アーカイブ | 3月 2016

夕刊フジ杯争奪第10期麻雀女王決定戦の予選最終節終了

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夕刊フジ杯争奪第10期麻雀女王決定戦の東日本リーグの予選最終節となる第7節が3月17日、夏目坂スタジオで開催され、準決勝進出チームと個人戦プレーオフに進出する選手が出そろった。

東京1組:Club NPM(愛内よしえ・豊後葵・逢川恵夢)
東京2組:スリーファイブ新宿店シリウス(東城りお・優月みか・山田真木子)
東京3組:KEIO(石田亜沙己・井上絵美子・古谷知美)
東京4組:まぁじゃんまっすー(和久津晶・澤村明日華・日當ひな)
東京5組:小岩RAKURAKU(佐藤かづみ・清水香織・茅森早香)
東京6組:さかえ松戸店(水瀬千尋・水瀬夏海・安達瑠璃華)
東京7組:麻雀BULL中野店(上野あいみ・山脇千文美・柚花ゆうり)

各節のチームポイントは>>こちら<<を参考にして見てください。
東京の予選は序盤で首位に立ったチームがそのポイントを守りながら戦った様子が分かると思います。

西日本リーグは名古屋組最終節が3月10日に行われ、雀サクッ(佐藤あいり・池沢麻奈美)が188.4ポイントで首位通過し、準決勝進出を決めた。

大阪1組は牌テンション&らいらい荘(可南、里見寧々)、大阪2組はマーチャオ(涼宮麻由、美影あや)が準決勝に進出した。

チーム戦準決勝組み合わせ

準決勝A卓 2016年6月15日 13:00~
ニコニコ生放送の公式チャンネルで放送開始
チーム名 選手1 選手2 選手3
大阪1組 牌テンション&らいらい荘 可南 里見寧々
東京1組 Club NPM 愛内よしえ 豊後葵 逢川恵夢
東京2組 スリーファイブ新宿店シリウス 東城りお 優月みか 山田真木子
東京3組 KEIO 石田亜沙己 井上絵美子 古谷知美
東京4組 まぁじゃんまっすー 和久津晶 澤村明日華 日當ひな
準決勝B卓 2016年6月16日 13:00~
ニコニコ生放送の公式チャンネルで放送開始
チーム名 選手1 選手2 選手3
大阪2組 マーチャオ 涼宮麻由 美影あや
名古屋1組 雀サクッ 佐藤あいり 池沢麻奈美
東京5組 小岩RAKURAKU 佐藤かづみ 清水香織 茅森早香
東京6組 さかえ松戸店 水瀬千尋 水瀬夏海 安達瑠璃華
東京7組 麻雀BULL中野店 上野あいみ 山脇千文美 柚花ゆうり
※太文字の選手は個人戦プレーオフ進出者
各節のチームポイントは>>こちら<<をクリック
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東京1組から6組は、前節までの首位チームがリードを生かして逃げ切り順当に準決勝進出を決めた。
最終の第7節まで準決勝進出が縺れていた東京7組は「麻雀BULL中野店」と「さかえ仙台店」の争いとなり、最終戦まで縺れ、オーラスでも複雑な条件が残る熾烈な戦いとなったが、最終的に「麻雀BULL中野店」の上野あいみ(日本プロ麻雀協会)が4着となったが、「さかえ仙台店」の松岡千晶(日本プロ麻雀連盟)が2着から3着に落ちたため、順位点の減算により麻雀BULL中野店が逃げ切って準決勝進出を決めた。
西日本リーグも大阪・名古屋共に首位のチームがトータルポイントのリードを生かして逃げ切り勝ちを決めた。
結果から見ると各チーム共に個人戦プレーオフ進出者が最低1名居ることを見れば、調子の良い選手のポイントを守りながら全7節を戦ったように見える。

ただ、西日本リーグは大阪・名古屋共に選手が2名のチームが勝ち上がっており、東日本で勝ち上がったチームでも3名全員が個人戦のプレーオフに進出しているチームが無い事を考えると、不調者を他の2名でカバーするなど、チーム戦本来の戦いが見られるような気がすることも有り、公平を期すために例えアマチュア(チーム推薦)を加えてでも3名1チームでの編成とすることが出場の条件とするのが良いのでは無いだろうか?

東日本リーグ個人戦プレーオフ組み合わせ

東日本リーグ個人戦プレーオフ 2016年4月14日(木) 13:00~放送開始
順位 選手 順位 選手 順位 選手 順位 選手
A卓 1位 水瀬千尋 8位 七瀬真実 9位 日當ひな 16位 豊後葵
B卓 2位 優月みか 7位 米崎奈棋 10位 佐藤かづみ 15位 井上絵美子
C卓 3位 山脇千文美 6位 東城りお 11位 夏目智依 14位 浅見真紀
D卓 4位 石田亜沙己 5位 古谷知美 12位 魚谷侑未 13位 宮内こずえ
※プレーオフは予選のポイントを持ち越して、同一メンバーで4回戦を打ち、4戦終了時点での全ての対局者の中でトータルポイント上位4名が準決勝進出。
下位8名が敗退。残る4名(トータルポイント5位~8位)で5回戦目を打ち、終了時上位2名が準決勝進出。
個人成績一覧は>>こちら<<をクリック

個人戦は、ポイント上位(12位ぐらいまで)の選手を温存しポイントを守った。夏目智依(RMU)が30位から11位に浮上してプレーオフに進出。
ボーダーが前節より40ポイント上昇したものの、前回大会(第9回)のボーダーが12位の和泉由希子(アルバン)+129.7であった事を考えるとと、今大会の予選12位が「スリーファイブ新宿スピカ」の魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)の130.3pなのでほぼ同じ程度となった。
※前回は上位12位までがプレーオフ進出。
東日本は今回より上位16人が個人戦プレーオフ進出となっているため、16位の豊後葵(日本プロ麻雀協会)までがプレーオフに進出となった。
「ハートランド札幌」手塚紗掬(日本プロ麻雀連盟)が最終半荘でトップ条件が残されていたが惜しくもプレーオフ進出はならなかった。
なお、17位の茅森早香(最高位戦日本プロ麻雀協会)が次点となりプレーオフ対局には補欠として対局場に来ることと也、欠員が出なかった場合には解説を行うことが決定して居る。

西日本では、可南が166.4ポイントの首位で予選1位。2位に150.5ポイントで美影、3位に149.8ポイントの里見と続いている。第6期麻雀女王の池沢は、68.9ポイントの9位で予選敗退となった。

東日本リーグのプレーオフ組み合わせは発表されているが、西日本リーグは不明。恐らく偶数順位卓と奇数順位卓の2卓同時開始となると思われる。西日本リーグの個人戦プレーオフは4月6日(水)に行われ、決勝進出者2名を決める。

放送はニコニコ生放送の公式チャンネルの予定なので今からチェックしておこう!

個人成績一覧は>>こちら<<をクリック

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第1回女流モンド新人戦 優勝者は日向藍子

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女流モンドに出場するプロをある程度入れ替える方策をこの数年間行ってきたが、そのメンバー選出方法に公平性を欠いているとの指摘があったかどうかは定かでは無いが、確かに知名度で選出されていた感は否めないので、一定のルールに基づいた選出方法として創設された「女流モンド新人戦」

仕組みは1次予選・面接・2次予選を行って上位8名による準決勝(それぞれ2名勝ち上がり)・決勝(半荘2回戦)
多少、これまで女流モンドへの出場予選への枠が設けられていた、野口賞に似ていおり、今年から野口賞の優勝者にモンド杯への出場枠が無くなった事を考えると、野口賞の振り替わりと考えるのが良さそうです。

準決勝に勝ち残ったのは、
小谷美和子 (日本プロ麻雀連盟)
菅原千瑛  (日本プロ麻雀連盟)
多田ひかり (日本プロ麻雀協会)
日向藍子  (最高位戦日本プロ麻雀協会)
石田亜沙美 (日本プロ麻雀連盟)
中山百合子 (日本プロ麻雀協会)
早川林香  (日本プロ麻雀連盟)
和國加依  (日本プロ麻雀協会)
この8名。
「日本プロ麻雀連盟」・「最高位戦日本プロ麻雀協会」・「日本プロ麻雀協会」・「麻将連合」・「RMU」の5麻雀団体の若手プロ雀士対象の公募形式大会ではあったが、準決勝卓に残った8名の内訳は連盟4名・協会3名・最高位戦1名と言う結果。
在籍人数からすればある程度順当な感じではあるが、最高位戦から日向のみと言うのは少し寂しい気がする。
しかも、この8名は多少露出度の差はあるモノの、それなりに知名度がある女流プロなので、それなりに実力も伴って居なければ勝ち残れない事から、面接はある一定の効果はあるのだと思われる。

さて、決勝に残ったのは
菅原千瑛  (日本プロ麻雀連盟)
日向藍子  (最高位戦日本プロ麻雀協会)
石田亜沙美 (日本プロ麻雀連盟)
早川林香  (日本プロ麻雀連盟)
の4名。
連盟3人と最高位戦1名となった。
女流モンドルールはどちらかと言えばウマオカがあるトップ取り麻雀なので、協会所属プロの方が打ち慣れて居るように思えるが、綺麗に3名とも脱落したのは興味深い。

決勝は1回戦で日向がトップ、2着に菅原となり、3着に中山、ラスは箱割れの早川となり、全2回戦の短期勝負だけに、2回戦目は日向と菅原の直接対決の様相。
中山はトップ必須+日向と菅原の着順も気にする必要があるだけに苦しい対戦を強いられる。
菅原は単純にトップを取ればほぼ日向を捲るので、日向としても菅原だけには放銃出来ない状況になっている。

結果は、勝負する局面ではリスクを恐れず前に出た日向が見事、第1回女流モンド新人戦のタイトルを奪取
日向藍子
彼女は麻雀番組のMCとしても評価が高い女流プロで、プロを引退した白河雪菜プロと双璧を成すほどの実績がある。
麻雀の実力も、最高位戦の女流最高位決勝卓に残るなど数多くのタイトル戦で準決勝や決勝卓に残るだけの高い実力を持っている。
しかし、これまであと僅かの所でタイトルを獲ることが出来なかったのは、彼女の優しやが勝負所で「弱さ」として前に出ることを躊躇った事が原因であることが多かったように思う。

新人戦とは言え、一定以上の知名度と実力を兼ね備えた女流プロが何らかのタイトルを獲ることで一気に飛躍することがあるので、彼女の今後の活躍には期待したい。

なお、彼女の公式Twitterアカウントは
https://twitter.com/hinaai0924

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第6期麻雀グランプリMAX 決勝戦

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日本プロ麻雀連盟の麻雀グランプリMAXとは
昇段の判定に用いられているポイントをランキング化し、ランキング上位者と現タイトルホルダーなどが闘う年度を締めくくるトーナメント形式のタイトル戦。

灘麻太郎vs和久津晶vsHIRO柴田(柴田弘幸)vs柴田吉和
実況:小車祥
1・2回戦解説:勝又健志・前田直哉
3・4回戦解説:勝又健志・藤崎智
5・6回戦解説:勝又健志・瀬戸熊直樹
7・8回戦解説:勝又健志・森山茂和
牌譜解説:古橋崇志
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール(1発無し・裏ドラ無し・槓ドラ無し)
システム:半荘8回戦を連続2日間の対局で行い優勝者を決める。
第6期麻雀グランプリMAX 決勝卓 灘麻太郎vs和久津晶vsHIRO柴田vs柴田吉和
灘麻太郎
二次予選からの特別シード(今季の王位が連盟所属プロでは無いため)を勝ち上がった日本プロ麻雀連盟名誉会長の「カミソリ灘」こと灘麻太郎。

和久津晶
ランキングポイント21位(女流では恐らく最上位)
一次予選から森山茂和現連盟会長・近藤久春(A1リーガー)・小川尚哉。
二次予選では前原雄大・山田浩之・宮内こずえ。
ベスト16では、柴田吉和・瀬戸熊直樹・藤崎智。
ベスト8では、古川孝次・灘麻太郎・白鳥翔。
一次予選から厳しい対戦相手となるが、持ち前の攻撃力を活かして森山・近藤・山田・宮内・瀬戸熊・藤崎・古川・白鳥を撃破。ベスト16・ベスト8では更に攻撃力全開で最終5回戦目は勝ち上がりをほぼ決めた状態で対戦者を圧倒する勢いだった。

HIRO柴田(柴田弘幸)
一次予選は西島一彦・土屋幸弘・山田浩之。
二次予選は野方祐介・童瞳・高谷圭一。
ベスト16が勝又健志・灘麻太郎・山田学武。
ベスト8が野方祐介・柴田吉和・ダンプ大橋。
本人の実力からすれば比較的格下が多い対戦相手に恵まれた感じで順当な勝ち上がりを決めた格好。

柴田吉和(現十段位)
劇的な最終戦オーラスの国士無双の和了で十段位を獲った柴田吉和はベスト16からのシード。
ベスト16は、藤崎智・瀬戸熊直樹・和久津晶。
ベスト8は、野方祐介・HIRO柴田・ダンプ大橋。
ベスト16は調子が悪い藤崎・瀬戸熊に助けられた格好だったが、ベスト8では苦しい展開でも諦めず、最終戦オーラスで逆転して決勝卓進出を決めた。

まだまだ現役バリバリ感があって切れ味抜群のカミソリは健在で、タイトル獲得にはそれほどの執着は無いと思われる灘プロが序盤は終始先手を取る展開が予想される。
実力上位で安定感があるHIRO柴田は虎視眈々とチャンスを伺うだろうが、恐らくは決勝卓4人では一番タイトルを欲しいと思っているだろうが、そうした気持ちがどうでるのか?
ダブルタイトルが掛かる柴田吉和は時々中途半端な放銃が見られるので、そうしたミスをどれだけ減らすことが出来るかどうか?
和久津は勝ち上がりの対戦相手が相当厳しい中を勝ち上がってきているだけに、どれだけ運量が残っているか微妙だが、ベスト8で灘プロとの対戦経験があるのは両柴田よりは有利かもしれない。

超攻撃型麻雀アマゾネスの和久津晶プロを全力推ししている管理人からすれば、仕掛けを多用し先行する灘プロにしっかり付いて行きながら、高打点を炸裂させて初日をトータルトップか2着でも十分。2日目に疲れから集中力を失った隙を突いて灘プロを捲る展開でタイトルを獲って欲しいと願う。
安定的だが、あまり無謀な事をしないHIRO柴田や細かいミスが多い柴田吉和はそれほど眼中に入れなくても良いと思う。

3月19日 14:00 – 放送予定

3月20日 14:00 – 放送予定

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