大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月17日(92/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月17日(92/94)終了時

チーム戦は暫定首位の風林火山が600p超え、2位のKONAMIが500pで盤石。セミファイナルに進出した時点でポイントが半分になるが、それぞれ300pと250pを持ち越せるのは大きいし、3位以下と離れているので、相当有利だろう。絶対とは言えないまでもファイナルは75%程度の確立で進出できると思う。

争いは暫定3位と4位の椅子の確保だが、セミファイナルの最終日に打てるメリットはそんなに大きいアドバンテージにはならないだろう。目標の数字が明確だからと言ってその数字を出せるかどうかは、相手が3人も居る麻雀と言うゲーム性から言っても簡単では無い。

レギュラーシーズン敗退争いは事実上決した格好である。雷電とドリブンズの差が450pは僅か2試合で逆転するのはいくら麻雀でも不可能な数字。今季の半荘最高得点首位の黒沢選手(雷電)のスコアが112,700点で132.7pである。Mリーグのラスの平均ポイントが大体▲65p程度なので、雷電が2連続ラスで▲130p程度しか減らさないとすると、320pは自分達が叩き出すしか無い数字なので、2試合とすると1試合へ金160pと言う事なので、持ち点で13万点オーバーを2回連続で叩かないと無理だと言う事です。数字上は不可能では無いかも知れないが、他の3チームが指を咥えてやられっぱなしになることは考えにくいので、直接的に勝負せずとも、他3者が上手く鳴きを入れるなどした選手にアシストして、局を消化することぐらいは容易いので、実質的に無理である。今季のMリーグは12月頃から好不調のチームが明確に別れ、特に不調のチームは浮上すら出来ずに終わったと言って良いシーズンだったと思う。

注目は個人賞で、特にMVP争いは激化している。一部では6位の園田選手(ドリブンズ)まで可能性があると言われているが、個人的にはそれは無理だと言わざるを得ない。万が一、チーム全員と運営企業及び監督がファンに対して『今シーズンのレギュラーシーズン敗退は受け入れ、園田選手のMVP獲得を目指す。』と明言すれば別だろうが、あくまで最終戦が終局するまで戦う事を前提とするなら、親番では絶対に「オリ」の選択が出来ない麻雀になるので、2連勝はほぼ不可能だろう。残るは最終日に打てる勝又選手(風林火山)と松ヶ瀬選手(風林火山)だが、こちらも2連投は必須で2連勝か1着-2着或いは2着-1着が最低条件になるので、中々難しい。そのポイントがターゲットになる最大の理由が、卓組である。MVPを争う伊達選手(KONAMI)と瑞原選手(パイレーツ)そして本田選手(雷電)が3/20(月)に同卓になっているので、もう1チームのフェニックスが2連勝したとしても、誰かは2着になるので、ポイントが減るのは、2-4着・3-3着・4-2着のケースだけなので、減らしたとしても30p~40p程度になるので、最終日で別日の対戦は有利ではあるが、1-2着か2-1着は必須になる。更に誰かがトップを獲ると殆どの場合は、ポイントが上積みされるので2連勝しないと届かないポイントになってしまう可能性が非常に高いのです。風林火山はチーム状況からすると、4着回避率の個人賞が出場しなければ獲得できる勝又選手は温存し、亜樹選手は3着でもシーズンマイナスになる可能性もあるので温存だろう。そうなれば瑠美選手か松ヶ瀬選手の選択だと考えれば、可能性がある松ヶ瀬選手を出す可能性が非常に高いが果たしてどうなるか楽しみではあります。

上位三人の直接対戦は1戦目から出場するのは間違い無いでしょう。仮に自分がトップでライバルを3着4着に出来た時だけ、2戦目はゲーム回しが上手い選手が出るという選択肢は残るが、それでも出場せずに逆転されたときには悔いが残るだろうから、チームとしても連投前提で考えて居るでしょう。

毎年思うのだが、やはりチーム戦もレギュラーシーズンで一旦精算するシステムの方が明確だと思う。年間94試合の長きに渡って勝負を繰り広げてきた訳なので、シーズンの1位通過というのではなく、シーズン優勝はポイントを1/2&1/2にした短期決戦で決めるのでは無く、そのままで優勝・2位・3位を決め賞金を出して精算し、ポストシーズンはファイナルで優勝する1チームだけに、ボーナス支給と言う形で戦う方式の方がスッキリするような気がします。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月10日(88/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月10日(88/94)終了時

暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り6戦となりそれぞれ660p・580pは盤石。セミファイナル進出は確定的で3位以下のチームポイントを考えるとファイナルも見据えて更なる加点を目指したいところでしょう。
ほぼ決定的とは言え、レギュラーシーズン敗退争いが激化しているだけに、ポイント上位の2チームは相当楽に試合が出来るのも有利な条件となっている。

3位以下はマイナス圏。3位のサクラナイツは2週前くらいは敗退争いに巻き込まれていたはずなのにいつの間にか3位に浮上している。敗退を気にせず上を目指せるだろう。
4位のパイレーツ、5位のサクラナイツ、6位の雷電は本当に微差。敗退圏とは300pはあるので、トップ1回取ってしまえばほぼ安泰と言えそうです。
トップ1回取るとラス1回分を受け入れられるので、残り4戦全てラスでも約▲200pなので、敗退圏のチームが+100p必要となるので最低1トップ&ラス無しが条件となるので相当厳しいだろう。

敗退争いで一番苦しいのはドリブンズ。フェニックスは残り6半荘全てでターゲットになる雷電との直対となっているので、6半荘全てで1着順上だと順位点だけで20p×6試合=120p。2着順違うと順位点だけで40p×6試合=240pなので素点差も考慮すれば、可能性はある。
ドリブンズは雷電との対戦が2試合しかなく、その2試合にフェニックスも入って居るので、残りの組み合わせが悪い。
どちらかというと、雷電よりもアベマズを狙う方が楽だろう。
もしかすると、レギュラーシーズン最終日のサクラナイツ・アベマズ・風林火山・ドリブンズの試合でドリブンズとアベマズの残留争いがあるかもしれない。

個人賞争い
個人スコア(MVP)
暫定首位の伊達選手(KONAMI)と2位園田選手(ドリブンズ)、更には3位の本田選手(雷電)とは1着順差なのでまだまだわからない。
園田選手・本田選手は敗退のリスクがあるチーム状況もあって、チーム内唯一の好調者なので必ず2戦は出場するので、ポイントを増やす可能性もあるし、減らす可能性もある。
ただ、伊達選手の場合には、他2選手の動向を見て出場を選べるのは有利だが、最終日にドリブンズが残って居るので、自チームの最終戦に暫定首位の時に出場するかの判断は難しいかもしれない。

最高スコア
累積の成績では無く、半荘1回の勝負なので最終戦まで分からないが、黒沢選手(雷電)の112,700点は中々出にくいだろう。

4着回避率
1位は勝又選手(風林火山)で2回。
優選手(パイレーツ)高宮選手(KONAMI)日向選手(アベマズ)瑞原選手(パイレーツ)は3回。
出場回数の関係で順位は付いているが、勝又選手がラスを取らなければ下位の選手が逆転出来ないので、ほぼ決定でしょう。
個人賞は興味ないとは公言しているが、出場しなければ100%獲れるタイトルを失うリスクを取る必要が無いチーム状況もあり決定と言って良いでしょう。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月03日(84/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月03日(84/94)終了時

暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り10戦となり600p超えは盤石。セミファイナル進出は確定。
理由は簡単。麻雀は4人で対戦し、Mリーグは8チームの争いなので、直接対戦とそうで無い時、そして同卓チームなどの絡みで7位以下に落ちる可能性が殆ど無いのです。
3位以下はマイナス圏。3位のアベマズは松本選手のトップで踏み留まり、週間は▲12p程度と耐えている。3位~6位は直接対局で簡単に逆転する点差ではあるが、後が無い下位2チームが少々無理な麻雀をしてくることを考えるとまだ気楽。ただ、多井選手が不調なのは気掛かりでしょう。
4位のパイレーツ、5位のサクラナイツ、6位の雷電は本当に微差。直対なら1着順+素点で簡単に順位は入れ替わる。ただ、基本的には下位2チームとみて戦えるので、戦略の幅が広いだけに有利なのは変わらない。
問題は、同卓した終盤で共通認識を持って戦えるかどうか?
フェニックスやドリブンズがトップ目で自分のチームがラスの時に、ボーダー争いの同卓チームをトップにする差し込みをしてでも、敗退圏チームのトップを阻止するかどうかでしょう。
また、その逆、フェニックスやドリブンズがラス目の時に、ラスを押しつけつつ、無理に着順アップを狙わず終わらせる事を共通認識するかどうかですね。
チームカラーで変わるのかもしれませんが、個人的には上記の方法がベストな選択だと思いますけどね。何故なら、セミファイルに進出した時点でレギュラーシーズンのポイントは半分になるので、下手に自チームのポイントを考えるよりも、敗退を押しつけた方が無難だからです。
それこそ、トップ目から役満直撃を喰らうかもしれません。Mリーグのトップの平均点数は45,000点なので10,000点持ちのラス目に役満打ち込んだから、+65p→▲47pとなり110p失うことになります。それが敗退圏チームとなれば「行って来い」で220p変わってしまいますからね。
例えば、雷電(▲160p)-フェニックス(▲350p)の場合。ポイント差は190p。雷電が45,000点持ちのトップ目だった時に+65pで▲95p。ラスのフェニックスは10,000点なので▲50pで▲400pとなりその差305pに出来るのに、役満放銃で▲47pになり▲237p。一方フェニックスは+62pで▲288pなのでその差51pまで縮まってしまうのです。
まぁサクラナイツなどは「優勝が目標」と常に言ってはいるモノの、現実問題としてレギュラーシーズンで敗退してしまっては意味が無い。どのみち半分になるポイントを稼ぐよりも安全圏に逃げる方が大事だと思うのですけどね。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月24日(80/94)終了時

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暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り14戦となり500p超えは盤石。セミファイナル進出は確定でしょう。風林火山とKONAMIの差は2着2回と4着2回の差なので誤差の範囲でしょう。
3位以下はマイナス圏。3位のアベマズは日向選手のトップで踏み止まるも一時期600p近くあったポイントを溶かしてしまう状況で、連敗するようであれば敗退争いに巻き込まれる可能性もある。
4位のパイレーツは瑞原選手と小林選手のリレーでラス-ラスと手痛いマイナスで、こちらも敗退争いに巻き込まれる可能性がある。
4位はアベマズは週間逆連対で▲100pとなり0.3pと苦しい。頼みの多井選手がシーズン▲61.7pと苦しんでいる。好調だった日向選手もラス無しが途絶えてから3着が続きポイントを確実に持ってくる選手が見当たらないのは苦しいだろう。
5位は雷電。瀬戸熊選手のトップで一息つくも、萩原選手がラス。黒沢選手が3着と苦しい状況だったが、今季好調の本田選手が2着良しの和了で週間▲10.5pで堪えた感じ。
ボーダーの6位はサクラナイツ。今週も岡田選手-内川選手のデイリーダブルで一気に5位に浮上するも、2/23の初戦でラス目のでオーラス親番の堀選手がダントツトップのドリブンズ園田選手に国士無双放銃と手痛いラス。次戦も渋川選手が3着とデイリーダブルのプラスを殆ど溶かしてしまう。
7位はフェニックス。茅森選手のトップで今週は▲1.8pと微減。ターゲットのサクラナイツとは100p弱の差でまだまだレギュラーシーズン敗退は分からない状況は変わらない。魚谷選手と近藤選手の復活が待たれるが、好調で個人成績2位の東城選手が更に活躍できるか?に掛かっているかもしれない。
8位はドリブンズ。2/23の第一試合でダントツトップ状態で迎えたオーラスに国士無双を成就させ特大トップで104.1pの加点。更に二試合目に村上選手がトップとデイリーダブルで160p弱の荒稼ぎでマイナスポイントを大きく返済し、ボーダーのサクラナイツとは240p差と肉薄した感じはするが、流石に残り14試合で逆転するのは無理だろう。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月17日(76/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月17日(76/94)終了時

暫定1位は風林火山。500p超えで中々盤石。兎に角、連敗しない。ただ開幕から続いて居た1週4半荘で1回のトップを獲るのは途絶えたので少し注意は必要だろう。
2/14の第二試合で亜樹選手が今季2度目(個人は初)役満の四暗刻単騎待ちを成就した。
2位のKONAMIは寿人選手が大爆発のトップ。高宮選手が2着2回。伊達選手も2着1回と週間4連対で100pの上積みでセミファイナル進出は盤石になったと言えそう。
3位のパイレーツは仲林選手-小林選手での連敗だったが、瑞原選手が大きめのトップで気を吐き、個人成績も2位に上昇し、2年連続MVPと言う偉業も現実的になった。
4位はアベマズは週間逆連対で▲100pとなり0.3pと苦しい。頼みの多井選手がシーズン▲61.7pと苦しんでいる。好調だった日向選手もラス無しが途絶えてから3着が続きポイントを確実に持ってくる選手が見当たらないのは苦しいだろう。
5位は雷電。逆連対続きも瀬戸熊選手がトップ獲得で一息ついた格好。それでもサクラナイツと100p近い差、フェニックスとも170p差なのでレギュラーシーズン敗退争いに巻き込まれていると言っても過言では無い。このチームが苦しい状況の中で本田選手がコレまでと同じような精神状態で打てるかどうかが鍵になりそう。
ボーダーの6位はサクラナイツ。今週内川選手-堀選手のデイリーダブルで一気に逃げた感じはあったが、堀選手がラスを引いたことも有り若干プラスで終わった週となりフェニックスの追い上げがキツいので最終盤までこの2チームは敗退争いを繰り広げるだろう。
7位はフェニックス。魚谷選手がトップ目で防ぎようが無い亜樹選手への四暗刻単騎に放銃したのは痛かったが、しっかりラス回避したのは大きい。好調な東城選手が個人4連勝で週間50p程度回復して、サクラナイツとの差を70p弱にしたのは大きい。サクラナイツとの同卓が5日(10半荘)あるのと最終日はフェニックスの方が前日に試合を終わるので、早く逆転しておきたい。
8位はドリブンズ。2月に入り1日1トップを掲げて4日続けてきたが、2/16の試合で途絶えただけで無く、大きめの3着と痛恨のラスでほぼ終焉。前週は丸山選手、今週は村上選手が今季初トップでチームは盛り上がっていたと思うが、流石に残り18試合で350p-270pの2チームを逆転するのは無理だろう。

チームスタッツ(着順回数)
特筆するような事は無いかもしれないが、首位の風林火山のトップ回数24回・KONAMIが23回とやはりトップが獲れていることは大きい。
最下位のドリブンズは実はラス回数が案外少ない。まぁ13回と圧倒的にトップ数が少ないのが最下位の原因だろうが、地味に3着の回数も多いので、ラス回避は出来ている事を考えれば、終始トップ争いが出来ていないシーズンだと言えそう。
パイレーツのトップ時の平均ポイントがダントツで低いのは面白い。トップの風林火山とは約6pだが、約25回程度のトップ数だとすると、150p程度の差が生じるので地味に大きい。
レギュラーシーズン敗退争いをしているサクラナイツはトップ回数は平均的な20回だが、ラスが25回と抜けて多いのが原因。最小のパイレーツを10回差は多すぎる。

チームスタッツ(対戦成績表)
見方。
色つきのチームを横に見ます。
例)サクラナイツvsフェニックスの場合には、サクラナイツがフェニックスに4.3p勝っている。と言う事です。
▲はマイナスで負けている(カモにされている)と言う事です。

サクラナイツは風林火山にカモにされている。
フェニックスは風林火山にカモ(600p弱)にされている。
アベマズはパイレーツにカモ(700p弱)にされているが、風林火山とフェニックスをお得意様にしている。
KONAMIは風林火山にカモにされているが、雷電に900p、ドリブンズに700p超えとお得意様にしている。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月10日(72/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月10日(72/94)終了時

暫定1位は風林火山。500p超えで中々盤石。兎に角、連敗しない。しかも、1週4半荘で1回のトップを獲るのだから大幅にポイントを減らす事が無い。開幕当初は苦戦していた瑠美選手は気づけば個人成績9位。亜樹選手もマイナスながら1回のトップでプラスに戻るポイントで不調は脱出した模様でこうなれば盤石なのも頷ける。
2位のKONAMIは伊達選手が大活躍。個人成績も首位に躍り出ている。そして高宮選手が個人6位と男性陣が不調な部分を補って余り有る活躍。
3位はパイレーツだが、チーム5連勝後は実は9試合トップ無しで2着1回3着7回ラス1回と目立たないが地味にポイントを減らしている。
4位はアベマズで600p間近の状態からいつの間にか100pと地味にポイントを減らしている。2/10の第2試合で絶対的エースの多井選手が箱ラスを喰らったのは痛い。
5位は雷電。2/9の黒沢選手の清老頭聴牌は痺れたが結果はラス。絶好調だった本田選手も勢いが陰り、ポイントゲッターの2人が失速して、萩原選手と瀬戸熊選手が勝てないようではマイナス圏に突入するのも理解出来る。
まぁ注目はレギュラーシーズン敗退争いだろう。
ボーダーの6位はサクラナイツ。今週1トップ3着1回ラス2回と80pマイナスは痛い。(3着1回もラスのポイントと余り変わらない)このままだと前年度優勝チームはファイナル進出出来ないと言うジンクスが成立するだけで無く、本当にレギュラーシーズン敗退もあり得る状況になってきた。
7位はフェニックス。2トップ2着1回3着1回でラス無しの+145.7p挽回。兎に角、東城選手が個人成績5位で+220.7pと絶好調。気付けばサクラナイツと51.3p差とトップラスどころか、トップ3着か2着ラスでも逆転する点差まで縮まった。
8位はドリブンズ。2/10の第一試合で丸山選手に待望の今季初トップが来ましたが、フェニックスとは204p差、サクラナイツとはまだ250p差あるので正直厳しいだろう。

チームスタッツ(着順回数)
特筆するような事は無いかもしれないが、首位の風林火山のトップ回数24回・KONAMIが22回とやはりトップが獲れていることは大きい。
最下位のドリブンズは実はラス回数が案外少ない。まぁ圧倒的にトップ数が少ないのだが…。
パイレーツのトップ時の平均ポイントがダントツで低いのは面白いし、雷電のラス時の平均ポイントがほぼ箱テン状態なのも面白い。

チームスタッツ(対戦成績表)
見方。
色つきのチームを横に見ます。
例)サクラナイツvsフェニックスの場合には、サクラナイツがフェニックスに58.3p負けている。と言う事です。
▲はマイナスで勝っていると言う事です。

フェニックスはドリブンズ以外負け越している。
アベマズはパイレーツには大きく負け越している。
KONAMIは雷電に700p超え。ドリブンズに550p超えとお得意様状態にしている。

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-02-03(68/94)終了時

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-02-03(68/94)終了時

大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-02-03(68/94)終了時

上位争いは風林火山が50p上積みして500pの大台に乗せた。
2位~5位は上下150p程度の動きで、大きくはパイレーツが▲100pと少々減らしたが、混戦状態が続いているので、残り10試合程度までは他のチームとの着順をそれ程意識せず試合を消化していくだろうと思います。
敗退争いも大きな変動は無く、敗退圏の2チームも初戦トップでも次戦がラスになるなど、大きくポイントを回復出来ないジリジリした状況。
ただ、フェニックスもドリブンズも20p程回復した反面、サクラナイツが▲50pとなっているので、常にターゲットにされているのは辛いだろう。
痛恨なのは、2/3の第二試合でダントツラス状態で、他3チームがトップ争いしているオーラスで、狙われて居るドリブンズに満貫放銃でトップもプレゼントしてしてしまった堀選手の選択は素人目にも微妙だった気がする。
個人的にはこの日の堀選手は、序盤から完全に不要とは思えない対子のドラ5sを切り、先制リーチに対してドラ5sを切り飛ばして勝負する(放銃には至らなかったが…)など、なんかいつもと雀風が違っていた気がします。

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-27(64/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-27(64/96)終了時結果

大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-27(64/96)終了時結果

年間94試合の長丁場も気づけば残り1/3を切った。
残り30半荘となりレギュラーシーズン敗退濃厚となったのは、フェニックスとドリブンズ。
ドリブンズは、『まだ30試合ある』とは言うが、サクラナイツを捕らえるのは難しいポイント差(約500p)になってしまっている。
※昨年12月から成績急上昇のパイレーツも30試合(12トップ)掛かって今の位置に上昇している。(489.4p)
注目はサクラナイツとフェニックスの敗退免れ争いになりそうだが、狙われるサクラナイツ側は、直対の時にはフェニックよりも上位で試合を終えることを心がければ何とかなりそう。
フェニックス側からすれば、ターゲットのサクラナイツとは350p程度なので極論を言えば3試合の直対でトップラスを決めれば捕まえることは可能だが、現実的にはそんな簡単にはいかない。
しかも、フェニックスは魚谷選手と近藤選手の2人が絶不調なだけに厳しいかもしれない。
暫定首位の風林火山は盤石。4位5位のアベマズと雷電は連敗すれば直ぐにトータルポイントがマイナスに沈むので気を緩めることは出来ない戦いが続く。
アベマズは初年度からファイナル進出を逃したことが無いだけに、レギュラーシーズンも少しでも良い成績で終えたいだろう。
それ以上に、雷電は強制チーム編成のレギュレーションに抵触している年だけに、何としてもファイナル進出を勝ち取る為にレギュラーシーズンでポイントを稼ぎたいだろう。

一方、そろそろ個人成績も気になる所。
MVPの個人スコアでは覚醒した感のある本田選手(雷電)が暫定首位ながら、瑞原選手y(パイレーツ)が僅か13.9p差で追ってきていて、3位の勝又選手(風林火山)も70p程度、4位の伊達選手(KONAMI)110p程度と1トップ+2着でも届く成績なので混沌。
最高スコアは黒沢選手(雷電)の112,700点は相当高い壁。親のダブル役満でやっと届く。
4着回避率は今季まだラスが無い日向選手(アベマズ)がトップ。続くのはラス1回の勝又選手(風林火山)と優選手(パイレーツ)で以下ラス2回の選手が続く。
ある意味で個人タイトルを日向選手に獲らせたいなら、登板させなければ確定するが、試合数の関係で1回ラスを喰らうと3位に落ちてしまう。流石に30試合残って居るので温存は無いだろうが、さてどうするか。

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-20(60/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-20(60/96)終了時結果


大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-20(60/96)終了時結果
長いシーズンも各チーム60試合を消化。
上位は相当安泰な状況。風林火山やKONAMIは同卓する他チームの着順を意識してある程度操作することも既に考慮に入れる時期に入っている。
それは3位・4位のパイレーツ・アベマズも同じ。6位・7位・8位が争ってくれれば、ひとまず自分達がレギュラーシーズンの敗退は無いので、レギュラーシーズン敗退争いを3チームでしてくれるのは嬉しい。
3チームが敗退争いしていると何故上位のチームが有利なのか?
簡単に言えば、無理な勝負をしてくる事が多くなるので、自分達の和了が多くなり易い。と言う構図が生まれやすくなるからです。
シーズン前半や中盤なら、我慢して「オリ」を選択出来た局面でも、加点の為に無理してでも押す選択になり易い。
例を挙げれば、先制リーチに対して、自分の手牌に満貫が見えていても一向聴ならオリの選択をしていたのが、3900点や5200点程度の二向聴でも押し返す(勝負する)選択をせざるを得ない事が多くなる。と言う事。

一方でトップを獲りやすくなると言う考えもあるが、上位チーム同士で僅かな点数差で着順が変わるなら、協力してあげてトップに引き上げてあげることは20pの加算を防げるが、それはオーラスで自分が着順アップが望めず、トップと2着が出アガリ5200点程度の微差の場合のみ。

昨シーズン▲1200p以上のマイナスを記録的な大敗した雷電も厳しかったが、今年のドリブンズも厳しい。今季は敗退が決まったと断言しましょう。
ライバルはフェニックスでは無く、6位のサクラナイツなので、その差が約500p弱なのでトップ-ラスを4連続出来たら縮まるが、あくまで机上の話しですし、直接対局は組み合わせ上2試合に1回しかない。
そもそも60半荘消化してチームで8勝して出来ていないチームが、無理な勝負もしなければならない事が多くなる半荘で、そんなに簡単にトップが多く獲れるはずも無い。
あくまで個人的な意見ではあるが、女流の参加を規定で決められた時に「育成枠」と言う独自の方法で、オジサン3人よりも明らかに雀力が劣るであろう女流の試合数を少なくする事で、女流のマイナスポイントを補っても戦えると言うある意味「傲り」があると言える。
運の要素が多く有り、1半荘毎に面子も変わるので、実力差が出にくいMリーグでは失策と言われても仕方の無い選択だったと言わざるを得ないだろう。


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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-13(56/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-13(56/96)終了時結果


全94半荘の長丁場も2/3が終わろうとしている。
上位の2チーム(KONAMI&風林火山)は+300pオーバーとほぼ安心できる状況。
中団の3チーム(雷電・ABEMAS・パイレーツ)は、これからが正念場だが、好調な選手も必ず居るので連続ラスなどが無ければプラスのポイントを活かして上手く立ち回れるでしょう。
下位の3チーム(サクラナイツ・フェニックス・ドリブンズ)は相当厳しいが、ターゲットのサクラナイツと200p差があるので、レギュラーシーズン敗退が掛かる2チームは正念場と言うよりは既に背水の陣でトップ必須の麻雀にシフトする必要が出てくるだろう。

麻雀と言うゲーム性で言えば、好調者が次の試合も調子が良いと言う事は無い筈だが、意外にもトップが獲れない選手は何故か獲れないし、好調者は鳴いても待ち枚数が少ないリーチでも捲り合いに勝ってしまう。
上位のチームは好調者が2人居る状態で、連敗をせず、苦しい半荘で結果的にラスを喰らっても連敗しない。そしてトップを獲るのでポイントが加算されていく状態になる。チーム戦なので1人はプラスマイナスゼロ付近で堪え、1人が不調でもそのマイナスを2人の好調者が余裕で返済している状態。
下位のチームは2人が不調で泥沼から抜け出せない状態が何故か続く。劣勢になることが多く、捲り合いでも残って居る枚数で勝っていても負ける事が多く、綺麗に和了が決まっても裏ドラが乗らずに打点が増えない。そして1人がギリギリプラスマイナスゼロで堪え、もう一人が若干のプラスで、マイナスの2人分の負債を返済出来ない状態が続く。

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