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第6期麻雀グランプリMAX 決勝戦

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日本プロ麻雀連盟の麻雀グランプリMAXとは
昇段の判定に用いられているポイントをランキング化し、ランキング上位者と現タイトルホルダーなどが闘う年度を締めくくるトーナメント形式のタイトル戦。

灘麻太郎vs和久津晶vsHIRO柴田(柴田弘幸)vs柴田吉和
実況:小車祥
1・2回戦解説:勝又健志・前田直哉
3・4回戦解説:勝又健志・藤崎智
5・6回戦解説:勝又健志・瀬戸熊直樹
7・8回戦解説:勝又健志・森山茂和
牌譜解説:古橋崇志
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール(1発無し・裏ドラ無し・槓ドラ無し)
システム:半荘8回戦を連続2日間の対局で行い優勝者を決める。
第6期麻雀グランプリMAX 決勝卓 灘麻太郎vs和久津晶vsHIRO柴田vs柴田吉和
灘麻太郎
二次予選からの特別シード(今季の王位が連盟所属プロでは無いため)を勝ち上がった日本プロ麻雀連盟名誉会長の「カミソリ灘」こと灘麻太郎。

和久津晶
ランキングポイント21位(女流では恐らく最上位)
一次予選から森山茂和現連盟会長・近藤久春(A1リーガー)・小川尚哉。
二次予選では前原雄大・山田浩之・宮内こずえ。
ベスト16では、柴田吉和・瀬戸熊直樹・藤崎智。
ベスト8では、古川孝次・灘麻太郎・白鳥翔。
一次予選から厳しい対戦相手となるが、持ち前の攻撃力を活かして森山・近藤・山田・宮内・瀬戸熊・藤崎・古川・白鳥を撃破。ベスト16・ベスト8では更に攻撃力全開で最終5回戦目は勝ち上がりをほぼ決めた状態で対戦者を圧倒する勢いだった。

HIRO柴田(柴田弘幸)
一次予選は西島一彦・土屋幸弘・山田浩之。
二次予選は野方祐介・童瞳・高谷圭一。
ベスト16が勝又健志・灘麻太郎・山田学武。
ベスト8が野方祐介・柴田吉和・ダンプ大橋。
本人の実力からすれば比較的格下が多い対戦相手に恵まれた感じで順当な勝ち上がりを決めた格好。

柴田吉和(現十段位)
劇的な最終戦オーラスの国士無双の和了で十段位を獲った柴田吉和はベスト16からのシード。
ベスト16は、藤崎智・瀬戸熊直樹・和久津晶。
ベスト8は、野方祐介・HIRO柴田・ダンプ大橋。
ベスト16は調子が悪い藤崎・瀬戸熊に助けられた格好だったが、ベスト8では苦しい展開でも諦めず、最終戦オーラスで逆転して決勝卓進出を決めた。

まだまだ現役バリバリ感があって切れ味抜群のカミソリは健在で、タイトル獲得にはそれほどの執着は無いと思われる灘プロが序盤は終始先手を取る展開が予想される。
実力上位で安定感があるHIRO柴田は虎視眈々とチャンスを伺うだろうが、恐らくは決勝卓4人では一番タイトルを欲しいと思っているだろうが、そうした気持ちがどうでるのか?
ダブルタイトルが掛かる柴田吉和は時々中途半端な放銃が見られるので、そうしたミスをどれだけ減らすことが出来るかどうか?
和久津は勝ち上がりの対戦相手が相当厳しい中を勝ち上がってきているだけに、どれだけ運量が残っているか微妙だが、ベスト8で灘プロとの対戦経験があるのは両柴田よりは有利かもしれない。

超攻撃型麻雀アマゾネスの和久津晶プロを全力推ししている管理人からすれば、仕掛けを多用し先行する灘プロにしっかり付いて行きながら、高打点を炸裂させて初日をトータルトップか2着でも十分。2日目に疲れから集中力を失った隙を突いて灘プロを捲る展開でタイトルを獲って欲しいと願う。
安定的だが、あまり無謀な事をしないHIRO柴田や細かいミスが多い柴田吉和はそれほど眼中に入れなくても良いと思う。

3月19日 14:00 – 放送予定

3月20日 14:00 – 放送予定

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麻雀日本シリーズ決勝戦

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麻雀日本シリーズ 決勝 村上淳vs藤田晋vs藤崎智vs多井隆晴
村上淳(最高位戦)vs藤田晋(サイバーエージェント社長)vs藤崎智(連盟)vs多井隆晴(RMU)
実況:勝又健志 解説:森山茂和・佐々木寿人 アシスタント:東城りお

【システム】
■予選全18回戦(各自6回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフ全6回戦(各自3回対局)ポイントを持ち越し上位4名が決勝進出
■決勝全4回戦

【ルール】
30,000点持ち30,000点返し
順位点5,000-15,000
一発・裏ドラあり
その他WRC世界大会ルールに準ずる

最高位戦・協会・RMUと各麻雀プロ団体の現役タイトルホルダーを招いた格好で始まった麻雀日本シリーズもプレーオフを終了し、いよいよ決勝戦。

プレーオフ最終卓でほぼ決勝卓への進出が決まっていた山井弘が荒正義プロの猛攻の影響をモロに受けた格好で決勝卓行きを逃す波乱。
結果的には最高位の村上淳・RMUの多井隆晴・元最強位で協賛企業社長でもある著名人の藤田晋・そして視聴者投票2位で選出された連盟の藤崎智と4者4様の顔ぶれになった。

面前手役派ながらデジタル系の村上、学生時代に雀鬼流で鍛えた藤田晋、元連盟所属だったオールラウンダーの多井、守備型の完成形とも言える忍者藤崎。
中々麻雀対局では見ることが出来ない面子での決勝卓は見所満載です。
個人的には、解説に森山会長がいるので、元連盟プロだった多井の麻雀をどのように解説するかはもう一つの見所と言えそうだ。

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タイトル戦速報

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2月に入り各団体などでタイトル戦の対局が目白押しです。
管理人が把握している状況では、先週4タイトルの優勝者が決定した模様。
日本プロ麻雀連盟では第32期鳳凰戦の最終日が2/20(土)に行われ勝又健志プロが鳳凰位を戴冠。

最高位戦日本プロ麻雀協会では第17期女流名人戦が行われて真希夏生プロが戴冠。
日本プロ麻雀協会でも第14期雀竜戦が行われて吉田基成プロが8年振りの雀竜位返り咲き。

モンド麻雀プロリーグ15/16 第16回モンド杯では、歌舞伎者(カブキ者)井出康平プロが戴冠。

少し情報が遅れたが、姫ロン杯は「麻雀リオ」ダイヤモンドカップで足木優プロが優勝。準優勝が手塚紗掬プロとなった。
「麻雀カボ」オーロラカップは米崎奈棋プロが優勝。準優勝は田中智紗都プロとなった。

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第32期鳳凰位決定戦 最終日 第13回戦~16回戦

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第32期鳳凰位決定戦最終日!
第32期鳳凰戦
前田直哉vs瀬戸熊直樹vs勝又健志vs古川孝次
一日目放送 1/30(土) 14:00開演 済
二日目放送 2/ 6(土) 14:00開演 済
三日目放送 2/13(土) 14:00開演 済
最終日放送 2/20(土) 14:00開演 済

選手名 対局日 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計ポイント
勝又 初日 ▲2.1 ❷ +21.0 ① +16.2 ① +11.3 ② +107.2
二日目 +33.7 ① ▲4.7 ❸ ▲17.0 ❹ +19.0 ①
三日目 +12.5 ② +12.2 ② ▲22.0 ❹ +31.0 ①
最終日 ▲14.1 ❸ +22.5 ① ▲2.1 ❷ ▲10.2 ❸
前田 初日 ▲5.4 ❸ +7.3 ② +5.7 ② ▲10.4 ❸ +86.8
二日目 ▲21.3 ❹ +12.9 ① ▲8.9 ❸ +8.3 ②
三日目 +30.4 ① +38.3 ① ▲12.3 ❸ +24.8 ②
最終日 +29.8 ① +16.6 ② ▲12.4 ❹ ▲16.6 ❹
古川 初日 +20.7 ① +1.9 ③ ▲7.8 ❸ ▲30.5 ❹ ▲83.3
二日目 ▲2.6 ❷ +7.2 ② +21.1 ① ▲29.5 ❹
三日目 ▲37.2 ❹ ▲19.4 ❸ +44.2 ① ▲32.7 ❹
最終日 ▲35.8 ❹ ▲23.8 ❹ +19.5 ① +21.4 ①
瀬戸熊 初日 ▲13.2 ❹ ▲30.2 ❹ ▲14.1 ❹ +29.6 ① ▲111.7
二日目 ▲9.8 ❸ ▲15.4 ❹ +4.8 ② +2.2 ③
三日目 ▲5.7 ❸ ▲31.1 ❹ ▲9.9 ❷ ▲24.1 ❸
最終日 +20.1 ② ▲15.3 ❸ ▲5.0 ❸ +5.4 ②



日本プロ麻雀連盟の最高峰のタイトル戦でもある第32期鳳凰位決定戦の最終戦(13回戦~16回戦目)が2月20日(土)にがニコニコ生放送の連盟チャンネルで放映された。

最終日の1回戦目にタートルトップの勝又を追いかける前田が大物手をモノにしながら29.8p(順位点込み)を叩き、勝又を沈みの三着にしたことにより僅か2.2pだがトータルポイントを逆転した。

続く14回戦目は追いかける立場になった勝又と、リードを拡げたい前田の双方に手が入り二人の叩き合いとなったが、僅か1,900点で勝又がトップ・前田が2着となり再び勝又が3.7p差を付けて再逆転。

第15回戦はこの日2連続ラスとなっていた古川が終始ポイントをリードする展開の中、オーラスで勝又が32,800点持ちの2着、前田が25,600点の沈みの3着となっている状況(順位点込みで15.2p差)で、リーチした瀬戸熊に勝又が3,900の放銃となり、勝又が沈みの2着・瀬戸熊が3着・前田がラスとなった。
この勝又の放銃だが確かに痛いだろうが、結果的に連盟Aルールのシステムでもある原点30,000点を基準とした浮き沈みの人数で変動するシステムにより、放銃前の勝又は6.8pの加算が▲2.1pとなり実質8.9pを失った格好だが、一騎打ちの相手である前田が沈みの3着からラスに落ちたため▲8.4pから▲12.4pとなった。よって、勝又からみて前田とのポイント差が10.3pとなり、実質的には4.9pしか詰まっておらず、トータルポイントでは14.0pの差を付けて最終戦を迎えることとなった。

泣いても笑っても第32期の鳳凰位が決まる最終節。
変動する連盟Aルールの順位点システムだがオーソドックスな2人浮きで考えれば1着順4pあるので、前田は勝又に対して素点で10,000点上回れば逆転となり、勝又は素点に関係無く前田より点棒を持って居れば鳳凰位が決まると言う状況。
トータル3着と4着の古川と瀬戸熊はトータル200.0pを1人ではなく2人躱さなければならず現実的に不可能な状況となっているので、完全に勝又と前田のマッチレースとなる。
トータル上位の2人に手が入らない展開の中で、下位2人の仕掛けや先制に対して迎えない状況でジリジリと点棒を減らす中、ある意味で勝負の分かれ目になったのが南2局だろう。
南2局 親・古川 ドラ東
北家の前田が七対子ドラドラも一盃口もトイトイ或いは四暗刻も見える一向聴から
東西西七筒七筒七筒一索一索五索五索六索六索七索自摸一索
この形で長考したのち打東として出アガリは七索のみの聴牌を取るが一手変わりのツモ四暗刻があるだけにリーチはせず当然のダマ。
しかし、瀬戸熊から白切りでリーチが入る。
一発目(連盟Aルールには一発は無い)に前田がツモって来たのが、場にも高く瀬戸熊には完全に無筋の二索長考の末、一旦廻る場に1枚切れの西を選択。
西西七筒七筒七筒一索一索一索五索五索六索六索七索ツモ二索 打西
七対子の目を残して一向聴維持なら現物の七筒もあるだろうが、ほぼ完全撤退を選択した格好。勿論、瀬戸熊のツモ切り牌によっては安牌が増えて粘ることも考えての選択だろうが、その後にリーチの瀬戸熊が六索西と立て続けに河に並べた…。
これは痛恨。画面でもガックリと頭を垂らした前田を捉えていた…。
確かに場に高い索子の無筋を2筋通すのは無謀だし「チームちっちゃい」に入る前田のスタイルでは無い。しかも放銃すれば残り2局となるし、オーラスの親は勝又になっているので、実質残り1局になってしまう。更に2,600点以上の放銃なら7,700や満貫でも浮きに回れない状況となるので放銃は回避したい局面だろう。
しかし、二索を切れば、瀬戸熊の六索は当然ポンして、打七索として、次巡西のツモ和了となり、トイトイ三暗刻で2,000-4,000。
順位点込みで22.2pの差を勝又に付けて残り2局を戦う事が出来る状況であった。南3局がどうなるか分からないが、オーラスで22.2p差があれば、5,800を勝又に放銃したとしても1本場で3,900(1,000-2,000)のツモ和了で、古川-前田-瀬戸熊-勝又となり、連覇となった可能性もある。
しかも、完全に勝利の目が無くなった2人がタイトル戦で見られるような第一だから牌を絞るような事をせず、あくまで普通に打ってくる事が想定出来るだけに、リードしている方が有利な事が想像できたので、西切りの選択が悔やまれるかもしれない…。
勿論、これまでの15回戦の中でも『あの牌選択が…。』や『あの放銃が…。』と言うのは当然あるだろうが、そうした経過も踏んだ状況の中で自分のスタイルを崩してでも、タイトルを獲るため勝負に出なければならない1局は出てくる。
勝又にとっては恐らく14回戦オーラスの瀬戸熊に3,900を打った局だったかもしれない。前田にとってはこの南2局だろうと私は思う。

ポイントや順位の推移を見ると、前田が15回戦16回戦と2連続ラスを引いたのが痛いだろう。一方、新鳳凰位の勝又は2日目3日目の各3回戦目にラスを引いているが、次の半荘でラスのマイナスポイントを補って余り有るトップを獲ってラスを引いたダメージを無くした格好になっているのが特徴であろう。
古川はトップ5回と勝又に続いて多いが、ラスも多くラスの時のマイナスが大きかった事が敗因だろう。

瀬戸熊に関しては、配牌もツモも思い通りにならない4日間だった印象だし、兎に角研究され尽くした結果、瀬戸熊の親番は古川を筆頭に全員で躱しに来られた結果、KKTどころか親番での連荘すらままならない状況であった。確かに瀬戸熊の必勝パターンは面前重視で遅い展開にして本手を決め加点し、点棒を持って居る状況にして一切手を緩めず攻め続ける事で、他3人が向かって来られない状況を作り上げてしまうことだと私は思う。
しかし、近代麻雀プレミアリーグで同卓したコバゴーこと小林剛プロ(麻将連合)の現代流やデジタル(本人はスーパーデジタル)と言われる、安手になろうが仕掛けを多用し、最速の聴牌を取る麻雀に手も足も出ず敗退したようにスピード麻雀には対応出来ていない印象だった。

勿論、プロである以上、結果は重要だがTV対局が多くなった今の時代で、視聴者に「凄い!」「流石プロだ!」と思わせる手役進行や打牌選択は求められると私は思う。例えばメンタンピン一盃口ドラドラのハネ満が見える手を鳴いてタンヤオドラ2の3,900点で和了する様な麻雀を多用されても私は感動しないし、面白いとも思わない。やはり、プロならではの技術の介入余地がある麻雀や高い手牌読みや山読みの精度を見たいと思う。

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第32期鳳凰位決定戦三日目 9回戦~12回戦

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第32期鳳凰位決定戦三日目!
第32期鳳凰戦
前田直哉vs瀬戸熊直樹vs勝又健志vs古川孝次
一日目放送 1/30(土) 14:00開演 済
二日目放送 2/ 6(土) 14:00開演 済
三日目放送 2/13(土) 14:00開演 済
最終日放送 2/20(土) 14:00開演

選手名 対局日 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計ポイント
勝又 初日 ▲2.1 ❷ +21.0 ① +16.2 ① +11.3 ② +111.1
二日目 +33.7 ① ▲4.7 ❸ ▲17.0 ❹ +19.0 ①
三日目 +12.5 ② +12.2 ② ▲22.0 ❹ +31.0 ①
最終日
前田 初日 ▲5.4 ❸ +7.3 ② +5.7 ② ▲10.4 ❸ +69.4
二日目 ▲21.3 ❹ +12.9 ① ▲8.9 ❸ +8.3 ②
三日目 +30.4 ① +38.3 ① ▲12.3 ❸ +24.8 ②
最終日
古川 初日 +20.7 ① +1.9 ③ ▲7.8 ❸ ▲30.5 ❹ ▲64.6
二日目 ▲2.6 ❷ +7.2 ② +21.1 ① ▲29.5 ❹
三日目 ▲37.2 ❹ ▲19.4 ❸ +44.2 ① ▲32.7 ❹
最終日
瀬戸熊 初日 ▲13.2 ❹ ▲30.2 ❹ ▲14.1 ❹ +29.6 ① ▲116.9
二日目 ▲9.8 ❸ ▲15.4 ❹ +4.8 ② +2.2 ③
三日目 ▲5.7 ❸ ▲31.1 ❹ ▲9.9 ❷ ▲24.1 ❸
最終日



日本プロ麻雀連盟の最高峰のタイトル戦でもある第32期鳳凰位決定戦が2月13日(土)に第3日目(9回戦~12回戦目)がニコニコ生放送の連盟チャンネルで放映された。

結果的には初日・二日目のトップに立っているポイントを更に33.7pを加点しトータルポイントを稼いだ格好となったが、トータル二着に付けている現鳳凰位の前田が2連勝+大きな浮きの2着などでこの日81.2pを稼ぎだしトータルトップの勝又とのポイントを約50p縮める猛追を見せた。


3着・4着は変わらず古川・瀬戸熊の順。
古川は11回戦目で一人浮きのトップを取るが2ラスを喰らうなど、サーフィン打法が功を奏しない浮き沈みの激しい半荘で調子に乗れない。

瀬戸熊はこの日は僅か1半荘すら浮きに廻ることすら出来ない展開。配牌が良くても自摸が効かず他家に先行されたり、他家の先行に追いつくも勝負牌で放銃に廻るなど全く勝負にならない展開。


三日目(12回戦)を終了し、上位2人と下位2人に別れたポイント状況となり、若干ではあるが追いかける前田の方が有利な最終日になりそうだと思うが、マークが外れた瀬戸熊が絶対王者としての意地を見せることが出来るかどうか?古川の本手の仕掛けに上位2人は勝負しない展開となるだろうが、どこかで勝負を掛けないといけない場面で踏み込むことが出来るかどうか?

追う前田は勝又をラスにして、自身がトップになれば逆転する状況ではあるので、勝又は前田の手牌進行を見ながら前田より着順上位を見据えながらの麻雀にはありそうではある。

ポイントは離れたとは言え、最終日ならではの見所満載の闘牌が見られることだろう。
願わくば、最終日の残り2回戦(15・16回戦)の解説席に座る森山会長が対局者をリスペクトする解説をしてくれることを祈るだけである。

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第32期鳳凰位決定戦二日目

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第32期鳳凰位決定戦二日目!
第32期鳳凰戦
前田直哉vs瀬戸熊直樹vs勝又健志vs古川孝次
一日目放送 1/30(土) 14:00開演 済
二日目放送 2/ 6(土) 14:00開演 済
三日目放送 2/13(土) 14:00開演
最終日放送 2/20(土) 14:00開演

選手名 対局日 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計ポイント
勝又 初日 ▲2.1 ❷ +21.0 ① +16.2 ① +11.3 ② +77.4
二日目 +33.7 ① ▲4.7 ❸ ▲17.0 ❹ +19.0 ①
三日目
最終日
前田 初日 ▲5.4 ❸ +7.3 ② +5.7 ② ▲10.4 ❸ ▲11.8
二日目 ▲21.3 ❹ +12.9 ① ▲8.9 ❸ +8.3 ②
三日目
最終日
古川 初日 +20.7 ① +1.9 ③ ▲7.8 ❸ ▲30.5 ❹ ▲19.5
二日目 ▲2.6 ❷ +7.2 ② +21.1 ① ▲29.5 ❹
三日目
最終日
瀬戸熊 初日 ▲13.2 ❹ ▲30.2 ❹ ▲14.1 ❹ +29.6 ① ▲46.1
二日目 ▲9.8 ❸ ▲15.4 ❹ +4.8 ② +2.2 ③
三日目
最終日



日本プロ麻雀連盟の最高峰のタイトル戦でもある第32期鳳凰位決定戦が2月6日(土)に第2日目がニコニコ生放送の連盟チャンネルで放映された。

結果的には初日トップに立った勝又が二日目の初戦(トータル5回戦目)に一人浮きのトップを獲り盤石な体勢を築いた格好で終始有利に進めた格好となり、7回戦目に初のラスを引くが8回戦目にトップを取り返して、勝又のみが2日目をプラスとして初日のリードを加算。

他三者は終始波に乗れない感じで、マイナスが増える格好。

特に瀬戸熊は終始、配牌と自摸が噛み合わない格好で、チャンス手も流局か脇に他家が放銃する格好になり、自身の点棒が増えない状況が続く。
そして状態が悪い象徴とも言えるのが、聴牌打牌や一向聴からの先切りが悉く放銃になる結果となってしまっている。
その状態の悪さを自覚しているのだろうが、8回戦の親番でピンフドラ2の1-4-7萬の三面張聴牌でリーチして高目の4-7萬を自摸ればハネ満が見える手を敢えて1萬の出和了を拾いに行き、前田から1萬を出和了したが、親番で勝又に2,000-4,000を自摸られる最悪の展開となった事が象徴的だった。
何事もそうだが、あのダマ聴牌をいつものようにリーチに行って4-7萬を自摸あがっていたら違った展開を見せたのかもしれない。


残る2日間は三者が勝又を徹底マークしながら自身の浮きを狙う展開になりそうなので、見逃しも出てくるだろう。益々見逃せない鳳凰位決定戦となるだろう。

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【連盟】第32期鳳凰位決定戦 初日

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第32期鳳凰位決定戦開幕!
第32期鳳凰戦
前田直哉vs瀬戸熊直樹vs勝又健志vs古川孝次
一日目放送 1/30(土) 14:00開演
二日目放送 2/ 6(土) 14:00開演
三日目放送 2/13(土) 14:00開演
最終日放送 2/20(土) 14:00開演

選手名 対局日 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計ポイント
勝又 初日 ▲2.1 ❷ +21.0 ① +16.2 ① +11.3 ② +46.4
二日目
三日目
最終日
前田 初日 ▲5.4 ❸ +7.3 ② +5.7 ② ▲10.4 ❸ ▲2.8
二日目
三日目
最終日
古川 初日 +20.7 ① +1.9 ③ ▲7.8 ❸ ▲30.5 ❹ ▲15.7
二日目
三日目
最終日
瀬戸熊 初日 ▲13.2 ❹ ▲30.2 ❹ ▲14.1 ❹ +29.6 ① ▲27.9
二日目
三日目
最終日



日本プロ麻雀連盟の最高峰のタイトル戦でもある第32期鳳凰位決定戦が1月30日(土)に開幕し、ニコニコ生放送の連盟チャンネルで放映された。
第31期鳳凰位のディフェンディングである前田と鳳凰戦A1リーグの上位3名の4名で4日間・全16半荘で争われる長丁場の決定戦である。


初日を終えての結果は、勝又が❷①①②と2トップと終始配牌の良さと自摸の良さを活かして首位に立った。

勝又が私には秀逸と思われる打牌選択のシーンがこれ!
勝又健志プロの秀逸な面子選択
南3局、沈みの三着で5,800上がればトップにまで躍り出ることが出来る親番。
ドラの中が対子の所に更に中を自摸って暗刻になる大物手。絶対に失敗が出来ない中での面子選択である。

一般的な「何切る?」問題なら2萬か9萬が妥当な選択になるだろう。
筒子の4・5の両面搭子を残し、場に1枚切れの嵌6萬か嵌3萬待ちを選択するのが正着とされる場面。

しかし、捨て牌状況では全体的に筒子が高い状況で、明らかに上家と対面は筒子模様に見える。下家は幺九牌の切り出し後に筒子切りになって居るので、下家の瀬戸熊が雀風からしても、鳴くことは無いとの判断もあったのだろうが、勝又が選択したのは、なんと筒子の4・5の両面搭子払いをほぼノータイムで選択したのだ!

結果は3萬・6萬と引き入れて三面張2・5・8萬待ちダマ聴牌。

そこに下家の瀬戸熊から8萬が出て、12,000点の和了。
勝又健志プロの秀逸な面子選択
対局後の感想戦でも述べていたが、筒子が高い場況で僅か1枚でも上家から筒子が余ってくることを期待していない所が凄い。

勿論、上家が筒子に寄せている状況や、それを察知して問い面が筒子を下家(勝又pからみて上家)に降ろさない事を見越しているのだろうが、親満のチャンス手を仕上げる事を考えたら、一般人なら僅か1枚でも3-6筒が出てくる事を期待してしまいそうである。


トータル2着にはディフェンディングの前田が付けた。
4半荘全てサーフィン打法と称される鳴きを多用する古川の上家で牌を多少絞って手牌進行が遅れた感じもあったが、それでもシッカリ手を仕上げていた。


初戦を一人浮きのトップで最高のスタートを切った古川が4回戦目にそれまで3連続ラスを引いた瀬戸熊の爆発に巻き込まれ、チャンス手の勝負牌が悉く捕まって割を食った格好になり4回戦目の大きなマイナスで3着。


瀬戸熊は終始手が入らず、チャンス手が入っても放銃に廻されるか、他家が徹底的にマークされ躱される苦しい展開であった。
このまま初日で消える可能性すらあったが4回戦目で大きく浮いて踏みとどまった格好。


麻雀はそのゲーム性から、運の要素が勝負に相当大きな要素を占めるゲームであるが、そうした運も呼び寄せるような4名の打牌選択や手作り、相手との駆け引きなど見所満載の鳳凰戦に今年もなりそうな初日であった。

次回の二日目は2/6(土)14:00~ニコニコ生放送の日本プロ麻雀連盟チャンネルで生放送される。

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第1期女流プロ麻雀日本シリーズ 第1節

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第1試合:宮内こずえvs高宮まりvs二階堂亜樹vs大平亜季
実況:古橋崇志 解説:佐々木寿人・二階堂瑠美

第2試合:和久津晶vs魚谷侑未vs宮内こずえvs童瞳
実況:古橋崇志 解説:佐々木寿人・大平亜季

第3試合:魚谷侑未vs二階堂瑠美vs高宮まりvs二階堂亜樹
実況:古橋崇志 解説:佐々木寿人・童瞳

第4試合:大平亜季vs茅森早香vs魚谷侑未vs宮内こずえ
実況:古橋崇志 解説:滝沢和典・高宮まり

第5試合:二階堂瑠美vs佐月麻理子vs茅森早香vs魚谷侑未
実況:古橋崇志 解説:滝沢和典・宮内こずえ

【システム】
■予選全15回戦(各自6回対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフ全4回戦(各自2回対局)ポイントを持ち越し上位4名が決勝進出
■決勝全4回戦
【ルール】
30,000点持ち30,000点返し
順位点5,000-15,000
一発・裏ドラあり
その他WRC世界大会ルールに準ずる
第1期女流プロ麻雀日本シリーズ 宮内こずえ(連盟) 高宮まり(連盟) 二階堂亜樹(連盟) 大平亜季(最高位戦) 和久津晶(連盟) 魚谷侑未(連盟) 童瞳(連盟) 二階堂瑠美(連盟) 茅森早香(最高位戦) 佐月麻理子(協会)
男子プロの日本オープンを開催したことによって、女流プロでも他団体のトッププロと連盟プロとのリーグ戦を見たいというユーザーの声に応えて開催となったが、流石に連盟主体の選出となって「手前味噌」感は否めない。

手前味噌とは言ったが、モンドの男子や女流もその選出は現タイトルホルダーではない人気も兼ね備えている面々が選出されているのは、それなりにメンバーの選出には主催者側の思惑やスポンサーの意向が多少なりとも加味されている結果で致し方無い部分ではあるだろう。

一方で、私自身は最高位戦の茅森早香とその茅森を下して女流最高位を連覇した大平亜季プロが二階堂姉妹や宮内・和久津とリーグ戦形式で対戦するのは観たいと思う。白熱した対戦をして欲しいですね。

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【連盟】第10期女流桜花決定戦

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第10期女流桜花決定戦 日本プロ麻雀連盟 吾妻さおり 宮内こずえ 二階堂亜樹 和泉由希子日本プロ麻雀連盟の女流桜花リーグもAリーグのプレーオフが終了し、決定戦卓への進出者が決まった。
因みに女流桜花のリーグ戦は全6節を行い、6節終了時点での上位8名がプレーオフに進み、リーグ戦のポイントを持ち越して更に4半荘を戦うシステムになっている。
プレーオフではポイント上位者との直接対局になるので4連続トップなど自身はポイントを叩いて上位者を沈めれば8位でプレーオフに進んでも、決定戦卓に残れる可能性はある。事実、昨年の第9期女流桜花でも6節終了時6位でプレーオフに進んだ和久津晶が2位でプレーオフに進んだ和泉由希子との68.5pを捲る88.9pを叩いて2位通過している。勿論、そんなに簡単な事では無いが…。

今年は大捲りは起きなかったが、2位通過の平岡理恵と3位通過の斉藤理絵の上位2名がプレーオフで大きくマイナスし4位通過の二階堂亜樹と5位通過の和泉由希子が逆転通過となった。プレーオフ終了後の順位は
①宮内こずえ②二階堂亜樹③和泉由希子④二階堂瑠美となり、上位4名は連盟の女流四天王と呼ばれる人気実力共に優れたプロである。
第8期と第9期は奇しくも同じ4名での決定戦となって話題となったが、今年は四天王の3名とディフェンディングの吾妻さおりの戦いとなる。
第10期女流桜花決定戦 日本プロ麻雀連盟 吾妻さおり 宮内こずえ 二階堂亜樹 和泉由希子
実況:勝又健志
解説:未定
牌譜解説:未定
ルール:日本プロ麻雀連盟Aルール
システム:1日4回戦、3日間で12回戦を行い優勝を決める。
2015/12/13が初日となり、3週連続の日曜日対局なので、二日目が12月20日・最終日が12月27日の放送となっている。

この4名の対局は、古くから数多くのメディアに露出がありTV対局も多いため打ち筋などは全て知られている宮内・亜樹・和泉に対して殆どTV対局に露出が無い吾妻が若干有利かもしれない。まして、吾妻が女流桜花を連覇しているため、実際に対戦したことも少ない。
連盟のメインリーグである鳳凰戦リーグではA2リーグに所属する亜樹が流石に上位で、次いでB2の吾妻、C1の和泉と宮内と言う並びにはなるが、吾妻は桜花連覇や特昇リーグなどからジャンプアップした経緯があるので、亜樹を除けばほぼ互角なのかもしれないが、やはり情報が少ない吾妻が多少有利だろう。
昨年や一昨年のように和久津と魚谷が互いを意識する(私には魚谷が一方的に意識して居たように感じるが…。)中で無警戒の吾妻が漁夫の利を得るような展開にはならない気がするので、そういった意味ではブレ易い吾妻には厳しい面子になった感じはする。
意外にも宮内は連盟のタイトルを獲得しておらず、和泉もチャレンジカップのみの獲得に止まっており女流桜花は是非獲得したいタイトルの一つであろうと思う。
亜樹は女流桜花の連覇は成し遂げているが、三連覇は逃しているので吾妻の三連覇は是が非でも阻止したいところだろう。因みに女流桜花とプロクイーンの両方を獲得しているのは亜樹のみである。
いずれにせよ、手なりの女王でもある宮内とトリプルクイーンの異名も持つ和泉の攻撃型2名と面前手役派ながら守備が滅法強く放銃が殆ど無い亜樹の3名の共通意識は恐らく『吾妻の三連覇阻止!』で一致しているだろうから、初日と2日目の中盤までは吾妻を徹底マークしてくるだろう。極端に言えば、3人は吾妻以外の2人への放銃はOKでも吾妻へは甘い牌を切らない可能性があるのは当然で、鳴きを入れられるような甘い牌すら下ろさないかもしれない。吾妻の三連覇は相当難しいと予想する。

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第13期プロクイーン決勝 初日結果速報

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第13期プロクイーン決勝第13期プロクイーンの決勝(初日)が本日6半荘行われた。結果から言えば天才茅森プロがその実力を発揮しての堂々トータル首位。
トータル2位にはトップ1回ながら浮きの2着を3回と(順位点込み)堅実にポイントを積み重ねた童瞳が付けている。
ディフェンディングの和久津はデカトップ1回を取ったが、5回戦目のラスが響いて▲17.0の三着となった。
トータル4位は1・2回戦で和了が1回も無かったものの終盤に盛り返して▲28.6に留めた大里。
そしてトータルラスは終始手が入らず、入っても放銃に廻ってしまう展開に苦しんだ瑠美。

初日6半荘終了時トータル
①茅森+65.9②童瞳+30.8③和久津▲17.0④大里▲28.6⑤瑠美▲53.1

それぞれの着順は
茅森 ②ⓝ①❹②①
童瞳 ①②②②ⓝ❸
和久津 ❸①❸ⓝ❹ⓝ
大里 ❹❹ⓝ①❸②
瑠美 ⓝ❸❹❸①❹
※白抜きは順位点込みでマイナスⓝは抜け番

非常に見所が多かった初日だった。
また5回戦終了時に再び6回戦~10回戦までの抜け番選択が有り、
6回戦目(初日最終戦)・和久津
7回戦目(最終日初戦)・茅森
8回戦目・瑠美
9回戦目・童瞳
10回戦目・大里
となった。
10回戦目終了時点でトータル5位の選手は敗退となり、残る4名でポイント持ち越しで本当の意味での決勝2回戦が行われる。
こうした所謂途中敗退(足切り)があるシステムでは足切りが行われる「最終戦を抜け番にしたくない。」と言うのが一般的なのだろうが、管理人的には足切り争いを行っている時点でタイトルが獲れるとは思えないし、そもそも最終戦同卓者の3人はタイトルを獲るべく闘牌している訳で、足切り者の事など殆ど考えていないだろう。
逆に言えば、ポイントを叩かなければならないので多少無理してでも攻めてくる分、放銃の可能性が高まるので、ポイント上位者が攻めやすい半荘になることが多いので、餌食にされやすい状況ではある。
更に言えば、ターゲットのポイントが分かっているからと言ってそのポイントに合わせるように配牌や手牌が来るとは限らないのだ。
よって、足切りになる最終半荘を抜け番にした方が、決勝前に休憩も取れるので案外お薦めなのだと思っている。

さて、最終6回戦目の茅森の親番で倍満を自摸ったことだろう。
配牌は下図の通り(ドラ白
三万七万三筒六筒六筒五索八索八索八索八索九索白白中
第一打はオーソドックスに中そして2巡目に七索を持ってきて索子で2面子完成。
ここで選択となり、おそらくは1手進んだ後の有効牌を考慮したのだと思うが五索切りとした。
七索自摸で混一色を見る打ち手も居るだろうが、五索四索がくっつき、例え345や456の面子が完成しても、混一色にはもう1面子足りない。しかも788889の面子は七索九索を先に自摸らないと動きづらい構成なので、実際には混一色に向かうのは苦しいだろう。
そこで裏目になった時に一番ダメージが少ない五索の選択は自然だと思う。
四索自摸は痛いが、三万七万三筒切りと同じリスクだ。
六索自摸は九索の空切りで対応出来るし、例え
五索六索七索八索八索八索八索九索の格好になっても、四索か、残り3枚の七索か、残り2枚の九索を自摸る必要があるので、有効牌で考えると圧倒的に三万七万三筒の方が有効牌は多いからだ。
そして4巡目に三万を重ねて三筒切りは下家の大里が二筒を切って居るので、七万の重なりよりも三筒周りのくっつき枚数が減ったことによる選択だと思う。しかし、次巡(5巡目)に続けて三万で自摸り三暗刻の聴牌し、少し考えてリーチ。
第13期プロクイーン 茅森親倍満自摸
見事リーチ自摸三暗刻白ドラ3の倍満自摸!8,000ALLとなった。
と、尤もらしく書いたが、もし、自分が同じ手牌と自摸をしてもそこまで思考を巡らせて打牌したか?と言えば全く無理だろう。恐らくは指運任せで選択したに違いない。そこで万が一三万を捨てていれば河に3枚並べて、無理矢理の混一色に向かって聴牌すらしていない事になる。
私が書いたような思考を巡らせたかどうかは分からないが、例え指運任せで選んだとしても三万を選択しないのは天才と言われる由縁かもしれない。

前半6半荘が終了し、茅森が一歩抜け出した格好となってはいるが、昨年の同様リードする茅森を最終12回戦目に親のハネ満3発を和了して戴冠した、超攻撃型アマゾネスこと和久津が居るだけに、まだまだ見逃す事は出来ないだろう。
更に最終日の解説にプロクイーンを獲った事のある石井あやプロも登場するので楽しみである。

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