アーカイブ

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年11月19日(28/90)終了時

LINEで送る
Pocket

大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズン 2021年11月19日終了時チームランキング
大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズン チーム成績グラフ

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年11月19日(28/90)終了時

上位2チームは順調にポイントを伸ばした。暫定首位の風林火山は盤石と言った試合で、11/16は亜樹&瑠美の姉妹登板となり、両方2着とポイントを加算。11/18は松ヶ瀬トップ、勝又ラスながらトータルではマイナスしていない。チームスコアを500pに乗せている。

暫定2位のKONAMIは滝沢・高宮の連続トップで一気にポイントを伸ばし、11/18で初戦佐々木がラスを取ってしまうが2戦目の伊達が2021シーズン個人最高スコアどころか、Mリーグ新記録となる素点で10万点を超え、順位点込みで125.5pの特大トップでトータル300pを超えた。画像は試合直後の「水飲み」シーン。

伊達朱里紗 伊達ちゃん Mリーグ歴代最高スコア

中団は相変わらず混戦。それも当然で上位2チームで4トップしている訳ですから、残るトップは4つしか無い。その中で暗闇から抜け出したのはサクラナイツの内川。11/19の初戦で3倍満を和了し今季初トップを獲ると、勢いそのままに連闘し連勝。11/16の2戦目に沢崎がトップを獲っているのでチーム3連勝となり、チームスコアも一気にプラスとなった。

残る一つのトップはフェニックスの近藤。今季初トップで嬉しいマツカヨインタビューとなった。

【ABEMA】大和証券 Mリーグ2021を観るなら「ABEMAプレミアム」

苦しいのは雷電。兎に角プラスが無い。11/18の2戦目も黒沢が2着で粘るも、伊達の超特大トップに巻き込まれ、順位点を貰ってもスコアではマイナス。チームスコアも▲300pを超えた。何か切っ掛けが欲しい。

案外苦しいのはパイレーツだと個人的には感じている。チームとして28戦で僅か3トップしか無い。確かに派手な麻雀では無く、トップも少ないがラスも取らないスコアメイクをしながら確実な順位を確保する麻雀がチームカラーではあるが、それこそ今年新加入でプロ歴も浅いKONAMIの伊達選手が7戦3トップで217.9pなので、伊達選手分負けている格好になっている。

色んな考え方はあるだろうが、やはり偶然性が結果を大きく左右する麻雀では、スコアメイクはそんな簡単に生やさしく出来る筈も無い。それならば順位点が大きいMリーグのルールであれば、多少強引に、多少無理してでも打点を上げる麻雀に多少アジャストしないとジリ貧になる可能性はある。優勝しているチームではあるが、レギュラーシーズンは常に敗退争いをしているのは事実。優勝した年は偶々セミファイナルとファイナルで爆発しただけで、Mリーグ発足以来のレギュラーシーズンでのチームスコアはマイナスです。

マイナスが大きくなればどうしても着順を意識して打点を意識することになる。鳴いて1000点2000点が常道と言う麻雀が小林選手以外はしにくくなる。まして、ファイナル行けなければ強制的に一人「クビ」が掛かっている。これから徐々にソレが現実になってくると重圧によって、自分がこれまでやってきた麻雀が打てなくなる可能性が高くなるでしょう。

まだまだ1/3が終わったばかり…。と言うだろう。

負けているチームは「マイナスを気にせず自分たちの麻雀を…」と言うだろう。

勝っている風林火山とKONAMIは「プラスを気にせずフラットな気持ちで…」と言うと思う。

しかし、そう言っている時点で既に意識しているのが明確。勝っているチームはプラスの余裕から攻守のバランスも放銃を多少覚悟して攻め寄りにする事も出来れば、しっかり着順を守る事も出来るという選択の幅が拡がっている。サクラナイツ・ABEMAS・ドリブンスは比較的フラットな気持ちで打てるとは思うが、マイナスが大きいチームはどうしても着順を意識する麻雀になるだろう。麻雀は基本的には確率のゲームなので、可能性の高い方を選択するのが好結果に繋がるのは間違い無いが、永遠にそのゲームが続かないのも事実で、確率論など無意味なほど少ないゲーム数で終わってしまい。順位点が加算されてしまう。

良い打牌選択をしたとか、当たり牌を押さえたからとか言う事で、次局好配牌になると言うのは「オカルト」だとは思うが、勝負事でありゲームであるので「流れ」はある。実況の日吉さんの言葉を借りるなら「風」である。

そしてもう一つ注目したいのは、今シーズン未だにトップが無い選手。

サクラナイツ岡田。

ABEMAS日向。

パイレーツ石橋。

誰がいち早く抜け出すのか?

岡田選手は少し意識し過ぎて無理な勝負や選択をしているように見える。日向選手はトップが無い事はそれ程意識しているとは思えないが、個人成績が31位とブービーにいるのでチームに迷惑を掛けている方を意識していると思う。石橋選手はよく分かりません。そもそもレギュラーシーズンの成績って良くない方だったと思いますからね。それだからこそ「クビ」は意識している可能性が高いでしょう。

開幕してなんだかんだ既に序盤は終わり中盤に突入したMリーグ2021。まだまだ楽しい、興奮する闘牌を見せて欲しいですね。

【ABEMA】大和証券 Mリーグ2021を観るなら「ABEMAプレミアム」

LINEで送る
Pocket

大和証券 Mリーグ 2021シーズン チーム成績表 2021年11月12日(24/90)終了時

LINEで送る
Pocket

全90戦中24試合が終了した大和証券Mリーグ2021レギュラーシーズンの2021年11月12日終了時の成績です。

暫定首位の風林火山は相変わらず絶好調の勝又が個人3連勝・4連勝となり、チームも3・1・1・2と盤石で500pに迫る480.7pと盤石。システムや対局する選手も強力なので楽観視は出来ませんが、トータルポイントの余裕が打牌選択にも余裕が出るので、レギュラーシーズン通過は確定と言えるかもしれません。

KONAMIは伊達が個人2勝目を大きなトップで取ったことで、若干ポイントを減らしたモノの、暫定2位をキープ。

ABEMASは白鳥が今期初トップを獲り、残す派日向のみとなった。日向は個人成績でも暫定30位と苦しんでいる。

ジャンプアップしたのはトータルポイントはマイナスながら暫定4位まで回復したドリブンズ。前週から続くチーム4連勝で1・1・2・2で159.2pの荒稼ぎ。絶不調だった村上が今季初トップで涙の勝利者インタビューは心に残る。因みにチーム内最上位は丸山で今季ラス無しの3・1・1・2で3シーズン目にしてやっとMリーグの舞台で本当の意味で戦える状態になった印象。

サクラナイツはエースの内川と、岡田が未だに今季トップ無し。内川は2・4・3・4・4とドリブンズの村上に並ぶくらい不調。それでも昨シーズン不調だった沢崎が個人3勝目を獲得するなど、沢崎と堀の2人で耐えている状態。

パイレーツは瑞原が今季初トップを獲得。しかも、今季は未だにマイナス無しの2・2・2・2・1はお見事。一方で絶対的な安定感と信頼感がある小林がチーム内で最下位と本調子では無い感じなのが気掛かり。

チームとして絶不調なのは雷電とフェニックスの2チーム。

雷電は11/2の第①試合で瀬戸熊が取った以降7試合トップ無し。

フェニックスは10/29第①試合の魚谷のトップ以来、9試合トップ無しで近藤の2着以外は全て逆連帯となっており、借金が増え続けている。東城も97.2pの鮮烈な初トップの方が印象が強かったが、直近3連続ラスとなっており恵まれていない。2週間登板が無い茅森が鍵を握っている気がします。

LINEで送る
Pocket