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大和証券Mリーグ2022-23レギュラーシーズン2022年12月02日(36/94)終了時点チーム成績

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大和証券Mリーグ2022-23レギュラーシーズン2022年12月02日(36/94)終了時点チーム成績
暫定首位を独走するのはABEMAS。今週は2-2-2-1とマイナス無しで+100p超えの加点。トータルポイントも500p台に乗せて盤石な状態。チームで多井の2回と松本の2回の合計4ラスしか取って居らず、白鳥・日向はラス無しと大きくポイントを減らすイメージが全く無い。この牙城を崩すのは相当困難なイメージですね。
2位に返り咲いたのはKONAMI。12/2の寿人-高宮のチーム同一日連勝は今期初で+140p超を加点。滝沢が未だにトップが無いのが気掛かりだが、エースの寿人は言うまでも無く、高宮と伊達が安定しているので、滝沢が復活したら、ラス上等でトップを狙う攻撃的な選手が多いだけに、浮き沈みは多くはなるだろうがレギュラーシーズンは余裕でクリアするイメージ。
3位は風林火山。瑠美が相変わらず不安定な成績ながら、勝又と松ヶ瀬がポイントを稼ぐので、亜樹も復調している事を考えれば、恐怖の12月を無事に乗り越えられれば、レギュラーシーズンは安心かもしれません。
4位~6位は団子状態。
4位のパイレーツは2021-21シーズンMVPの瑞原が一人気を吐き233.3pの個人2位。7戦4トップ・ラス1回で3着が無く絶好調。一方エース小林が9戦1トップで他8戦が3着かラスとらしくない成績なのは気掛かり。今季から加入した優・仲林が読めないだけに小林の復調を待ちたい。
5位のフェニックスは近藤に待望のトップを獲った事で、懸念材料は無くなったと言えるので、借金返済に邁進する可能性はある。特に年末年始が好調な事が多いので楽しみではある。
6位の雷電は本田選手頼みになっている部分が気掛かり。ハッキリ言って萩原が個人プラスに転じるとは思えず、どこまでマイナスを抑えられるか?とそれをカバーするだけのポイントを瀬戸熊・黒沢・本田で叩けるか?なのだが、相変わらず瀬戸熊は成績が上がってこないし、黒沢も不安定では先々心配。
7位のサクラナイツはやはり絶対的な心の拠り所であった沢崎が抜けた穴が大きいと思う。新加入の渋川が前半のマイナスを返済する勢いでMリーグルールにアジャスト出来ているので、他3人が踏ん張れるかどうかが鍵になりそう。
8位のドリブンズは今期の定位置感がある。村上・丸山は勝てるイメージが無いし、たろうも不安定。唯一、園田だけは対局中も他3者が警戒しているので仕掛けなども駆使して麻雀出来ているが、村上と丸山に関しては完全に舐められている感じ。たろうも極端な仕掛けなどが決まった時だけが印象に残るが、実際にはトップを貪欲に狙う余り素点をそれ以上に失っている気がする。

各チーム共にウィークポイントになる得る選手が居たり、全体的に勝ち運に恵まれないなどの不安要素が有る中で、ABEMASだけは弱点が見当たらない。唯一、不安なのは短期決戦でポイントが半減されるセミファイナルやファイナルでライバルチームに爆発されトップ量産されてしまう事ぐらいのように感じるが、レギュラーシーズンで稼げるだけ稼げばその不安も少しは軽減される可能性は高い。
選手の強制入れ替えにリーチが掛かっているのは、風林火山・ドリブンズ・雷電だが、風林火山はレギュラーシーズンは通過しそうな感じだが、ドリブンズ・雷電は厳しいだろう。そうなると「クビ」が気掛かりになるので、多少は麻雀にも影響し出す感じはするので、益々勝てなくなる悪循環に入るので、各選手が平常心で打てるかどうかが鍵になりそう。

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Mリーグ2021シーズン 出場選手年齢一覧

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あのMリーガーは何歳?あの選手よりもこの選手の方が実は年下とか年上とか、一発で分かるように年齢順で一覧にしました。

選手名(所属チーム)プロ歴生年月日年齢
沢崎誠(サクラナイツ)37年1955年1月13日67歳
近藤誠一 (フェニックス) 24年1963年8月1日58歳
瀬戸熊直樹(雷電)23年1970年8月27日51歳
萩原聖人 (雷電) 3年1971年8月21日50歳
多井隆晴(アベマズ)26年1972年3月17日49歳
鈴木たろう(ドリブンズ)23年1973年10月4日49歳
村上淳 (ドリブンズ) 24年1975年4月10日46歳
小林剛(パイレーツ)25年1976年2月12日45歳
佐々木寿人(KONAMI)15年1977年1月12日45歳
滝沢和典 (KONAMI) 21年1979年12月6日43歳
松ヶ瀬隆弥(風林火山)12年1980年4月11日41歳
石橋伸洋 (パイレーツ) 18年1980年9月29日41歳
二階堂瑠美 (風林火山) 22年1980年9月27日 41歳
園田賢 (ドリブンズ) 18年1980年11月25日41歳
勝又健志 (風林火山) 20年1981年3月15日 40歳
黒沢咲 (雷電) 16年19**年10月6日40歳※
内川幸太郎 (サクラナイツ) 15年1981年5月6日40歳
二階堂亜樹 (風林火山) 22年 1981年11月15日40歳
茅森早香 (フェニックス) 20年1982年5月4日39歳
本田朋広(雷電)9年1983年10月3日38歳
堀慎吾(サクラナイツ)11年1984年3月23日37歳
魚谷侑未 (フェニックス) 13年1985年11月2日36歳
朝倉康心 (パイレーツ) 3年1986年3月4日35歳
白鳥翔 (アベマズ) 14年1986年8月27日35歳
瑞原明奈 (パイレーツ) 7年1986年11月19日35歳
日向藍子 (アベマズ) 10年1988年9月24日33歳
高宮まり (KONAMI) 11年1988年11月8日33歳
東城りお (フェニックス) 8年1990年9月18日31歳
伊達朱里紗 (KONAMI) 2年1991年5月10日30歳
松本吉弘 (アベマズ) 8年1992年5月3日29歳
丸山奏子 (ドリブンズ) 3年1993年8月17日28歳
岡田紗佳 (サクラナイツ) 4年1994年2月19日27歳

※黒沢選手は年齢非公開となっておりますが、筆者独自の情報収集(SNS・Blog・HPなど)により、推測しております。

意外なのは小林選手が45歳(2022年1月現在)なことでしょう。童顔ロボ。ロボは顔も劣化しないのか?またプロ歴も長く、沢崎・多井に次ぐ三番目で実は近藤より1年先輩なんですね。
オッサンズチームとの自虐ネタもありますが、ドリブンズはたろうが最年長で、園田選手とは実は8歳も年の差があります。
女流の最年長は瑠美選手。(2019シーズンから参戦し自由契約となった和久津選手が当時は最年長)次が黒沢選手(推定)と言う事。
サクラナイツの沢崎選手と岡田選手だと祖父と孫娘の年齢差と言うべきでしょうね。
それにしても、最年長が67歳で最年少が27歳。実際には同じチームなので対戦することは無いですが、実に39歳差もある選手達が男女関係無く対等に勝負出来るゲームが麻雀の素晴らしい所でしょうね。

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Mリーグ2019はU-NEXT Piratesが優勝

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大和証券Mリーグ2019シーズン(レギュラーシーズン)が終了。その後、メインスポンサーが朝日新聞に変更となって朝日新聞Mリーグセミファイナル・ファイナルが開始され、セミファイナルシリーズを終了した時点で新型コロナの影響で中断を余儀なくされたが、2020年6月15日からファイナルシリーズが開催され、U-NEXT Pirates(小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈)が、大逆転で優勝の栄冠を手にした。


全12半荘の短期勝負で5勝したのは見事ですし、選手全員が1勝(小林選手は2勝)しかも、最終戦の小林選手のトップ以外は70pt超え(素点で50,000点超)の大きなトップで加点しつつ、ラスを僅か2戦に留めたことでポイントを大きく減らす事が無かったことも見事だと思います。
まぁセミファイナルを首位で通過したサクラナイツがファイナルで7ラスなので5ラスを残り3チームで分けていると思えば普通のことでしょう。その2ラスを4位回避率が高いエースの小林剛選手が喰らっているのは面白いところですね。
サクラナイツはレギュラーシーズンの好調と、セミファイナルの絶好調とは裏腹にトップ無しの7ラスは辛いファイナルになった。ただ、新規加入し、最年少と最年長の選手が居たり、沢崎選手の現代では主流となっているデジタル指向の麻雀とはかけ離れつつもトップを獲る麻雀は視聴者を釘付けにし、Mリーグの更なるファン獲得に貢献したと言えるでしょう。
ABEMASは最終戦の特殊条件での多井隆晴選手がラスを喰らっただけだったが、3勝しか獲れなかった事でポイントを加点出来なかった感じが、実際には3着が5回と微妙にポイントを減らしているのが痛かったかもしれません。
セガサミーフェニックスは、一番悔しい想いをしているでしょう。レギュラーシーズンは安定の首位通過で、セミファイナルでは若干ポイントを減らしたモノのファイナルシーズンでは常に首位に位置し、最終日開始前まで首位に居ただけにレギュラーシーズンを6位で通過したパイレーツに大捲りされたのですからね。ファイナルの成績も4勝2ラスと決して内容も悪くは無い。ただ、4勝の内3勝が50pt以下と言うギリギリのトップだったことと、レギュラーシーズンの4位回避率トップの近藤選手が2ラスを喰らっているのが結果として優勝がすり抜けた原因かもしれないが、それはあくまで結果論で、優勝しても全く不思議では無い成績だと言える。
Mリーグ2019シーズン最終成績
こうして結果を見ると、2期連続でセミファイナルやファイナルに最下位で進出したチームが優勝してしまうと、「結局『運ゲー』だよね」と言われてしまうのも致し方無い事になってしまう。
その最大の原因は確かに麻雀というゲームの『運』の要素が占める割合が大きいと言うのもあるが、ポイントの持ち越しがあるレギュレーションだと思う。
2019シーズンを見てみても、首位通過したフェニックスはセミファイナルで247.7pt減らされ、ファイナルで86.0pt減らされている。
一方パイレーツはセミファイナルで101.2ptマイナスが減り、ファイナルで1.7ptマイナスが減っている。単純には言えないが、フェニックスは333.7pt減らされているのに、優勝したパイレーツは102.9pt得をしているのだ。プラスとマイナスで436.6ptは直接対決でトップラス4回決めないと詰まらない点差が自動的に加減されている。
チームの点差を半分にして、セミファイナルやファイナルを面白くしたいという意向は理解出来るが、プロスポーツのセミファイナルやファイナルがある競技で、成績上位のチームが一番不利を被ると言うのは聞いたことが無い。
麻雀ではホールアンドウェイは無いのでホームで麻雀が出来るから有利というのは無いだろうが、成績下位のチームが得をしてしまうのは疑問に感じる。現在の8チーム制でセミファイナル・ファイナルとするレギュレーションであれば1/2→1/2ではなく、せめて1/4→1/4か1/2→1/4の減算で良いと思うし、マイナスポイントは減らないとかもあって良いと思うし、極端な言い方をすれば、セミファイナルでは、レギュラーシーズンの成績などリセットして、通過順位で上位から500pt・400ptとして6位通過は0ptと100ptずつのビハインドを割り振る事でも良いだろう。(ファイナルが1位が300ptで4位が0pt)
更には、場決めは成績上位から好きな場所を指定出来るなどのアドバンテージとは言えないかも知れないが、多少の恩恵と不利があっても良いと思う。


また、レギュラーシーズンの個人成績での表彰があるのだから、レギュラーシーズンとポストシーズンを明確に分離する意味でも、レギュラーシーズン上位チームにも多少の賞金が出るべきだと思う。
1位チームに2,000万、2位チーム1,000万、3位チームに500万くらいの賞金があれば、レギュラーシーズンの後半でも上位チームはトップにある程度拘ることも出来るし、今年のセミファイナルで敗退となってしまったコナミもレギュラー3位なので、所属選手1名分の年俸は賞金として補充されることになる。
サポーターの年会費やグッズ販売、サポーター専用のパブリックビューイング入場料だけでは到底選手の年俸やスタッフの給与など維持運営していくだけの収益は出せない状況だろうから、Mリーグ機構から放映権などの分配金が出ないと、企業として競技麻雀チームを持っておくメリットが無ければ、企業として撤退を考える時も出てくるかもしれない訳で、少しでも各チームになんらかの形で分配するような仕組みを作っておくべきだと思う。いつまでも藤田晋氏の個人的な資金を投入していては長く継続するのは不可能になってしまうだろう。

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Mリーグの課題は?

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大和証券Mリーグ2019シーズン(レギュラーシーズン)が終了し、メインスポンサーが朝日新聞に変更となって朝日新聞Mリーグセミファイナル・ファイナルが開始され、セミファイナルシーズンが終了した。
ファイナルシーズンを心待ちにしていた麻雀ファン・Mリーグファンには残念な知らせとなったが、新型コロナの影響でファイナルシーズンは無期延期となってしまった。
詳しくは→→Mリーグファイナルについて←←



まぁ緊急事態宣言が解除されれば、いずれ予定が発表されるでしょう。

確か、前にもコラムで書いた記憶があるのだが、初年度の7チームでのレギュラーシーズン実施し3チーム敗退、ファイナルでの優勝チーム決定はまぁまぁ理解もし易い。
一方2019-2020シーズンは、レギュラー・セミファイナル・ファイナルと二段階のステップがある。しかも、どちらもポイントは1/2持ち越し。つまり、ファイナルに進出するチームとすればレギュラーシーズンのポイントは1/4しか価値が無くなってしまう。
各チームとも競技麻雀プロの中ではトップクラスの実力を持つ選手を揃えているだけに、それ程大きなポイントを稼ぎ出せない事は、2シーズン遣っただけでも明白。多少のブレはあってもMAX600pt程度だろう。そうなると、ファイナルには150ptしか持ち越せない。トップラス2回で捲られる点差である。

レギュラーシーズンはまぁまぁの長期リーグ戦でセミファイナル・ファイナルは完全な短期勝負。確かに様々な条件をクリアして優勝は賞賛に値するのは間違い無いが、2019-2020シーズンのようなシステムならレギュラーシーズン首位通過チームには賞金1,000万円程度は出しても良いと思う。
セミファイナルの結果を見てみましょう。

Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナル&ファイナルシリーズ
セミファイナル チームスコア・ランキング
1位 284.7pt
(持ち越し24.2pt)
KADOKAWA サクラナイツ
(内川幸太郎・岡田紗佳・沢崎誠)
2位 172.0pt
(持ち越し247.7pt)
SEGA Sammy PHOENIX
(魚谷侑未・近藤誠一・茅森早香・和久津晶)
3位  64.0pt
(持ち越し136.9pt)
SHIBUYA ABEMAS
(多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘・日向藍子)
4位 ▲3.5pt
(持ち越し▲101.2pt)
U-NEXT Pirates
(小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈)
以下セミファイナルにて敗退



5位  ▲65.0pt
(持ち越し97.5pt)
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
(佐々木寿人・高宮まり・前原雄大・藤崎智)
6位 ▲86.8pt
(持ち越し▲40.1pt)
TEAM RAIDEN
(萩原聖人・瀬戸熊直樹・黒沢咲)

セミファイナルを1位で通過したサクラナイツは純粋に240pt程度を叩きだしているのでお見事。
2位通過のフェニックスはレギュラーシーズンで積み上げた大量のポイントを上手に使いながら、確実にファイナル進出を目指した結果で▲70ptは手堅い。
3位通過のアベマズは▲70ptと苦戦した印象。
4位のパイレーツが100pt近く叩いたのは、石橋選手の大活躍に寄るモノだが、注目したいのは持ち越しが▲100ptであること。セミファイナルに進出した時点で▲100ptが消えている。
5位の格闘倶楽部は完全に寿人選手と前原選手の不調が原因だが、▲160ptは負けすぎだけど、1位のサクラナイツが240ptプラスなのでまぁまぁあり得るマイナスだ。
6位の雷電は連勝が無いのが厳しかった。黒沢選手が目立っていたが、実力的には頼りになるはずの瀬戸熊選手が全くMリーグに対応出来ていないのが原因だろう。

確かに、セミファイナルの終盤はポイントを意識した麻雀になるので、最終結果だけを見て言っても仕方ない部分もあるが、ファイナルに進出したパイレーツはセミファイナルに進出した時点で100ptのマイナスが消え、格闘倶楽部は100ptのプラスが消えている点。
上下で200ptの差はトップラスでも最低2半荘は必要な数字。16戦しかないセミファイナルで2試合分助かっていて2トップ分が軽減されたのは、マイナスを背負ってセミファイナルに進出したパイレーツにとっては単なるポイントだけ見れば徳をしたと言えるだろう。もしも、3/4の持ち越しなら計算上はパイレーツが敗退し、格闘倶楽部がファイナル進出になっている計算。
レギュラーシーズンが90試合、セミファイナルは16試合なので比率で言えば1:5.625なので、ポイント持ち越しが1/4程度がレギュラーシーズンでのポイントを妥当に評価したモノになるような気がする。セミファイナルはファイナルに向けてのポストシーズンなので、レギュラーシーズンでの成績はある程度重視されて良いだろう。
ファイナルは一発勝負の意味合いが強いので、セミファイナル終了時のポイント1/2持ち越しはアリ。


また、選手の入れ替えも藤田チェアマンが言及していたが、必要な処置だと思う。
現役プロも含め、これからプロを目指す人も、ある意味で最高峰の舞台であるMリーガーになる事はひとつの目標になるが、チームを増やさず、選手も替わらなければ椅子が埋まった時点でMリーガーにはなれないことになってしまう。
それではプレイヤー側の熱が冷めてしまいMリーグが孤立した別の競技と言う位置づけに成り下がる可能性があるだろう。
チームを抱える企業は負担も大きいだろうけど、登録選手は最大5~6人まで増やし、女性選手を最低2人入れるなども検討して欲しい。そして水曜休みを無くし、土曜か日曜の開催日を増やして90戦を120戦程度まで増やすことも検討シテ欲しい。試合数が増えれば放送日が増えるので、ネット放送でのスポンサーも付きやすい可能性は高く、放映権の分配金も検討できるだろう。
土日の開催があれば、各チームのパブリックビューイングに参加も可能なファンが増えるだろうし、公式パブリックビューイングも同じ。PVを増やせば参加料などのチーム収益も良くなるだろうし、試合当時の選手がPVでもファンと触れ合える。

まだまだ、2シーズンしか開催していないので、いろんな問題は出るだろうけど、運営側・チーム&選手・そして視聴者&ファンの3者が三方良しで発展してくれることを願わずにはいられない。


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Mリーグ2019開幕2週後

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自分のTwitterが麻雀と投資(FXがメイン)関連ばかりをフォローしている影響もあるけど、それなりにMリーグ2年目も順調に話題にはなっているんだと思う。
チームも前年の7チームから8チームになったことで、対局日と組み合わせがわかりやすいのが良いですね。例えば月曜に試合がある4チームは火曜の試合には出ないので、応援しているチームや選手がいつ出るのかもわかりやすい。
また、全チームが女流を必ず一人入れるレギュレーションになり、対局に華やかさが加わって更なるファン獲得にもつながるような印象を持つ。
勿論、男子トッププロの駆け引きも見物だ。
さて、開幕2週の序盤戦で好調チームと不調チームがそれなりに別れた印象になった。
現在首位のフェニックスは開幕戦で魚谷が幸先の良いTOPを取った勢いそのままに各選手がノビノビと自分の麻雀で好成績となっている。デビュー初戦の和久津選手はハコラスの洗礼を受けた格好だが、雰囲気に慣れれば問題無いだろう。
フェニックスの極めつけは10月11日の麻雀忍者こと藤崎智(麻雀格闘倶楽部)選手のデビュー戦での今季初役満を成就させてデカトップが凄かった。
セガサミーフェニックス近藤誠一のMリーグ2019初役満






2位の風林火山は昨シーズンのラス回避率上位を3人が占めた安定感を持ちつつも、多少攻撃寄りになった感じで、ラスを取ることもあるがTOPを取る麻雀で楽しみ。
3位の今季から参入したサクラナイツも好発進と言えるだろう。エースの内川選手がイマイチだが新人プロでもある岡田選手は並み居るトッププロ相手に堂々の麻雀を打っている。そして沢崎選手の安定感がチームとして纏まりがある。SNSを中心に現代麻雀とはかけ離れた昭和を感じさせる沢崎の麻雀を批判するモノも見受けられるが、ある程度限られた選手同士でリーグ戦を行う場合には、その局やその半荘だけでなく印象付けなども気にして打牌選択をしているような気がする。
心配なのは6位のPiratesと8位のドリブンズだ。
麻雀格闘倶楽部は高宮選手が好調なうちに寿人選手の調子と前原選手の安定感が戻れば、成績は上がってくるだろうと思う。
Piratesが心配なのは、ラスを回避しつつ効率の良い牌選択で和了を獲り行く現代麻雀なので安定した成績を残しやすいが、半荘の序盤で大きな失点をしたり、捲り合いで負けるなどするとラスを引かされやすいのも事実。辛うじて今年から加わった瑞原選手が2連勝スタートでポイントを稼いだが、石橋選手が一桁プラス、小林選手が約▲40ポイント、新婚の朝倉選手に至っては個人成績最下位と苦しんでいるだけに、瑞原選手の研究が進んである程度対応され始めると、ポイントを稼ぐのが苦しくなる可能性が高く、多少無理して勝負に出る局が増える事でマイナスを増やしてしまいそう。
一番心配なのはドリブンズ。昨年の優勝チームという気負いがある訳では無いだろうが、チームで唯一トップを取っている村上選手が40pプラスだが、園田選手が▲64pと苦しく、たろう選手が個人成績ブービーの▲100p超では流石に苦しい。しかも、今季から加入した女流の丸山選手はまだプロ1年目のド新人。サクラナイツの岡田プロもプロ2年目だが、TV対局などには沢山出ているので新人だが度胸は据わっているし、多少微妙な牌選択もあるが、恐れずに打っている。育成過程も見て欲しいとチーム監督はコメントしているが、それなら育成枠を設ければ良く、選手として出せないプロをドラフトしたのであれば、日々活動しているプロへの冒涜に等しいとも思う。

まぁまだまだ始まったばかりで、各選手1~2戦程度しか登場して居ないので、今後は全然わからないが、チームの成績が悪ければ当然、対局時の打牌選択に少なからず影響が出るのも麻雀。本来なら和了を取りに打点を下げるところを打点を追う事も出てくるだろう。そうなると抜け出せない負のスパイラルに陥ってしまう。
いずれにしても、「観る麻雀」ファンは忙しい日々が続く。

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麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣

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日本で一番麻雀が強いものは誰だ!
それを決めるのが麻雀最強戦で、近代麻雀が主催する、プロ・アマチュア・著名人が参加する日本で最大規模の麻雀大会でもあります。
今回は女流プロ代表決定戦の第二弾。強さと美しさを兼ね備えた女流プロたちの華やかで熱い戦いにご期待ください。

麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣 予選A卓 愛内よしえ・和泉由希子・清水香織・渡辺洋香
【A卓】愛内よしえ・和泉由希子・清水香織・渡辺洋香

麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣 予選B卓 池沢麻奈美・井上美里・魚谷侑未・松岡千晶
【B卓】池沢麻奈美・井上美里・魚谷侑未・松岡千晶

8名の選手がA卓・B卓、2つの卓に分かれそれぞれ半荘1回を順に行ない、上位2名が決勝戦に進めます。決勝も1回勝負で、トップを獲った者が「女流プロ・菊の陣代表」として麻雀最強戦2015finalに進出することになります。
3月に放送された「桜の陣」では
【A卓】二階堂亜樹・高宮まり・石井あや・大崎初音
【B卓】宮内こずえ・和久津晶・茅森早香・豊後葵
の8名が出場し、石井あやが見事ファイナルへの出場権を獲得しています。

【A卓】のみ無料放送、【B卓】【決勝】は月額864円のチャンネル会員限定放送となります。この機会にぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。

【決勝】A卓・B卓の上位2名

実況:小山剛志
解説:梶本琢程・片山まさゆき

【麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・菊の陣 みどころ】
個人的な意見を述べさせて貰えれば、失礼ながら桜の陣や今回の菊の陣A卓と比較して明らかにB卓のレベルは魚谷侑美プロを除いては落ちるように思える。
連盟なら二階堂瑠美・安田麻里菜・手塚紗掬・優木美智。
最高位戦なら、大平亜季・浅見真紀・涼崎いづみ。
協会なら、杉村えみ・水城恵利・朝倉ゆかり。
などまだまだ打ち手は居る。
池沢麻奈美はプロデビュー前に夕刊フジ杯を獲り、第13回野口賞女流棋士部門獲得など選出理由は分かるが、井上美里は昨年の最強戦2014全日本女子プロ代表戦優勝があるのみで、所属団体の女流リーグでも昨年までCリーグだったのである。
松岡千晶に至っては最強戦ガールだっただけなので、その枠があるとしても女流プロ代表決定戦予選出場者枠決定戦的な推薦で良いと思う。
流石に連盟ファンである管理人ですら、菊の陣は連盟贔屓過ぎると言わざるを得ない。このような人選では、コメントでの連盟への誹謗中傷の嵐になることは明白。
アンチ連盟、或いは最高位戦や協会ファンからすれば当然、面白くない人選だし、コメントが連盟への誹謗中傷ばかりでは連盟ファンも楽しく視聴できない。
確かに主催者や協賛企業や団体の思惑やしがらみもあるだろうが、もう少し視聴者の目線である程度「妥当」な人選でなければ納得しないだろう。
折角、最強戦2014を征したのが、著名人代表で株式会社サイバーエージェント代表取締役社長「藤田晋」氏であり、協賛を得ることができたばかりでなく、ITベンチャーを初めとする企業を筆頭に再び麻雀熱が出てきた事を加味しても、麻雀界と言う狭い世界だけでなく、一般の人々にも麻雀のグレーな部分で無く「競技麻雀」と言う『賭けない麻雀』を普及する意味でも、人選には熟考して欲しいように思う。

A卓は若手の愛内プロは冷静沈着な麻雀が基本だが、和泉・清水と連盟を代表する面前攻撃型と打点力が有りながらバランス型の渡辺の3人が相手だけにどういう戦い方をするか見たいところ。
若手の愛内・中堅(ベテランの域か・・・和泉、そして団体は違えど女流雀士界を牽引してきたレジェンドの清水と渡辺。面白い組み合わせである。

B卓は魚谷が1歩も2歩も抜けているが、1局勝負だけに麻雀と言うゲームの特殊性故の怖さが見られるかもしれない。

麻雀最強戦のご参加はこちらから→麻雀最強戦公式HP
麻雀最強戦公式ツイッター:https://twitter.com/mjsaikyosen
主催:竹書房近代麻雀
協賛:サイバーエージェント

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【連盟】第32期(平成27年度)鳳凰戦 A1リーグ第1節

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藤崎智vs仁平宣明vs伊藤優孝vs望月雅継
実況:白鳥翔
解説:森山茂和
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール
鳳凰戦に関してはこちら↓
http://www.ma-jan.or.jp/title-fight/houousen.html
23期 連盟鳳凰位戦A1リーグ 1節 藤崎智 仁平宣明 伊藤優孝 望月雅継

どの団体も4月1日の新年度から新たなリーグ戦がスタートします。
日本プロ麻雀連盟のメインリーグ戦である、鳳凰位戦もスタートしています。
その鳳凰位戦の最高峰カテゴリであるA1リーグも4月6日のニコ生の連盟chでの放送からスタートです。

開幕戦は前鳳凰位の『麻雀忍者』藤崎智、A2から昇級した仁平宣明、『死に神の優』伊藤優孝、『静岡の星』?の望月雅継の4人。
鳳凰位を獲得した事のある3人に「いい人そうなパン屋さん」の仁平pが挑む格好となるでしょうか?
実況は今年も『最年少Aリーガー』で【チームちっちゃい】に所属する白鳥pです。
解説が森山会長なので「ダメだし解説」が聞けるかもしれません。

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