アーカイブ | 3月 2023

大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月03日(84/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月03日(84/94)終了時

暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り10戦となり600p超えは盤石。セミファイナル進出は確定。
理由は簡単。麻雀は4人で対戦し、Mリーグは8チームの争いなので、直接対戦とそうで無い時、そして同卓チームなどの絡みで7位以下に落ちる可能性が殆ど無いのです。
3位以下はマイナス圏。3位のアベマズは松本選手のトップで踏み留まり、週間は▲12p程度と耐えている。3位~6位は直接対局で簡単に逆転する点差ではあるが、後が無い下位2チームが少々無理な麻雀をしてくることを考えるとまだ気楽。ただ、多井選手が不調なのは気掛かりでしょう。
4位のパイレーツ、5位のサクラナイツ、6位の雷電は本当に微差。直対なら1着順+素点で簡単に順位は入れ替わる。ただ、基本的には下位2チームとみて戦えるので、戦略の幅が広いだけに有利なのは変わらない。
問題は、同卓した終盤で共通認識を持って戦えるかどうか?
フェニックスやドリブンズがトップ目で自分のチームがラスの時に、ボーダー争いの同卓チームをトップにする差し込みをしてでも、敗退圏チームのトップを阻止するかどうかでしょう。
また、その逆、フェニックスやドリブンズがラス目の時に、ラスを押しつけつつ、無理に着順アップを狙わず終わらせる事を共通認識するかどうかですね。
チームカラーで変わるのかもしれませんが、個人的には上記の方法がベストな選択だと思いますけどね。何故なら、セミファイルに進出した時点でレギュラーシーズンのポイントは半分になるので、下手に自チームのポイントを考えるよりも、敗退を押しつけた方が無難だからです。
それこそ、トップ目から役満直撃を喰らうかもしれません。Mリーグのトップの平均点数は45,000点なので10,000点持ちのラス目に役満打ち込んだから、+65p→▲47pとなり110p失うことになります。それが敗退圏チームとなれば「行って来い」で220p変わってしまいますからね。
例えば、雷電(▲160p)-フェニックス(▲350p)の場合。ポイント差は190p。雷電が45,000点持ちのトップ目だった時に+65pで▲95p。ラスのフェニックスは10,000点なので▲50pで▲400pとなりその差305pに出来るのに、役満放銃で▲47pになり▲237p。一方フェニックスは+62pで▲288pなのでその差51pまで縮まってしまうのです。
まぁサクラナイツなどは「優勝が目標」と常に言ってはいるモノの、現実問題としてレギュラーシーズンで敗退してしまっては意味が無い。どのみち半分になるポイントを稼ぐよりも安全圏に逃げる方が大事だと思うのですけどね。

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