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第6期麻雀グランプリMAX 決勝戦

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日本プロ麻雀連盟の麻雀グランプリMAXとは
昇段の判定に用いられているポイントをランキング化し、ランキング上位者と現タイトルホルダーなどが闘う年度を締めくくるトーナメント形式のタイトル戦。

灘麻太郎vs和久津晶vsHIRO柴田(柴田弘幸)vs柴田吉和
実況:小車祥
1・2回戦解説:勝又健志・前田直哉
3・4回戦解説:勝又健志・藤崎智
5・6回戦解説:勝又健志・瀬戸熊直樹
7・8回戦解説:勝又健志・森山茂和
牌譜解説:古橋崇志
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール(1発無し・裏ドラ無し・槓ドラ無し)
システム:半荘8回戦を連続2日間の対局で行い優勝者を決める。
第6期麻雀グランプリMAX 決勝卓 灘麻太郎vs和久津晶vsHIRO柴田vs柴田吉和
灘麻太郎
二次予選からの特別シード(今季の王位が連盟所属プロでは無いため)を勝ち上がった日本プロ麻雀連盟名誉会長の「カミソリ灘」こと灘麻太郎。

和久津晶
ランキングポイント21位(女流では恐らく最上位)
一次予選から森山茂和現連盟会長・近藤久春(A1リーガー)・小川尚哉。
二次予選では前原雄大・山田浩之・宮内こずえ。
ベスト16では、柴田吉和・瀬戸熊直樹・藤崎智。
ベスト8では、古川孝次・灘麻太郎・白鳥翔。
一次予選から厳しい対戦相手となるが、持ち前の攻撃力を活かして森山・近藤・山田・宮内・瀬戸熊・藤崎・古川・白鳥を撃破。ベスト16・ベスト8では更に攻撃力全開で最終5回戦目は勝ち上がりをほぼ決めた状態で対戦者を圧倒する勢いだった。

HIRO柴田(柴田弘幸)
一次予選は西島一彦・土屋幸弘・山田浩之。
二次予選は野方祐介・童瞳・高谷圭一。
ベスト16が勝又健志・灘麻太郎・山田学武。
ベスト8が野方祐介・柴田吉和・ダンプ大橋。
本人の実力からすれば比較的格下が多い対戦相手に恵まれた感じで順当な勝ち上がりを決めた格好。

柴田吉和(現十段位)
劇的な最終戦オーラスの国士無双の和了で十段位を獲った柴田吉和はベスト16からのシード。
ベスト16は、藤崎智・瀬戸熊直樹・和久津晶。
ベスト8は、野方祐介・HIRO柴田・ダンプ大橋。
ベスト16は調子が悪い藤崎・瀬戸熊に助けられた格好だったが、ベスト8では苦しい展開でも諦めず、最終戦オーラスで逆転して決勝卓進出を決めた。

まだまだ現役バリバリ感があって切れ味抜群のカミソリは健在で、タイトル獲得にはそれほどの執着は無いと思われる灘プロが序盤は終始先手を取る展開が予想される。
実力上位で安定感があるHIRO柴田は虎視眈々とチャンスを伺うだろうが、恐らくは決勝卓4人では一番タイトルを欲しいと思っているだろうが、そうした気持ちがどうでるのか?
ダブルタイトルが掛かる柴田吉和は時々中途半端な放銃が見られるので、そうしたミスをどれだけ減らすことが出来るかどうか?
和久津は勝ち上がりの対戦相手が相当厳しい中を勝ち上がってきているだけに、どれだけ運量が残っているか微妙だが、ベスト8で灘プロとの対戦経験があるのは両柴田よりは有利かもしれない。

超攻撃型麻雀アマゾネスの和久津晶プロを全力推ししている管理人からすれば、仕掛けを多用し先行する灘プロにしっかり付いて行きながら、高打点を炸裂させて初日をトータルトップか2着でも十分。2日目に疲れから集中力を失った隙を突いて灘プロを捲る展開でタイトルを獲って欲しいと願う。
安定的だが、あまり無謀な事をしないHIRO柴田や細かいミスが多い柴田吉和はそれほど眼中に入れなくても良いと思う。

3月19日 14:00 – 放送予定

3月20日 14:00 – 放送予定

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【連盟】麻雀トライアスロン雀豪決定戦プロ予選 D卓

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麻雀トライアスロン雀豪決定戦プロ予選D卓 灘麻太郎vs前田直哉vs瀬戸熊直樹vs佐々木寿人5月5日(火)18:00~ニコ生日本プロ麻雀連盟チャンネルで放送予定です。
司会:片倉まち 実況:勝又健志 解説:森山茂和

ルール:日本プロ麻雀連盟 麻雀トライアスロン大会ルール(連盟Bルール+連盟三麻ルール)
【第6回麻雀トライアスロン雀豪決定戦 大会システム】
プロはプロ、ゲスト雀豪はゲスト雀豪で予選を行い、上位2名ずつが決勝へ進出。
ゲスト雀豪はABCDの4卓に別れ、それぞれのトップ者が準決勝へ。準決勝の上位2名が決勝へ勝ち上がる。
プロもABCDの4卓に分かれるが、各卓上位2名がBest8に勝ち上がり、更にBest8で上位2名が決勝へ勝ち上がる。
つまり、ゲスト雀豪の予選はトップ獲りで行い、準決勝は2着獲りになり、プロは決勝卓まで常に2着獲りと言うシステム。
因みに三麻は4人セットの3人打ちと言う変則で行われ基本的には北家に当たるプレーヤーが抜け番となり、親が連荘すると次局は西家が抜け番となる。
また、三麻は南場までの1局に加えて70分の時間設定もあり、1局で70分経過していれば1局をやり終えるが、70分未満の場合には西入する特殊ルール。(西場終了時でも70分未満なら「帰り東」)
点数計算は一般的な切り上げ満貫方式だが、自摸った場合の支払いが単純に1/2づつになる親被りが無い、連盟三麻ルールを採用している。(考案したのは前原雄大プロ)

【麻雀トライアスロンとは!?】
ではこの“麻雀”トライアスロンとは!?
2009年日本プロ麻雀連盟で創設された、まったく新しい形の“麻雀”のタイトル戦それが『麻雀トライアスロン』!
東風戦・半荘戦・三人麻雀の順に戦い3種目をワンクールとして、予選・準決勝・決勝と勝ち進む!
ゲスト雀豪には芸能界だけでなく、将棋・囲碁・競輪・競艇・野球など様々なプロ競技で活躍している勝負師でもある麻雀好きが集まっているので、所謂「勝負勘」や「読み」が鋭い打ち手が多く見所は多い。
高打点が出易い三人麻雀の比重が高いポイントシステムなので東風・半荘が不要なのでは?とも思われガチだが、自分の調子の判断や、相手の調子や雀風を探る意味でも案外重要な要素になっている。
見所はやはり三人麻雀となる。先日のゲスト雀豪予選は、半荘で1回・三麻で2回と一対局で3回の役満が炸裂している。

【プロ予選D卓】のみどころ
やはり連盟所属プロの層の厚さを感じる4人が最後に出場と言う感じです。
灘麻太郎プロ(前会長)・前田直哉プロ(現鳳凰位)・瀬戸熊直樹(前鳳凰位・十段位)・佐々木寿人
カミソリに大陸間弾道ミサイルに暴君と攻めダルマってどんだけぇぇぇ(古っ)
まぁ兎に角凄いメンツだし、副露率が高い灘プロ佐々木プロに面前手役でリーチ主体の瀬戸熊プロに同じ面前手役派だがダマテン主体の前田プロと組み合わせも面白い。
そしてこの4人が三麻を打つのだからつまらない訳がありません。
巷ではプロ連盟は「鳴き麻雀を否定している」だとか「時代遅れのアナログ麻雀」などと囁かれているが、灘プロの麻雀を見れば真実が見えるかもしれません。



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