモノの、石橋選手が今季待望の初トップ、そして朝倉選手が今季二度目Mリーグ史上でも2回目となる10万点オーバーの大トップで踏ん張っている。これまでポイントゲッターで成績が安定していた瑞原選手に多少陰りが見えているので、朝倉・石橋の両名に期待が集まります。

筆者的に深刻だと思って居るのはドリブンズ。兎に角、村上選手の不調度合いが異次元。涙のトップはあったモノの、直近2試合は連続ラス。配牌も悪い事が多く勝負に行けずツモられて失点するケースが多く、時折勝負出来る手牌になっても勝負で負けるケースが多い。その分、たろう選手や園田選手がトップを獲れれば良いのだが、中々上手くは行かないケースが多い。秘蔵っ子丸山もシーズン開始直後は打てている感じがあったが、直近の試合では弱気な選択で自信なく打っている印象で心許ないので、ドリブンズのチームカラーとしても『偶々悪い偶然が重なっているだけ』と言う考えで普通に登板させてくるだろうが、トップ偏重の打ち方をするたろう選手とマジックのネタがほぼバレて仕掛けを警戒されない園田選手、不安に押しつぶされそうな丸山選手では結構厳しい状態が続くような気がします。

2021年11月のチーム月間スコア

風林火山:+236.3p

KONAMI:+257.4p

渋谷ABMAS:▲26.6p

サクラナイツ:+85.3p

パイレーツ:▲116.4p

フェニックス:▲121.4p

ドリブンズ:133.5p

雷電:▲448.1p

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