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第15期プロクイーン決勝の考察

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第15期プロクイーン決定戦の決勝戦は10月15日・22日・29日の3日間で行われた。
結果は西嶋ゆかりプロが初タイトル戴冠となった。
この戦いをデータで振り返ってみた。

西嶋 魚谷 山脇 宮内 清水
親番回数 33 35 32 35 27
リーチ回数 23 32 35 33 26
リーチ率 14.2% 19.8% 21.6% 20.4% 16.0%
Rツモ回数 5 11 4 8 4
Rロン回数 8 8 13 6 5
R全和了回数 13 19 17 14 9
R成功率 56.5% 59.4% 48.6% 42.4% 34.6%
ダマ回数 16 7 7 9 2
ダマ率 9.9% 4.3% 4.3% 5.6% 1.2%
副露回数 13 30 18 14 15
副露率 8.0% 18.5% 11.1% 8.6% 9.3%
ダマ・副露和了回数 13 13 9 13 5
ダマ・副露和了率 44.8% 35.1% 36.0% 56.5% 29.4%
全和了回数 26 32 26 27 14
全和了率 16.0% 19.8% 16.0% 16.7% 8.6%
全和了点数 168,600 225,800 138,800 139,900 68,400
全和了平均打点 6,485 7,056 5,338 5,181 4,886
放銃回数 8 15 7 16 26
R後放銃回数 2 3 2 6 4
R後放銃率 8.7% 9.4% 5.7% 18.2% 15.4%
全放銃失点数 22,200 72,600 60,200 75,400 124,300
全放銃平均失点 2,775 4,840 8,600 4,713 4,781

※清水は10回戦後途中敗退となったため、2半荘分加算されてません。
※ダマ:1局の中で聴牌したとしても、終局(和了および流局)時に聴牌していなければ「ダマ」とカウントしていません。
※副露:1局の中で1回でも副露を入れたら1回とカウント。2副露3副露しても1回とカウントしています。
※R後放銃:自身がリーチ後に他家に放銃した回数。
リーチが成就しなかった時の失点や供託の加点、本場の加点や失点、他家ツモによる失点は集計していません。
データの集計方法には改良の余地は多くありますが、そこはお許しください。


集計結果的に特記すべき点は
1.魚谷の副露回数(副露率)が圧倒的に多い(高い)。
2.魚谷の全和了点数が他を圧倒している。
3.西嶋の全放銃失点が圧倒的に少ない。
これぐらいだろうか?
恐らくこのデータを見ただけでは、誰が優勝したのかを見極めることは難しいだろう。特に他家のツモ上がりによる失点データが集計されていないのでわかりにくいかもしれない。
※清水の勝ちが無いことは判断できそうだが…。
優勝争いをした西嶋と魚谷のデータだけに注目しても、データ的には魚谷が優勝でも不思議では無い内容となっている。
この要因を作ったのは、5人打ちのため抜け番があることだろう。
これを知った上で結果からデータを検証すると、一つの推測は出来る。
それは『魚谷が点数を稼いでいたのは、西嶋の抜け番だったのでは無いか…。』と言うこと。
実際に3日目の9回戦で魚谷は110,000点近い得点を稼ぎ出して居たが、その卓には西嶋は居なかった。つまり、魚谷は加点はしたが、その加点によって西嶋が失点していなかったのである。3着に甘んじた山脇は大きく失点しており、魚谷と120p近いポイントが生じた。
この差が勝者の西嶋と惜しくも二位に甘んじた魚谷との結果を分けた要因では無いかと思う。
また、西嶋の放銃による失点が極端に少ない事は、他家の先制リーチや仕掛けに対して徹底して「オリ」を選択していたと誤解しがちがちだが、実際には誰よりも無筋を切り飛ばしていた。致命的な放銃による失点が無かったことも、西嶋が戴冠した要因であろうと思う。
これはデータだけはわからないことである。

今回、僅か12半荘のデータ化だったが、打ち手の特徴は結構如実に表れるのだと感じた。
西嶋はリーチ率は低いがリーチ成功率が56%と2回に1回以上はリーチをして上がっている。一方で副露率が低くダマ率が高いので、面前重視だがギリギリまで聴牌を取る麻雀だと推測出来る。それが全和了率が16%でも平均和了点数が一発裏ドラがあるルールとはいえ、6,500点弱となっている。所謂、面前重視の良形待ち高打点タイプだとわかる。
魚谷は、副露も多くリーチ率も高いので、和了に向かって全局参加型で現代流の麻雀だとわかる。
山脇は、データ的には魚谷に近いデータとなっているが、放銃による失点よりも平均放銃失点が高いことから、その半荘で致命的な失点によって、着順を落としている可能性が高い。これが初日トータルトップながら二日目三日目と失速した要因かもしれない。
宮内は突出したデータが無いが、自身のリーチ後の放銃が多いことから、勝負手を悉く空振りに終わったことが致命傷となった可能性が高い。
清水は他4人と比較ても圧倒的にダマ回数と和了回数が少なく、放銃回数が多いことから、勝負に行って負けている事が敗退の要因なのが一目瞭然である。

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第15期プロクイーン決定戦

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第15期プロクイーン決定戦の最終日は10月29日(日)14:00~
ニコ生→http://nico.ms/lv307111303?ref=sharetw
fresh→https://freshlive.tv/jpml/151143
総合成績(2日目終了時)
①西嶋ゆかり +126.6 
②山脇千文美 +59.6 
③魚谷侑未 +47.2 
④宮内こずえ ▲116.0 
⑤清水香織 ▲117.4
第15期プロクイーン最終日
実況:日吉辰哉
解説:白鳥翔・和久津晶

1日目終了時の成績は
①山脇千文美 +70.8 
②西嶋ゆかり +41.3 
③魚谷侑未 +21.8 
④宮内こずえ ▲52.2 
⑤清水香織 ▲81.7

最終日は9回戦・10回戦までの成績で最下位が脱落となる。
なお、9回戦の抜け番は西嶋ゆかり、10回戦の抜け番は清水香織となっている。

全体的に配牌もツモ牌も噛み合わないベテランの宮内と清水が苦しい。
特に清水は西嶋との直接対決が2回しかないので、他力本願となっている。宮内にしても直接対決が3半荘しか無いし240p強を逆転するのは、ルールがWRCルールなので順位ウマが15-5なので相当に厳しいだろう。
役満直撃しても順位点込みでおよそ100p縮まるが…。

9回戦でフル全ツで打つであろう清水と、それに近い状態で打つ宮内の二人が居るだけに、山脇と魚谷の二人が互いに牽制し合いながら受けに廻る展開になる気がする。
三つ巴でも立ち回れる魚谷と、一対一にしたい山脇。考え方が違う二人が9回戦にどの着順・点数で終えるのか?これが案外決め手になりそうである。

ポイント状況的にも抜け番でも、西嶋が有利ではあるが、桜花など数多くのタイトルを取っていて、タイトル戦の決勝・最終日を何度も経験している魚谷の場慣れはアドバンテージだろう。山脇は飄々とした話し方などでタイトル戦などにはそれ程思い入れ無さそうに見えるが、一昨年の夕刊フジ杯で女王の座を99.9%手中に収めていた状況からの大逆転をされて悔し涙を流した過去があり、最近メキメキ成長しており侮れないだろう。

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夕刊フジ杯争奪 第10期 麻雀女王決定戦チーム戦準決勝B卓

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東西とも各組4チームずつ(計10組)に分かれ、予選7節を行い優勝チームを決める。
各組優勝チームは準決勝に進出。各卓5チームずつで6回戦を行い
(最下位チームは5回戦終了時敗退)、各卓上位2チームが決勝進出。
決勝は半荘4回戦を行い、チーム戦優勝を決する。

今回はチーム戦準決勝B卓の試合を生放送。
●システム
各チーム4回戦ずつ戦い(計5回戦)上位2チームが決勝進出。
●出場チーム
大阪2組優勝:マーチャオ美影あや&涼宮麻由
美影あや涼宮麻由
名古屋1組優勝:雀サクッ佐藤あいり&池沢麻奈美
佐藤あいり池沢麻奈美
東京5組優勝:小岩RAKURAKU佐藤かづみ&清水香織&茅森早香
佐藤かづみ清水香織茅森早香
東京6組優勝:さかえ松戸店水瀬千尋&水瀬夏海&安達瑠璃華
水瀬千尋水瀬夏海安達瑠理華_001_150-200
東京7組優勝:麻雀BULL中野店上野あいみ&山脇千文美&柚花ゆうり
上野あいみ山脇千文美柚月ゆうり
準決勝B卓ではダントツで小岩RAKURAKUが実力上位でしょう。佐藤・茅森・清水の3人でメンバー構成は不公平感があり過ぎる。攻撃力は言うまでも無く、ポイント計算も上手に出来るメンバー構成だけに1枠は決まってしまったと言っても過言では無いでしょう。
二番手は難しいが、池沢が居る雀サクッと水瀬姉妹のさかえ松戸がイーブンな感じ。ただ、策士でもある山脇が場を乱すような展開で割を喰うチームが居れば難しい展開になるだろう。

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第3回女流モンドチャレンジマッチ!

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麻雀プロなら誰しもが出場したいと願うTV対局の一つが『モンド杯』だろう。
様々な意見はあるが確かに連盟重視の人選であったことは間違い無い。
そうした意見を取り入れたのか、最近では固定のメンバーでは無くリーグ戦下位のメンバーが予選から出場する入れ替え戦が行われ、連盟以外の団体のタイトルホルダーにも門戸が開かれた。
そんな中、第3回女流モンドチャレンジマッチ!が行われた。
出場メンバーは
池沢⿇奈美(予選落ち枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
二階堂亜樹(予選落ち枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
⽔城恵利 (予選落ち枠) ⽇本プロ⿇雀協会
⼤平亜季 (チャレンジ枠) 最高位戦⽇本プロ⿇雀協会
佐⽉⿇理⼦(チャレンジ枠) ⽇本プロ⿇雀協会
童瞳 (チャレンジ枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
豊後葵  (チャレンジ枠) ←夕刊フジ杯勝者
東城りお (モンド推薦枠) ⽇本プロ⿇雀連盟
この8名。予選落ち枠だった和泉由希子は産休で出場を辞退。
空いた枠に東城りおが推薦枠(女神降臨などの実績から)で出場となった。

確かに、アンチ連盟方々を筆頭に推薦枠でも連盟プロか?と言うツイートや掲示板の書き込み、ニコ生でのコメントもあるが、興行的に考えれば人気・実力・ビュジュアルなど総合的な判断を運営側はするだろうし、プロ団体の最大勢力である連盟に気を遣うのは当然の事だろう。言い過ぎかもしれないが、連盟にそっぽを向かれたら、モンド杯は維持できないだろう。ネット配信のニコ生やアベマTVでもわかるように、連盟は独自のStudioとチャンネルを持って配信出来るだけの固定ファンがいるし、タレントも揃っている。しかし、最高位戦・協会・RMU・麻将連合などは、スリアロチャンネルからでなければ配信出来ないのが現実なのである。
二階堂姉妹を含む四天王の宮内・和泉は女流モンド杯を支えてきたし、人気もビジュアルも他の女流プロと比較しても遜色が無い、和久津・魚谷も雀力は高いし個性的な雀風で固定のファンは多い。高宮はモンドのシンデレラストーリーを達成しグラビアでも人気がある。黒沢は最近では一歩劣るがトータルで見ればこの中に居ても不思議では無いだろう。
協会からは愛内・水城、最高位戦から茅森とまぁまぁバランスは取れているだろう。なんだかんだ言っても、有料番組なのだから、お金を払ってでも『見たい!』と思われる固定のファンを持った女流プロが出場しなければ、運営側は番組を維持できないのだ。それが資本主義の現実である。

B卓の2回戦オーラスの状況
八万九万八筒九筒二索四索四索五索八索九索東中 東七索

牌スペース五筒五索二筒七筒一索六筒二万八万五索
牌スペース牌スペース牌スペースツモ切り牌スペースツモ切りツモ切りツモ切りツモ切り      ツモ切り←ツモ切り
中s二索s四索s二筒s五筒s一索s六筒s二万s八万s四索y

八万九万七筒八筒九筒五索五索五索七索八索九索東東
リーチ・三色で出アガリ7,700点(ツモなら12,000点)以上の手

この時点で一騎打ちの亜樹の手牌は
二万三万五万五万六万九万九万三筒四筒五筒一索三索三索 二筒
二向聴で三索九万のトイツを重ねて、現物の1索切りか中筋の5萬を切って1-4-7萬(4萬二度引き)に出来れば勝負だが、直撃は激痛になる状況だけに現物を切りつつ廻るしか無い状況になっている。



少し戻って、解説してた宮内が言っていたが、東城は最低でも連荘しなければならない状況だけに、聴牌優先で考えれば有効牌の多さから、9巡目に持ってきた八万をツモ切りせず、五索切りで3-6索の両面待ちと8萬と東のトイツに受けていたら、5索が重なる前に佐月から切られた東を鳴いて1,500点の聴牌としてアガリがあった可能性もあり、スルーしたとしてもリーチ後に東を引いているので3-6索待ちの聴牌となっていた。
3-6索待ちの聴牌時の牌姿は
八万八万七筒八筒九筒四索五索七索八索九索東東東
となり、三色よりは打点は半分になるが両面待ちで、序盤に2索4索が切られ、リーチ前に5索がトイツ(2枚目はツモ切り)で切られている状況から3-6索は無筋だが、対局の状況から拾いやすい河になっている。
中s二索s四索s二筒s五筒s一索s六筒s二万s五索s五索s三筒s九筒s九万y
もちろん、ダマもあるだろうが2,000点を拾ってもそれ程嬉しくない状況であれば、ツモって裏ドラ期待の方が価値は高いと思う。


対局に戻ると、山に4枚残りの7萬が全く姿を見せない中、14巡目に亜樹が廻りながら聴牌。
三万四万五万五万六万九万九万三筒四筒五筒三索三索六索 九万
無筋の6索を切って4-7萬の聴牌を取るかどうかの選択を迫られる。
6索切りでダマもリーチもどちらも正解だろうし、更に廻る選択も正解だろうと思う。自身があがれば終了という一方で、放銃すれば裏ドラもあるルールだけに勝負が決まってしまう放銃になる局面だけに、ギリギリの選択だろう。
結果的に亜樹は現物の3筒切りを選択。
解説の宮内は3-6索は通りやすそう…。と言っており、『7萬引きそうですね。亜樹ちゃん』とも言っている。ここで勝負に出ないとアガリ牌を引く可能性が高いとも指摘してた。
次巡、亜樹は6索勝負ならあがっている7萬を引く。流石「桜花様」である。

しかし、亜樹の雀風からして通りそうでも無筋の6索切り勝負は無いだろう。
状況とすれば、例え東城が12,000点のツモ和了でも条件的に、東城はもう一度12,000点をあがらないと自身のトータルポイントを捲れない状況であり、アガリ止め出来ないモンドルールでは、次局かその次でアガリ切ってしまえば良いので、自身が振り込みに廻って最悪12,000や7,700放銃なら、次局東城は不聴終了が出来るので、東城の条件を軽くする事の方が致命的だと考えるだろう。

結果は、東城の一人聴牌で流局となり、次局に亜樹が上がって亜樹が女流モンド杯の本戦出場権を獲得した。

予選落ち枠で出場予定の和泉が産休で空いた枠に主催者推薦枠として女神降臨から出場した東城は惜しくも高宮の再来とはならなかった。


また、チャレンジマッチA卓は池沢⿇奈美(連盟)vs⽔城恵利(協会)vs⼤平亜季(最高位戦)vs童瞳(連盟)の組み合わせで行われ、所詮トップの池沢が2回戦目は苦しんだが、初戦のポイントを活かして逃げ切った。
女流モンド杯チャレンジマッチ2016 二階堂亜樹 池沢麻奈美

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麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣

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日本で一番麻雀が強いものは誰だ!
それを決めるのが麻雀最強戦で、近代麻雀が主催する、プロ・アマチュア・著名人が参加する日本で最大規模の麻雀大会でもあります。
今回は女流プロ代表決定戦の第二弾。強さと美しさを兼ね備えた女流プロたちの華やかで熱い戦いにご期待ください。

麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣 予選A卓 愛内よしえ・和泉由希子・清水香織・渡辺洋香
【A卓】愛内よしえ・和泉由希子・清水香織・渡辺洋香

麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣 予選B卓 池沢麻奈美・井上美里・魚谷侑未・松岡千晶
【B卓】池沢麻奈美・井上美里・魚谷侑未・松岡千晶

8名の選手がA卓・B卓、2つの卓に分かれそれぞれ半荘1回を順に行ない、上位2名が決勝戦に進めます。決勝も1回勝負で、トップを獲った者が「女流プロ・菊の陣代表」として麻雀最強戦2015finalに進出することになります。
3月に放送された「桜の陣」では
【A卓】二階堂亜樹・高宮まり・石井あや・大崎初音
【B卓】宮内こずえ・和久津晶・茅森早香・豊後葵
の8名が出場し、石井あやが見事ファイナルへの出場権を獲得しています。

【A卓】のみ無料放送、【B卓】【決勝】は月額864円のチャンネル会員限定放送となります。この機会にぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。

【決勝】A卓・B卓の上位2名

実況:小山剛志
解説:梶本琢程・片山まさゆき

【麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣 みどころ】
個人的な意見を述べさせて貰えれば、失礼ながら桜の陣や今回の菊の陣A卓と比較して明らかにB卓のレベルは魚谷侑美プロを除いては落ちるように思える。
連盟なら二階堂瑠美・安田麻里菜・手塚紗掬・優木美智。
最高位戦なら、大平亜季・浅見真紀・涼崎いづみ。
協会なら、杉村えみ・水城恵利・朝倉ゆかり。
などまだまだ打ち手は居る。
池沢麻奈美はプロデビュー前に夕刊フジ杯を獲り、第13回野口賞女流棋士部門獲得など選出理由は分かるが、井上美里は昨年の最強戦2014全日本女子プロ代表戦優勝があるのみで、所属団体の女流リーグでも昨年までCリーグだったのである。
松岡千晶に至っては最強戦ガールだっただけなので、その枠があるとしても女流プロ代表決定戦予選出場者枠決定戦的な推薦で良いと思う。
流石に連盟ファンである管理人ですら、菊の陣は連盟贔屓過ぎると言わざるを得ない。このような人選では、コメントでの連盟への誹謗中傷の嵐になることは明白。
アンチ連盟、或いは最高位戦や協会ファンからすれば当然、面白くない人選だし、コメントが連盟への誹謗中傷ばかりでは連盟ファンも楽しく視聴できない。
確かに主催者や協賛企業や団体の思惑やしがらみもあるだろうが、もう少し視聴者の目線である程度「妥当」な人選でなければ納得しないだろう。
折角、最強戦2014を征したのが、著名人代表で株式会社サイバーエージェント代表取締役社長「藤田晋」氏であり、協賛を得ることができたばかりでなく、ITベンチャーを初めとする企業を筆頭に再び麻雀熱が出てきた事を加味しても、麻雀界と言う狭い世界だけでなく、一般の人々にも麻雀のグレーな部分で無く「競技麻雀」と言う『賭けない麻雀』を普及する意味でも、人選には熟考して欲しいように思う。

A卓は若手の愛内プロは冷静沈着な麻雀が基本だが、和泉・清水と連盟を代表する面前攻撃型と打点力が有りながらバランス型の渡辺の3人が相手だけにどういう戦い方をするか見たいところ。
若手の愛内・中堅(ベテランの域か・・・和泉、そして団体は違えど女流雀士界を牽引してきたレジェンドの清水と渡辺。面白い組み合わせである。

B卓は魚谷が1歩も2歩も抜けているが、1局勝負だけに麻雀と言うゲームの特殊性故の怖さが見られるかもしれない。

麻雀最強戦のご参加はこちらから→麻雀最強戦公式HP
麻雀最強戦公式ツイッター:https://twitter.com/mjsaikyosen
主催:竹書房近代麻雀
協賛:サイバーエージェント

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【連盟】第10期女流桜花 Aリーグ第1節

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和久津晶vs清水香織vs小宮山一美vs澤村明日華
第10期女流桜花 Aリーグ第1節
実況:小車祥
解説:滝沢和典
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール
→→→女流桜花に関してはこちら←←←

和久津・清水はコメントの必要が無い程の実力者です。
小宮山さんは安定の女流桜花A1リーガーです。
澤村さんは、昇級組。背はちっちゃいけど楽しみですね。ただし、TV対局は初登場なので緊張をどのくらいするかで当日の成績が影響しそうですね。


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