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現在の競技麻雀各タイトルホルダー一覧
2020年06月06日現在

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メジャーなプロ団体及びメディアが主催するタイトルホルダーを1ページに集約してあります。
出来る限り最新の情報に更新するようにします。

各タイトル戦の名称は現タイトルの名称で表記しています。
選手名を含む誤記などがありましたら是非、ご指摘ください。
主要なタイトル名称をクリックすると歴代のタイトルホルダーの一覧ページに移動します。
※各団体が主催するタイトル戦で何らかの条件があるにせよ、他団体の選手が参加出来るタイトルには()内に所属団体名を記載。

Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナル&ファイナルシリーズ
ファイナル チームスコア・ランキング

優勝 244.7pt
(持ち越し▲1.7pt)

U-NEXT Pirates
(小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈)

2位 185.1pt
(持ち越し86.0pt)

SEGA Sammy PHOENIX
(魚谷侑未・近藤誠一・茅森早香・和久津晶)

3位  78.0pt
(持ち越し32.0pt)

SHIBUYA ABEMAS
(多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘・日向藍子)

4位 ▲249.1pt
(持ち越し142.3pt)

KADOKAWA サクラナイツ
(内川幸太郎・岡田紗佳・沢崎誠)
セミファイナル チームスコア・ランキング

1位 284.7pt
(持ち越し24.2pt)

KADOKAWA サクラナイツ
(内川幸太郎・岡田紗佳・沢崎誠)

2位 172.0pt
(持ち越し247.7pt)

SEGA Sammy PHOENIX
(魚谷侑未・近藤誠一・茅森早香・和久津晶)

3位  64.0pt
(持ち越し136.9pt)

SHIBUYA ABEMAS
(多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘・日向藍子)

4位 ▲3.5pt
(持ち越し▲101.2pt)

U-NEXT Pirates
(小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈)
以下セミファイナルにて敗退
5位  ▲65.0pt
(持ち越し97.5pt)
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
(佐々木寿人・高宮まり・前原雄大・藤崎智)
6位 ▲86.8pt
(持ち越し▲40.1pt)
TEAM RAIDEN
(萩原聖人・瀬戸熊直樹・黒沢咲)


大和証券Mリーグ(2019-2020レギュラーシーズン)
レギュラーシーズン 個人3タイトル
レギュラーシーズンMVP
個人スコア
魚谷侑未 451.4pt
セガサミーフェニックス
最高スコア
魚谷侑未 94,400点
セガサミーフェニックス
4着回避率
近藤誠一 0.9545
セガサミーフェニックス
レギュラーシーズン チームスコア・ランキング
1位 495.5pt セガサミーフェニックス
(魚谷侑未・近藤誠一・茅森早香・和久津晶)
2位 273.9pt 渋谷 ABEMAS
(多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘・日向藍子)
3位 195.0pt KONAMI 麻雀格闘倶楽部
(佐々木寿人・高宮まり・前原雄大・藤崎智)
4位 48.4pt KADOKAWA サクラナイツ
(内川幸太郎・岡田紗佳・沢崎誠)
5位 ▲80.1pt TEAM RAIDEN
(萩原聖人・瀬戸熊直樹・黒沢咲)
6位 ▲202.3pt U-NEXT Pirates
(小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈)
以下敗退
7位 ▲276.3pt 赤坂ドリブンズ
(園田賢・村上淳・鈴木たろう・丸山奏子)
8位 ▲474.1pt EX風林火山
(二階堂亜樹・滝沢和典・勝又健志)
Mリーグ(2018-2019シーズン)
ファイナル 優勝 赤坂ドリブンズ
(園田賢・村上淳・鈴木たろう)
  2位 EX 風林火山
(二階堂亜樹・滝沢和典・勝又健志)
  3位 渋谷ABEMAS
(多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘)
  4位 KONAMI 麻雀格闘倶楽部
(佐々木寿人・高宮まり・前原雄大)
レギュラーシーズン 1位 EX風林火山
(二階堂亜樹・滝沢和典・勝又健志)
  2位 渋谷ABEMAS
(多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘)
  3位 KONAMI 麻雀格闘倶楽部
(佐々木寿人・高宮まり・前原雄大)
  4位 赤坂ドリブンズ
(園田賢・村上淳・鈴木たろう)
以下敗退 5位 U-NEXT Pirates
(小林剛・朝倉康心・石橋伸洋)
6位 セガサミーフェニックス
(魚谷侑未・近藤誠一・茅森早香)
7位 TEAM RAIDEN
(萩原聖人・瀬戸熊直樹・黒沢咲)

第1回麻雀プロ団体日本一決定戦
優勝
日本プロ麻雀連盟
準優勝
最高位戦
第三位
協会
第2回麻雀駅伝
優勝
最高位戦
準優勝
アマチュア連合
第三位
RMU
日本プロ麻雀連盟
第36期
鳳凰位

藤崎智
第36期
十段位

伊藤優孝
第45期
王位

森下剛任(連盟)
第28期
麻雀マスターズ

真光祐尚(連盟)
第10期
グランプリMAX

本田朋広
第13期
女流桜花

古谷知美
第17期
プロクイーン

日向藍子(連覇・最高位戦)
第7期
WRCリーグ

真鍋明広
第33期
新人王

松本幸大
インターネット麻雀
日本選手権2020
じんべい(一般・連覇)
麻雀日本シリーズ2019
沢崎誠(連盟)
女流プロ麻雀日本シリーズ2020
仲田加南(連盟)






最高位戦日本プロ麻雀協会
第44期
最高位

坂本大志
第27期
發王

白鳥翔(連盟)
第14期
飯田正人杯・最高位戦Classic

森本俊介(最高位戦)
第19期
女流最高位

西嶋千春(3連覇)
第20期
女流名人戦

木崎ゆう(最高位戦)
第17回
アマ最高位

篠原啓太
第44期
新人王

松井夢実
第3期
新輝戦

山田独歩
 
日本プロ麻雀協会
第18期
雀王

堀慎吾
第18期
雀竜位

大浜岳
第18期
女流雀王

逢川恵夢(連覇)
第14回
オータムCS

岩崎啓悟
第17期
日本オープン

下出和洋(麻将連合)
第18期
新人王

ヨンス






RMU
第11期
令昭位戦(旧:RMUリーグ)
多井隆晴
2019年
オープンリーグ
小宮悠(元B級)
第12期
クラウン
浅井裕介(最高位戦)
2019年度
スプリントファイナル
楢原和人(A級)
2019年後期
クライマックスリーグ
谷井茂文(S級)
2019年
ティアラ・クライマックスリーグ
白田みお






麻将連合 μ
第17期
将王
原浩明
第13期
将星
大居大介
第23期
BIG-1カップ
醍醐大(最高位戦)
第9期
将妃戦
梅村日奈子(連覇)
第11回
μ-レディースオープン
稲毛千佳子(μツアー選手)
第17回
μ-M1カップ
岡田桂(μツアー選手)






モンド杯(CS放送MONDO)
第15回(2018-19)
モンド王座決定戦
金子正輝(最高位戦-連覇)
   
第20回(2019-2020)
モンド杯
平賀聡彦(最高位戦)
第13回
名人戦
沢崎誠(連盟)
第17回(2019-2020)
女流モンド杯
和久津晶(連盟)
モンド新人戦
2019シーズン以降不実施
女流モンド新人戦
2019シーズン以降不実施
 
麻雀最強戦(主催・竹書房)
2019優勝:鈴木大介(著名人:プロ棋士)
超攻撃型 プロ決戦
近藤誠一(最高位戦)
キングオブ鉄人
新津潔(最高位戦)
プロ雀士ランキング
新井啓文(最高位戦)
最強の麻雀戦術本
プロ決戦
滝沢和典(連盟)
次世代プロ集結
麻雀代理戦争 本戦
三浦智博(連盟)
最強の女流プロ
ニュースター決戦
2020/7/25
鉄壁のディフェンス
マスター決戦
2020/7/26
タイトルホルダー
頂上決戦
2020/8/2
著名人最強決戦
2020/8/15
タイトルホルダーVS Mリーガー
最強の女流決戦
2020/9/6
最強「M」トーナメント
2020/9/26
著名人超頭脳決戦
2020/10/4
全日本プロ選手権
2020/11/1
全国アマチュア
最強位決定戦
2020/11/8
 
ザ・リベンジ&
ファイナル抽選会
2020/12/6
ファイナル1
2020/12/12
ファイナル2
2020/12/13
メディアなど主催
最低でも連盟・最高位戦・協会・RMU・麻将連合の5団体に所属するプロが出場していることが条件。
日刊スポーツ杯争奪スリアロトーナメントや日刊スポーツ杯スリアロチャンピオンシップ・麻雀ウォッチシンデレラリーグ(連盟が不参加)は含まない。
RTDトーナメント(AbemaTV)2016年~2018年まではリーグ戦で行われ、Mリーグが発足したことにより、2019年からはRTDトーナメントとして実施されている。
RTDトーナメント2019
佐々木寿人(連盟)
   
RTDリーグ2018
小林剛(麻将)
RTDリーグ2017
平賀聡彦(最高位戦)
RTDリーグ2016
多井隆晴(RMU)
RTD Girl’sFight3(AbemaTV)
Fight3
日向藍子(最高位戦)
Fight2
山脇千文美(連盟・連覇)
Fight
山脇千文美(連盟)
夕刊フジ杯争奪麻雀女王決定戦
個人戦2019
内田みこ(連盟)
チーム戦2019
マーチャオ(涼宮麻由・高橋樹里)
麻雀チェーン店主催
第14回カボクイーンカップ
優勝:平岡理恵(連盟)
カボクイーンカップは元々「麻雀さんクイーンカップ」として開催されていたが、様々な変遷を経て現在に至る。
第4期 さかえ杯GC
二階堂亜樹(連盟)
   
第五期さかえ杯争奪
第1回女流プロCM
中里春菜(最高位戦)
第五期さかえ杯争奪
第2回女流プロCM
優月みか(連盟)
第23回 さかえ杯
魚谷侑未(連盟)

DUGA

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第33期十段位は藤崎智

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「十段戦」は「鳳凰戦」に次ぐ、日本プロ麻雀連盟のビッグタイトルである。
連盟にはG1と言われるBIGタイトルがあり、
リーグ戦の最高峰「鳳凰戦」
トーナメント戦である「十段戦」
そしてオープン戦の「王位戦」
である。

これを獲得すると、その年の近代麻雀主催の「最強戦」ファイナルにシードされる。更には麻雀モンドTVの出場チャンスもある。
50歳以下なら「モンド杯」で、50歳以上なら「名人戦」である。
この人気番組はリピートを入れてその視聴者数は、1,000万人になるというからネット配信では無く地上波やBS・CSと言うテレビの電波力は絶大である。
一夜にしてそのプロの名は、全国に知れ渡るのだ。

奇しくも今季の十段戦も決定戦進出者はシードの柴田吉和、櫻井秀樹、藤崎智、ダンプ大橋の4人は前年と同じ。
そしてもう1人が初段戦からどんどん勝ち上がり、12のハードルを飛び越えてきた上田直樹だ。

既に3日間の対局が終わって、第33期十段位が藤崎智に決定となった。
ハッキリ言って藤崎の圧勝である。
こう言っては敗れた決勝メンバーには失礼かもしれないが、実力差がありすぎた。
上田直樹pは新人だし多少致し方ないとは思う。藤崎pが初めて十段位を獲得したのも新人で決勝卓まで残り、翌年のシード権を活かしての獲得だっただけに、上田pには来年の活躍を期待したい。

ディフェンディングの柴田pも実力不足が否めない。
十段位を獲得したのもオーラスの国士無双和了が劇的だったので強烈な印象を残しているが、十段位獲得で出場できたタイトル戦では殆ど鳴かず飛ばずの成績だし、鳳凰リーグ戦でもC1リーグに甘んじている。

ダンプ大橋pに至っては猛省レベルだ。
初日の1回戦南1局で子の先制リーチに親でも無いのに無理に突っ張り放銃し、バランスを自ら崩す。そして親に1,500点の放銃から、櫻井にメンチンの12,000放銃で箱下に沈む。結局初日はトップを1回獲ったモノの小さいトップで2ラスで大きく出遅れる結果となり、ボーンヘッドとも言える放銃などもあって3日間通して日の目を見ること無く最終日には藤崎へ大三元放銃で足切り敗退となり、2年連続で足切りとなった。

櫻井pは初日・2日目こそ食らい付いたが藤崎を捉えられない展開で我慢出来ずに放銃に回ってしまう転換。勿論、ポイント状況から致し方ないところでもあるが、彼が十段位を獲得したときには、もっと我慢出来ていた気がする。
そうしたことがA2リーグでも最下位に沈んでいる要因なのかもしれない。

藤崎+56.5P 櫻井+46.8P 上田▲14.2P 柴田▲40.0P ダンプ▲50.1P

二日目は初日トータルトップの藤崎が絶好調。
他家の勝負手・本手のあたり牌を掴まない。しかも、フリテンリーチに行っても高目を一発(Aルールは1発は無いが)ツモするし、忍者と言われる由縁の高打点闇テンを当面のライバルである櫻井より討ち取るなど、トータルポイントを加点し、ライバルになるトータル2着の櫻井との点差を着実に広げる結果となった。その差100p。役満があるとはいえ、追う櫻井としては、この日の選択で最終日の9回戦目の抜け番を選択した藤崎と直接対局出来るのが3回しかないので相当苦しい展開である。まして、タイトルを狙う!とは言うモノの現実的には沈んでいる3人は足切りが気になるので足切り回避の戦いになる。
2日目(8回戦終了時)
藤崎+137.1P 櫻井+38.0P 上田▲49.5P 柴田▲53.2P ダンプ▲73.4P

最終日は9回戦の初戦が藤崎の抜け番だけに、櫻井としてはトップ必須だが、ラスに沈んでほぼ勝負は決したと言える格好となった。
そこで迎えた10回戦。南場に入ってラスに沈んでいる藤崎。浮きの2着に櫻井となりトップラスを決められる並びが出来た。
しかし、藤崎に反則とも言える大三元の配牌を貰い、早々1鳴きを入れて大三元聴牌。上田はロン牌の發がいつ出ても不思議では無い状態ながら、こらえて居たところにダンプが發を持ってきて長考した後放銃。
10回戦の順位は上田-藤崎-櫻井-ダンプ。藤崎-櫻井の差は135.0pこれで99%勝負は決したと言って良い展開となった。ある意味で残り2戦は消化試合である。
一発や裏ドラ・槓ドラが乗るルールなら、親番の大連荘で奇跡的な逆転も起こるかもしれないが、なにせAルールである。しかも、逃げているのは藤崎だ。藤崎は櫻井だけを見れば良い。櫻井の親番なら他二者に放銃しても通行料でしか無い。
結果は藤崎トップ、櫻井ラスで99.999%藤崎の十段位が決した。

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