【連盟】第13期プロクイーン決定戦

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10月31日(土)と11月1日(日)の2日連続で行われる連盟主催の女流タイトル戦『プロクイーン』は、プロ団体に所属するプロのオープン戦。
今年の決勝はディフェンディングの和久津晶と予選から勝ち上がった、童瞳(連盟)と大里奈美(連盟)そしてBest16シードから勝ち上がったそして二階堂瑠美(連盟)と茅森早香(最高位戦)の5名が半荘12回戦で戦う。
※10回戦目終了時にトータル5位は敗退決定。上位4名で残り2回戦をポイント持ち越しで戦う。
ルールは一発裏ドラ槓ドラありの連盟Bルール。30符4飜は切り上げ満貫扱い。
第13期プロクイーン決勝戦 和久津晶 二階堂瑠美 童瞳 大里奈美 茅森早香(最高位戦)
麻雀は実力だけは勝てないモノだが、今回は昨年タイトルを争った、現プロクイーンの和久津晶と最終戦の序盤はタイトルを手にしかけながら惜しくも2位となった茅森早香、そして5位敗退に甘んじた二階堂瑠美と実力者が3名。
この3名が互いに意識し合うと、童瞳と大里奈美がその隙を突いて和了をモノにする可能性がある。
一発も裏ドラもあるルールなので、圧倒的に攻撃型が有利だが、トータル的にバランスが取れている茅森が若干有利かもしれない。更に準決勝でほぼ敗退が決まりそうな状況で字一色を仕上げた運も持ち合わせている。

ただ、牌が来ているときの和久津の攻めは別格!山に残り1枚さえ残って居れば自摸り上げてしまう破壊力は十分。しかも、一見何でもリーチで聴牌優先の全局参加型の打ち方に見えるが、攻撃型の打ち手は安牌を1枚は抱えるように打つことが多いのだが、和久津の場合序盤は出来る限り余剰牌は手役を見るように残しているのは注目しておきたい。更に放銃は恐れず先制リーチにドラを打ち出すこともあるが、致命的な放銃をせずアタリ牌をビタ止めすることも多いので、そうした所は見逃せないところ。
二階堂瑠美プロは、一昨年の第11期プロクイーンを獲ったときには正に無敵状態であった。三色を無理矢理狙わず和了を最優先にした瑠美プロは兎に角強い。

実況:日吉辰哉
解説1日目
1~3回戦:滝沢和典・魚谷侑未
4~6回戦:藤崎智・山田浩之
解説2日目
7~9回戦:勝又健志・石井あや(最高位戦)
10~12回戦:前田直哉・佐々木寿人
2日目の7~9回戦の解説に第8期プロクイーンの「沈黙のスナイパー」石井あや(最高位戦)が昨年に続き登場することも注目です。

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