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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月10日(88/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月10日(88/94)終了時

暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り6戦となりそれぞれ660p・580pは盤石。セミファイナル進出は確定的で3位以下のチームポイントを考えるとファイナルも見据えて更なる加点を目指したいところでしょう。
ほぼ決定的とは言え、レギュラーシーズン敗退争いが激化しているだけに、ポイント上位の2チームは相当楽に試合が出来るのも有利な条件となっている。

3位以下はマイナス圏。3位のサクラナイツは2週前くらいは敗退争いに巻き込まれていたはずなのにいつの間にか3位に浮上している。敗退を気にせず上を目指せるだろう。
4位のパイレーツ、5位のサクラナイツ、6位の雷電は本当に微差。敗退圏とは300pはあるので、トップ1回取ってしまえばほぼ安泰と言えそうです。
トップ1回取るとラス1回分を受け入れられるので、残り4戦全てラスでも約▲200pなので、敗退圏のチームが+100p必要となるので最低1トップ&ラス無しが条件となるので相当厳しいだろう。

敗退争いで一番苦しいのはドリブンズ。フェニックスは残り6半荘全てでターゲットになる雷電との直対となっているので、6半荘全てで1着順上だと順位点だけで20p×6試合=120p。2着順違うと順位点だけで40p×6試合=240pなので素点差も考慮すれば、可能性はある。
ドリブンズは雷電との対戦が2試合しかなく、その2試合にフェニックスも入って居るので、残りの組み合わせが悪い。
どちらかというと、雷電よりもアベマズを狙う方が楽だろう。
もしかすると、レギュラーシーズン最終日のサクラナイツ・アベマズ・風林火山・ドリブンズの試合でドリブンズとアベマズの残留争いがあるかもしれない。

個人賞争い
個人スコア(MVP)
暫定首位の伊達選手(KONAMI)と2位園田選手(ドリブンズ)、更には3位の本田選手(雷電)とは1着順差なのでまだまだわからない。
園田選手・本田選手は敗退のリスクがあるチーム状況もあって、チーム内唯一の好調者なので必ず2戦は出場するので、ポイントを増やす可能性もあるし、減らす可能性もある。
ただ、伊達選手の場合には、他2選手の動向を見て出場を選べるのは有利だが、最終日にドリブンズが残って居るので、自チームの最終戦に暫定首位の時に出場するかの判断は難しいかもしれない。

最高スコア
累積の成績では無く、半荘1回の勝負なので最終戦まで分からないが、黒沢選手(雷電)の112,700点は中々出にくいだろう。

4着回避率
1位は勝又選手(風林火山)で2回。
優選手(パイレーツ)高宮選手(KONAMI)日向選手(アベマズ)瑞原選手(パイレーツ)は3回。
出場回数の関係で順位は付いているが、勝又選手がラスを取らなければ下位の選手が逆転出来ないので、ほぼ決定でしょう。
個人賞は興味ないとは公言しているが、出場しなければ100%獲れるタイトルを失うリスクを取る必要が無いチーム状況もあり決定と言って良いでしょう。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月03日(84/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年03月03日(84/94)終了時

暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り10戦となり600p超えは盤石。セミファイナル進出は確定。
理由は簡単。麻雀は4人で対戦し、Mリーグは8チームの争いなので、直接対戦とそうで無い時、そして同卓チームなどの絡みで7位以下に落ちる可能性が殆ど無いのです。
3位以下はマイナス圏。3位のアベマズは松本選手のトップで踏み留まり、週間は▲12p程度と耐えている。3位~6位は直接対局で簡単に逆転する点差ではあるが、後が無い下位2チームが少々無理な麻雀をしてくることを考えるとまだ気楽。ただ、多井選手が不調なのは気掛かりでしょう。
4位のパイレーツ、5位のサクラナイツ、6位の雷電は本当に微差。直対なら1着順+素点で簡単に順位は入れ替わる。ただ、基本的には下位2チームとみて戦えるので、戦略の幅が広いだけに有利なのは変わらない。
問題は、同卓した終盤で共通認識を持って戦えるかどうか?
フェニックスやドリブンズがトップ目で自分のチームがラスの時に、ボーダー争いの同卓チームをトップにする差し込みをしてでも、敗退圏チームのトップを阻止するかどうかでしょう。
また、その逆、フェニックスやドリブンズがラス目の時に、ラスを押しつけつつ、無理に着順アップを狙わず終わらせる事を共通認識するかどうかですね。
チームカラーで変わるのかもしれませんが、個人的には上記の方法がベストな選択だと思いますけどね。何故なら、セミファイルに進出した時点でレギュラーシーズンのポイントは半分になるので、下手に自チームのポイントを考えるよりも、敗退を押しつけた方が無難だからです。
それこそ、トップ目から役満直撃を喰らうかもしれません。Mリーグのトップの平均点数は45,000点なので10,000点持ちのラス目に役満打ち込んだから、+65p→▲47pとなり110p失うことになります。それが敗退圏チームとなれば「行って来い」で220p変わってしまいますからね。
例えば、雷電(▲160p)-フェニックス(▲350p)の場合。ポイント差は190p。雷電が45,000点持ちのトップ目だった時に+65pで▲95p。ラスのフェニックスは10,000点なので▲50pで▲400pとなりその差305pに出来るのに、役満放銃で▲47pになり▲237p。一方フェニックスは+62pで▲288pなのでその差51pまで縮まってしまうのです。
まぁサクラナイツなどは「優勝が目標」と常に言ってはいるモノの、現実問題としてレギュラーシーズンで敗退してしまっては意味が無い。どのみち半分になるポイントを稼ぐよりも安全圏に逃げる方が大事だと思うのですけどね。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月24日(80/94)終了時

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暫定1位は風林火山。2位はKONAMI。残り14戦となり500p超えは盤石。セミファイナル進出は確定でしょう。風林火山とKONAMIの差は2着2回と4着2回の差なので誤差の範囲でしょう。
3位以下はマイナス圏。3位のアベマズは日向選手のトップで踏み止まるも一時期600p近くあったポイントを溶かしてしまう状況で、連敗するようであれば敗退争いに巻き込まれる可能性もある。
4位のパイレーツは瑞原選手と小林選手のリレーでラス-ラスと手痛いマイナスで、こちらも敗退争いに巻き込まれる可能性がある。
4位はアベマズは週間逆連対で▲100pとなり0.3pと苦しい。頼みの多井選手がシーズン▲61.7pと苦しんでいる。好調だった日向選手もラス無しが途絶えてから3着が続きポイントを確実に持ってくる選手が見当たらないのは苦しいだろう。
5位は雷電。瀬戸熊選手のトップで一息つくも、萩原選手がラス。黒沢選手が3着と苦しい状況だったが、今季好調の本田選手が2着良しの和了で週間▲10.5pで堪えた感じ。
ボーダーの6位はサクラナイツ。今週も岡田選手-内川選手のデイリーダブルで一気に5位に浮上するも、2/23の初戦でラス目のでオーラス親番の堀選手がダントツトップのドリブンズ園田選手に国士無双放銃と手痛いラス。次戦も渋川選手が3着とデイリーダブルのプラスを殆ど溶かしてしまう。
7位はフェニックス。茅森選手のトップで今週は▲1.8pと微減。ターゲットのサクラナイツとは100p弱の差でまだまだレギュラーシーズン敗退は分からない状況は変わらない。魚谷選手と近藤選手の復活が待たれるが、好調で個人成績2位の東城選手が更に活躍できるか?に掛かっているかもしれない。
8位はドリブンズ。2/23の第一試合でダントツトップ状態で迎えたオーラスに国士無双を成就させ特大トップで104.1pの加点。更に二試合目に村上選手がトップとデイリーダブルで160p弱の荒稼ぎでマイナスポイントを大きく返済し、ボーダーのサクラナイツとは240p差と肉薄した感じはするが、流石に残り14試合で逆転するのは無理だろう。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月17日(76/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月17日(76/94)終了時

暫定1位は風林火山。500p超えで中々盤石。兎に角、連敗しない。ただ開幕から続いて居た1週4半荘で1回のトップを獲るのは途絶えたので少し注意は必要だろう。
2/14の第二試合で亜樹選手が今季2度目(個人は初)役満の四暗刻単騎待ちを成就した。
2位のKONAMIは寿人選手が大爆発のトップ。高宮選手が2着2回。伊達選手も2着1回と週間4連対で100pの上積みでセミファイナル進出は盤石になったと言えそう。
3位のパイレーツは仲林選手-小林選手での連敗だったが、瑞原選手が大きめのトップで気を吐き、個人成績も2位に上昇し、2年連続MVPと言う偉業も現実的になった。
4位はアベマズは週間逆連対で▲100pとなり0.3pと苦しい。頼みの多井選手がシーズン▲61.7pと苦しんでいる。好調だった日向選手もラス無しが途絶えてから3着が続きポイントを確実に持ってくる選手が見当たらないのは苦しいだろう。
5位は雷電。逆連対続きも瀬戸熊選手がトップ獲得で一息ついた格好。それでもサクラナイツと100p近い差、フェニックスとも170p差なのでレギュラーシーズン敗退争いに巻き込まれていると言っても過言では無い。このチームが苦しい状況の中で本田選手がコレまでと同じような精神状態で打てるかどうかが鍵になりそう。
ボーダーの6位はサクラナイツ。今週内川選手-堀選手のデイリーダブルで一気に逃げた感じはあったが、堀選手がラスを引いたことも有り若干プラスで終わった週となりフェニックスの追い上げがキツいので最終盤までこの2チームは敗退争いを繰り広げるだろう。
7位はフェニックス。魚谷選手がトップ目で防ぎようが無い亜樹選手への四暗刻単騎に放銃したのは痛かったが、しっかりラス回避したのは大きい。好調な東城選手が個人4連勝で週間50p程度回復して、サクラナイツとの差を70p弱にしたのは大きい。サクラナイツとの同卓が5日(10半荘)あるのと最終日はフェニックスの方が前日に試合を終わるので、早く逆転しておきたい。
8位はドリブンズ。2月に入り1日1トップを掲げて4日続けてきたが、2/16の試合で途絶えただけで無く、大きめの3着と痛恨のラスでほぼ終焉。前週は丸山選手、今週は村上選手が今季初トップでチームは盛り上がっていたと思うが、流石に残り18試合で350p-270pの2チームを逆転するのは無理だろう。

チームスタッツ(着順回数)
特筆するような事は無いかもしれないが、首位の風林火山のトップ回数24回・KONAMIが23回とやはりトップが獲れていることは大きい。
最下位のドリブンズは実はラス回数が案外少ない。まぁ13回と圧倒的にトップ数が少ないのが最下位の原因だろうが、地味に3着の回数も多いので、ラス回避は出来ている事を考えれば、終始トップ争いが出来ていないシーズンだと言えそう。
パイレーツのトップ時の平均ポイントがダントツで低いのは面白い。トップの風林火山とは約6pだが、約25回程度のトップ数だとすると、150p程度の差が生じるので地味に大きい。
レギュラーシーズン敗退争いをしているサクラナイツはトップ回数は平均的な20回だが、ラスが25回と抜けて多いのが原因。最小のパイレーツを10回差は多すぎる。

チームスタッツ(対戦成績表)
見方。
色つきのチームを横に見ます。
例)サクラナイツvsフェニックスの場合には、サクラナイツがフェニックスに4.3p勝っている。と言う事です。
▲はマイナスで負けている(カモにされている)と言う事です。

サクラナイツは風林火山にカモにされている。
フェニックスは風林火山にカモ(600p弱)にされている。
アベマズはパイレーツにカモ(700p弱)にされているが、風林火山とフェニックスをお得意様にしている。
KONAMIは風林火山にカモにされているが、雷電に900p、ドリブンズに700p超えとお得意様にしている。

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月10日(72/94)終了時

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大和証券 Mリーグ2022-23シーズン 2023年02月10日(72/94)終了時

暫定1位は風林火山。500p超えで中々盤石。兎に角、連敗しない。しかも、1週4半荘で1回のトップを獲るのだから大幅にポイントを減らす事が無い。開幕当初は苦戦していた瑠美選手は気づけば個人成績9位。亜樹選手もマイナスながら1回のトップでプラスに戻るポイントで不調は脱出した模様でこうなれば盤石なのも頷ける。
2位のKONAMIは伊達選手が大活躍。個人成績も首位に躍り出ている。そして高宮選手が個人6位と男性陣が不調な部分を補って余り有る活躍。
3位はパイレーツだが、チーム5連勝後は実は9試合トップ無しで2着1回3着7回ラス1回と目立たないが地味にポイントを減らしている。
4位はアベマズで600p間近の状態からいつの間にか100pと地味にポイントを減らしている。2/10の第2試合で絶対的エースの多井選手が箱ラスを喰らったのは痛い。
5位は雷電。2/9の黒沢選手の清老頭聴牌は痺れたが結果はラス。絶好調だった本田選手も勢いが陰り、ポイントゲッターの2人が失速して、萩原選手と瀬戸熊選手が勝てないようではマイナス圏に突入するのも理解出来る。
まぁ注目はレギュラーシーズン敗退争いだろう。
ボーダーの6位はサクラナイツ。今週1トップ3着1回ラス2回と80pマイナスは痛い。(3着1回もラスのポイントと余り変わらない)このままだと前年度優勝チームはファイナル進出出来ないと言うジンクスが成立するだけで無く、本当にレギュラーシーズン敗退もあり得る状況になってきた。
7位はフェニックス。2トップ2着1回3着1回でラス無しの+145.7p挽回。兎に角、東城選手が個人成績5位で+220.7pと絶好調。気付けばサクラナイツと51.3p差とトップラスどころか、トップ3着か2着ラスでも逆転する点差まで縮まった。
8位はドリブンズ。2/10の第一試合で丸山選手に待望の今季初トップが来ましたが、フェニックスとは204p差、サクラナイツとはまだ250p差あるので正直厳しいだろう。

チームスタッツ(着順回数)
特筆するような事は無いかもしれないが、首位の風林火山のトップ回数24回・KONAMIが22回とやはりトップが獲れていることは大きい。
最下位のドリブンズは実はラス回数が案外少ない。まぁ圧倒的にトップ数が少ないのだが…。
パイレーツのトップ時の平均ポイントがダントツで低いのは面白いし、雷電のラス時の平均ポイントがほぼ箱テン状態なのも面白い。

チームスタッツ(対戦成績表)
見方。
色つきのチームを横に見ます。
例)サクラナイツvsフェニックスの場合には、サクラナイツがフェニックスに58.3p負けている。と言う事です。
▲はマイナスで勝っていると言う事です。

フェニックスはドリブンズ以外負け越している。
アベマズはパイレーツには大きく負け越している。
KONAMIは雷電に700p超え。ドリブンズに550p超えとお得意様状態にしている。

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-20(60/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-20(60/96)終了時結果


大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-20(60/96)終了時結果
長いシーズンも各チーム60試合を消化。
上位は相当安泰な状況。風林火山やKONAMIは同卓する他チームの着順を意識してある程度操作することも既に考慮に入れる時期に入っている。
それは3位・4位のパイレーツ・アベマズも同じ。6位・7位・8位が争ってくれれば、ひとまず自分達がレギュラーシーズンの敗退は無いので、レギュラーシーズン敗退争いを3チームでしてくれるのは嬉しい。
3チームが敗退争いしていると何故上位のチームが有利なのか?
簡単に言えば、無理な勝負をしてくる事が多くなるので、自分達の和了が多くなり易い。と言う構図が生まれやすくなるからです。
シーズン前半や中盤なら、我慢して「オリ」を選択出来た局面でも、加点の為に無理してでも押す選択になり易い。
例を挙げれば、先制リーチに対して、自分の手牌に満貫が見えていても一向聴ならオリの選択をしていたのが、3900点や5200点程度の二向聴でも押し返す(勝負する)選択をせざるを得ない事が多くなる。と言う事。

一方でトップを獲りやすくなると言う考えもあるが、上位チーム同士で僅かな点数差で着順が変わるなら、協力してあげてトップに引き上げてあげることは20pの加算を防げるが、それはオーラスで自分が着順アップが望めず、トップと2着が出アガリ5200点程度の微差の場合のみ。

昨シーズン▲1200p以上のマイナスを記録的な大敗した雷電も厳しかったが、今年のドリブンズも厳しい。今季は敗退が決まったと断言しましょう。
ライバルはフェニックスでは無く、6位のサクラナイツなので、その差が約500p弱なのでトップ-ラスを4連続出来たら縮まるが、あくまで机上の話しですし、直接対局は組み合わせ上2試合に1回しかない。
そもそも60半荘消化してチームで8勝して出来ていないチームが、無理な勝負もしなければならない事が多くなる半荘で、そんなに簡単にトップが多く獲れるはずも無い。
あくまで個人的な意見ではあるが、女流の参加を規定で決められた時に「育成枠」と言う独自の方法で、オジサン3人よりも明らかに雀力が劣るであろう女流の試合数を少なくする事で、女流のマイナスポイントを補っても戦えると言うある意味「傲り」があると言える。
運の要素が多く有り、1半荘毎に面子も変わるので、実力差が出にくいMリーグでは失策と言われても仕方の無い選択だったと言わざるを得ないだろう。


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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-13(56/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-13(56/96)終了時結果


全94半荘の長丁場も2/3が終わろうとしている。
上位の2チーム(KONAMI&風林火山)は+300pオーバーとほぼ安心できる状況。
中団の3チーム(雷電・ABEMAS・パイレーツ)は、これからが正念場だが、好調な選手も必ず居るので連続ラスなどが無ければプラスのポイントを活かして上手く立ち回れるでしょう。
下位の3チーム(サクラナイツ・フェニックス・ドリブンズ)は相当厳しいが、ターゲットのサクラナイツと200p差があるので、レギュラーシーズン敗退が掛かる2チームは正念場と言うよりは既に背水の陣でトップ必須の麻雀にシフトする必要が出てくるだろう。

麻雀と言うゲーム性で言えば、好調者が次の試合も調子が良いと言う事は無い筈だが、意外にもトップが獲れない選手は何故か獲れないし、好調者は鳴いても待ち枚数が少ないリーチでも捲り合いに勝ってしまう。
上位のチームは好調者が2人居る状態で、連敗をせず、苦しい半荘で結果的にラスを喰らっても連敗しない。そしてトップを獲るのでポイントが加算されていく状態になる。チーム戦なので1人はプラスマイナスゼロ付近で堪え、1人が不調でもそのマイナスを2人の好調者が余裕で返済している状態。
下位のチームは2人が不調で泥沼から抜け出せない状態が何故か続く。劣勢になることが多く、捲り合いでも残って居る枚数で勝っていても負ける事が多く、綺麗に和了が決まっても裏ドラが乗らずに打点が増えない。そして1人がギリギリプラスマイナスゼロで堪え、もう一人が若干のプラスで、マイナスの2人分の負債を返済出来ない状態が続く。

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 大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-6(52/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-6(52/96)終了時結果

大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-6(52/96)終了時結果
大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-6(52/96)終了時チーム成績グラフ

大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2023-1-6(52/96)終了時結果

暫定首位はKONAMI。年始早々伊達選手-高宮選手の連勝で圧倒的首位に居たABEMASを逆転。更に滝沢選手も今シーズン初のトップを獲ってチーム3連勝となった。寿人選手はラスとなったものの、週間131.5pの加算で300p台に乗ったのも大きい。
2位は風林火山。僅差ながら落ちてきたABEMASを逆転。瑠美選手はトップラス麻雀と少々不安定な感じもするが、トップを獲っていれば連続ラスを引かなければポイントは増えていきそう。亜樹選手の調子が戻らないが、勝又選手と松ヶ瀬選手が安定しているので大崩れしにくいイメージだが、ABEMASの事もあるので、麻雀は怖い。
3位はABEMAS。シーズン前半の圧倒的な状態からの急ブレーキ。直近10半荘で▲322.7pは恐ろしい。ラス無し記録が途絶えた白鳥選手が直近4試合で4-4-3-4の▲190.7pは痛いし、頼みの多井選手も3着で堪えるのが精一杯の状況では致し方無しでしょう。ただ、この絶不調状態でも200p以上のポイントがあるのは対局中の選択に影響は出ない感じはするので、そろそろ堪えて反転攻勢しそうな感じもあります。
4位は雷電。兎に角本田選手が絶好調。個人成績も首位の380.4pは高宮選手(KONAMI)と100p以上の差がある独走状態。そこに萩原選手が連勝と勢いも付いてきて、チームも直近10試合で323.4pの荒稼ぎで200pプラスも目前まで来ている。ポイントゲッターの黒沢選手も「鳴かない麻雀」で倍満を仕上げるなどRMOを体現してのトップと本来の麻雀を取り戻しているので、瀬戸熊選手が大崩れしなければセミファイナルは安泰になりそう。
5位はパイレーツ。直近10試合で0.7pとある意味でパイレーツらしい。ただ、新加入の2名が常に▲100p前後が安定なので序盤の負債が重くのし掛かっている状態。一人気を吐いている瑞原選手も逆連対しているので、船長小林選手の復調に期待したいところですね。
6位はサクラナイツ。前半苦しんでいた堀選手が年末からの個人三連勝と復調気配で懸念材料は解消された感じですが、一方で内川選手・岡田選手・渋川選手がポイントを稼げない状況なのがチーム的に苦しい。
7位はフェニックス。魚谷選手・近藤選手の2人が不調なのが痛い。茅森選手・東城選手が粘っているだけに一日も早い復調をサポーター&ファンは願うでしょう。ただ、ファイナル進出した翌年は苦しむイメージなので定番と言えば定番かもしれません。
8位はドリブンズ。直近10半荘トップが無く、唯一プラスの園田選手を出場回数多くしているがトップが無くマイナスを返済できない。村上選手が32位と個人最下位。丸山選手が30位と二人合わせて約▲500pマイナスでは厳しいですね。園田選手も随所に素晴らしいプレイを見せますし、たろう選手も凄いゼウスの選択で沸かせますが、その局だけの印象が強いだけで結果としてトップが獲れずポイントを取り切れていない。

まだまだ前半。
まだ1/3ですから…。
まだまだ半分あります。
しかし、既に半分以上が過ぎ、これだけのポイント差が付いた状態を全く逆の成績にする事は麻雀と言うゲームの性質上不可能に近い。
しかも、これからはプラス領域の上位チームは半荘が減れば減るだけ有利になりますし、マイナスが多いチームは半荘数が減るので加点出来ないと倍以上の負担になる。
例えば、1/6の試合ではドリブンズのたろう選手はオーラスにラスから2位に2着順浮上する見事な和了を決め『流石ゼウス』と言う所ですが、結果だけ見ればほぼ加点出来ずに半荘を終えたことになります。次戦の園田選手も2着フィニッシュですが、堀選手の爆発でポイントはマイナスで1試合消化してしまったことになりす。この時で46半荘有ったわけで結果としてほぼポイントの増減無く残りが44半荘なっただけと言えるわけです。マイナスするよりは良いですが、試合数が減ることでこうした事も後半になるにつれてマイナス要因になってきます。

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2022-12-23(48/96)終了時結果

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2022-12-23(48/96)終了時結果

2022年最終対局終了(前半戦終了)

Mリーグ2022-23シーズンも2022年内の対局が全て終了し、前半戦が終わった。

暫定首位はABEMAS。開幕から安定した強さを見せ独走状態ですが、年末に掛けてポイントを減らしているので、後半戦は着順を意識して戦う事になりそう。

2位は風林火山。開幕当初は亜樹選手・瑠美選手が苦しみましたが、見事に調子を取り戻し、勝又選手の安定と松ヶ瀬選手の充実ぶりで着実にポイントを積み上げ、あれよあれよという間に上位に定着している。週4半荘で1トップの目標を確実に達成できればセミファイナル進出は硬いでしょう。

3位はKONAMI。伊達選手がポイントゲッターとなり、高宮選手もスタイルチェンジしつつ安易な放銃が少なくなり着実にポイントを積み重ねている。寿人選手は未だ本調子では無いが大崩れしないだろう。残る滝沢選手が未勝利ながらそこに拘らず、しっかりとポイントを持ち帰る事を意識する選手だけにチームとしては安定しそう。

4位は雷電。兎に角、本田選手が好調。彼本来の雀風を取り戻した感じで今シーズンは活躍しそう。そこにMリーガー32人で唯一の存在である黒沢選手が本来の麻雀で戦えればポイントの積み上げは出来るので、瀬戸熊選手がプラス圏に戻ってくれば、萩原選手のマイナスをカバーできると思われる。

5位はパイレーツ。イメージ的にも所属選手を見ても大崩れはしない感じだが、逆にトップに拘らない選手が多いのが逆に弱点になる可能性もあるので、今シーズンから加盟した、優選手と仲林選手がどの程度トップに拘ってポイントを持ち帰るのか?が勝負になりそう。

6位はサクラナイツ。前年度チャンピオンだが、Mリーグのジンクス?で前年優勝チームは翌シーズン苦しむと言う通りになっている。決してマークされているわけでは無いが、イメージとして前年度活躍した堀選手が苦しんでいるのが印象的。運の要素の部分で下振れしている可能性は高いが、絶対的な精神的な拠り所である沢崎選手が抜けたのは案外痛いのかもしれませんね。

7位はフェニックス。最終戦で東城選手がトップで最下位は脱出したが、近藤選手が絶不調で、魚谷選手も不調。フェニックスの場合には前年度に優勝争いすると次年度は苦しむパターンが続いて居るので、茅森選手と東城選手が更なる加点をするしか無さそうである。

8位はドリブンズ。園田選手はまぁまぁ活躍しているが、村上選手と丸山選手がトップ無しと、シーズンの半分を経過して1チームで2人もトップが無い選手が居てはこの成績は納得。たろう選手もゼウスの選択で印象に残るような和了を決めるのでイメージに残り易いが、今シーズンはラスも多くトップに拘りすぎて、1回のトップよりも多くの順位点を失っている感じがする。

まだまだ半分残って居ると言われるだろうが、プラス圏のチームは無理にトップに拘る必要が無く、対局での自由度が高いのでラスを取る可能性が少なくなり、マイナス圏のチームはトップ・高打点に拘る事が多くなるので、決まれば大きいが決まらないとラスを取りやすくなり、益々苦しくなるのはコレまでのシーズンが物語っている。

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大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2022-12-16終了時結果

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大和証券Mリーグ2022-23シーズンチーム成績グラフ
大和証券Mリーグ2022-23シーズン個人成績グラフ

大和証券 Mリーグ 2022-23シーズン 2022-12-16終了時結果

首位のABEMASは安定しており、今週は▲10p弱で纏めた感じ。白鳥選手がラス無しの記録が途絶えて連続ラスとなったが多井選手が安定すぎる感が半端ないですね。コロナ感染で休んでいた日向選手の調子がどうなのか?興味深いですね。
2位の風林火山は少々ブレーキだが瑠美選手の大きいトップで▲49.5pと小さいラス1回分で踏み止めたのは大きい。
3位のKONAMIは▲8.9pと結果的に良かった感じです。高宮選手のトップが大きかったですね。
4位はパイレーツで小林選手の2連勝はチーム全体(小林選手以外)として安心したでしょう。
5位は雷電で本田選手が絶好調。3連勝後に2着1回を挟んで更に3連勝と個人首位独走中。まぁチームの中に個人最下位も居るという不思議なチームですね。
6位のサクラナイツは4人共に調子が上がってこない感じ。唯一プラスの岡田選手も僅か7.3pと全く安心できないが、内川選手も渋川選手もトップ1回でプラス圏に復帰できるので、無理にトップを狙わずラスを取らずに進めれば回復しそうです。
7位は最下位を脱したドリブンズ。今週は+90.9pと荒稼ぎ。6試合連続連対を一気にポイントを稼ぎましたが、その反面、連続逆連対もあるので安心は出来ませんね。
8位は不調のフェニックス。直近10半荘で▲269.4pと絶不調。ラスが多いのが気になりますね。

2022年の試合も各チーム4半荘となり、シーズン前半が終了します。
まだ、半分ですからね。と各選手が言うでしょうが、既に半分の試合が済んでいますし、ポイント差があるので全くフラットの状態では無いので、上位チームは選択の幅が拡がり、下位のチームは選択の幅が狭まり不利な試合になりがちです。

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